Archive for the ‘刑事事件’ Category
名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 無罪の弁護士
名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 無罪の弁護士
名古屋市中村区在住30代男性警察官Aさんは、愛知県警中村警察署により強制わいせつの容疑で逮捕されました。
同署によると、同区の市道を歩いて帰宅していた10代女子高校生の後方から近づき、体を触るなどした疑いが持たれています。
Aさんは、容疑を認めているようです。
今回の事件は、平成27年5月2日の埼玉新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強制わいせつ罪の法定刑~
強制わいせつ罪とは、被害者に対して暴行・脅迫を用いて、被害者の意思に反したわいせつな行為をすることです。
強制わいせつ罪の法定刑は、6月以上10年以下の懲役です(刑法第176条)。
なお、強制わいせつ罪における暴行は、必ずしも力の大小や強弱を問わないとされています。
したがって、被害者を押さえつけるなどせず、被害者の隙を付いて行うようなわいせつ行為も強制わいせつになり得ると言えます。
~判例の紹介~
【事実の概要】
被告人は被告人方において、A(当時16歳)に対し「怒ると本当に怖いからな。」などと言って同女に馬乗りになった。
その後、同女の着衣をはぎ取って全裸にし,同女の左頬を1回平手で殴打するなどの暴行脅迫を加えてその反抗を抑圧した。
その状態で手指で同女の乳房や陰部を弄ぶなどして,わいせつな行為をしたものである。
【判決】
無罪
【無罪の理由】
Aと被告人の各供述の信用性の検討結果から、Aの供述をその信用性に疑いがないものとして採用することはできない。
他に本件公訴事実を証明する証拠もない。
強制わいせつ事件でお困りの方は、冤罪事件も対応できる愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門の弁護士による説得的な反論を通じて、無罪獲得を目指しましょう。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕・勾留されているときには、初回接見サービスにより警察署に即日弁護士を派遣することも可能です(初回接見費用:3万3100円)。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の逮捕監禁致傷事件で逮捕 勾留阻止の弁護士
名古屋市の逮捕監禁致傷事件で逮捕 勾留阻止の弁護士
名古屋市中川区在住40代作業員Aさんは、愛知県警中川警察署により逮捕監禁致傷などの容疑で逮捕されました。
同署によると、女性を自宅に連れ込んで、約3日間にわたって女性を緊縛し、逃げられないように不法に監禁し、数回女性暴行したそうです。
今回の事件は、平成27年4月28日の西日本新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~逮捕監禁致傷罪とは~
逮捕・監禁致死傷罪とは、逮捕・監禁罪を犯して人を死傷させた場合に成立する罪です。
逮捕・監禁致死傷罪の法定刑は、傷害の罪と比較して重い刑に処せられます(刑法221条)。
なお、本罪が成立するためには、逮捕・監禁行為そのもの、あるいはその手段である行為から傷害の結果が生じていなければなりません。
逮捕・監禁とは全く別の動機で被害者を負傷させた場合は、別個に傷害罪が成立します。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成17年7月14日、甲府地方裁判所で開かれた逮捕監禁致傷被告です。
【事実の概要】
被告人は、Aが、被告人が組長をしていた暴力団を脱退しようと身を隠すなどしたことに腹を立て、Aに対し制裁を加えるため同人を逮捕監禁しようと企てた。
仲間と共謀の上、Aに対し、両手首、両足首を緊縛し、背中付近を木刀で殴打するなどした。
その上、Aを車のトランクに入れ、家屋に連行し、Aがその場から脱出することを不能ならしめた。
なお、上記一連の暴行により、Aに全治約10日間を要する両手関節部、両下腿挫傷及び腰部挫傷の傷害を負わせたものである。
【判決】
懲役3年
【量刑の理由】
・被害者が警察に救出され、それ以上の大事には至らなかったこと
・被告人の養女が情状証人として出廷し、今後は被告人の更生を支えるとともに被告人を監督する旨約束していること
・被害者に対する謝罪の弁を述べるとともに、今後は暴力団とは縁を切り正業に就く旨述べていること
逮捕監禁致傷事件でお困りの方は、即、初回接見の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
勾留を阻止する弁護活動も刑事事件専門の弁護士が迅速に対応致します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合は、すぐに初回接見サービス(3万5000円)を利用して弁護士に対応してもらいましょう。

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名古屋市の痴漢事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋市の痴漢事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋市中区在住50代警察官Aさんは、愛知県警中警察署により愛知県迷惑防止条例違反で逮捕されました。
同署によると、走行中の地下鉄内で飲食店従業員の女性の背後から尻を触った疑いが持たれています。
Aさんは飲み会からの帰宅途中で、車内でふらふらするなど不審な状態だったそうです。
今回の事件は、平成27年4月26日の時事通信の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~痴漢の法定刑とは~
痴漢は、行為態様により、強制わいせつ罪又は迷惑防止条例違反として処罰されます。
迷惑防止条例違反にあたる場合の法定刑は、6月以下の懲役または50万円以下の罰金です
(愛知県公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)。
一方、強制わいせつ罪にあたる場合の法定刑は、6月以上10年以下の懲役です(刑法第176条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成14年5月28日、川崎簡易裁判所で開かれた迷惑防止条例違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、走行中の電車内において、乗客D(当時23歳)に対し、その臀部左側をスカートの上から右手でなで、スカートのスリットから右手を入れてその大腿部をなでた。
【判決】
罰金5万円
【結論】
被告人の供述は信用できず,無罪を主張する被告人及び弁護人の主張は,採用できないといわざるを得ない。
痴漢事件でお困りの方は、示談を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
弊所にお任せいただいた場合、刑事事件専門の弁護士が迅速に示談交渉を開始し、早期事件解決につなげていきます。
なお、痴漢事件で愛知県警中警察署に勾留されている場合、初回接見費用は3万5500円です。

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交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
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名古屋市の殺人予備事件で逮捕 無料法律相談の弁護士
名古屋市の殺人予備事件で逮捕 無料法律相談の弁護士
名古屋市中区在住20代男性無職Aさんは、愛知県警中警察署により殺人予備の容疑で現行犯逮捕されました。
同署によると、Aさんはライブハウスにガソリンを持ち込み、点火するためのマッチを手に持つなどし、殺人と放火の準備をしたそうです。
今回の事件は、平成23年12月16日の日本経済新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~殺人予備罪とは~
殺人予備罪は、殺人を犯す目的で、その予備をした場合に成立します(刑法201条)。
殺人予備罪の法定刑は、2年以下の懲役です。ただし、情状により免除される場合があります。
予備という言葉は、一般的にあまり聞きなれない言葉だと思います。
予備とは、犯行の準備をすることを言います。
殺人罪など一定の重大犯罪については、その危険性に鑑みて、犯行の準備段階から犯罪行為と規定し取締りを図っているのです。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成21年5月26日の札幌高等裁判所で開かれた殺人予備、殺人、有印私文書偽造、同行使、詐欺の控訴審判決です。
【事実の概要】
被告人が勤務する小学校の教職員出張旅費の払戻名下に預金払戻請求書を偽造・行使して信用金庫から現金をだまし取り、その発覚を免れようとして同校の校長を殺害する目的で予備行為に及んだ。
そして、その殺害計画を実行するのに妨げとなる同校の職員1名を殺害した事案である。
【判決】
棄却
【控訴の理由】
弁護人側は、殺人予備に関する法令適用の誤りと量刑不当の主張
殺人予備事件でお困りの方は、刑事事件、少年事件専門の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中警察署に初回接見に行く場合、初回接見費用は3万5500円です。

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名古屋の強盗強姦事件で逮捕 法律相談の弁護士
名古屋の強盗強姦事件で逮捕 法律相談の弁護士
名古屋市中区在住30代男性無職Aさんは、愛知県警中警察署により強盗強姦の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、市内の20代会社員女性が住むアパート2階の一室にベランダの窓ガラスを割って侵入しました。
そして、帰宅した女性を女性の着衣で縛って乱暴した上、財布から現金1万円を奪ったようです。
今回の事件は、平成27年2月21日の産経ニュースの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強盗強姦罪とは~
強盗強姦罪とは、強盗が女子を強姦した場合に成立します(刑法241条)。
強盗強姦罪の法定刑は、無期又は7年以上の懲役です。
ちなみに、ここでいう「強盗」とは、強盗犯のことですが、実際に物を奪取した人に限りません。
強盗行為を開始した全ての犯人を指しています。
したがって、物を奪うことに失敗した場合でも、強姦をしていれば強盗強姦罪が成立することになります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成17年9月22日、神戸地方裁判所で開かれた強盗強姦、建造物侵入、窃盗被告事件です。
【事実の概要(強盗強姦事実のみ抜粋)】
被告人は、Aと共謀の上、出会い系サイトで知り合ったBを呼び出し、同女を強いて姦淫した上、同女から現金を強取しようと企てた。
午前4時ころ、路上に駐車中の車内において助手席に座っていたB(当時16歳)に対し、Aが同女の背後からその顔面を両手で押さえるなどして、同女を後部座席に引きずり込んだ。
そして、こもごも「早よ,脱げ。」「やられるのと,しばかれるのとどっちがええんや。」「こいつしばいてまおか。」「殺すぞ。」などと語気鋭く申し向けるなどの暴行・脅迫を加えた。
以上をもって、Bの反抗を抑圧した上、上記Aにおいて、強いて同女を姦淫した。
その際、被告人は、同女から取り上げたバッグ内の財布から現金約9000円を抜き取って強取した。
【判決】
懲役6年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・共犯者が主導的な役割を果たしたことも否定できず、被告人自身には強姦そのものを自ら実行する意図はなかったこと
・共犯者が各被害者に示談金として60万円を支払っており、一定限度では被害回復がされていること
・被告人は若年で、罰金前科以外に前科を有しておらず、被告人なりに反省の情を示していること
強盗強姦事件でお困りの方は、無料法律相談の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件・少年事件に関することであれば、24時間365日いつでも法律相談を受け付けています。
なお、愛知県警中警察署に逮捕・勾留されている場合には、初回接見サービスもおすすめです(初回接見費用:3万5500円)。

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名古屋市の詐欺事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士
名古屋市の詐欺事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士
名古屋市中川区在住50代男性無職Aさんは、愛知県警中川警察署により詐欺の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、同区の交番を訪れて「財布を落とした」などとうそを言い、警察官から現金をだまし取ろうとしたそうです。
Aさんは「名古屋市内のほかの交番でもやった」と供述しているようです。
今回の事件は、平成27年4月28日のNHKニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~少年・少女が関与する詐欺事件の増加~
近年は、振り込め詐欺などの組織的詐欺に未成年の少年・少女が関与する事件が相次いでいます。
警察庁発表のデータによると、2013年に詐欺関与容疑で摘発された少年の人数は、262人で過去最多だったということです。
少年事件の場合、懲役刑などの刑罰を受ける可能性は低いです。
しかし、観護措置を受けたり、少年院に送致されたりして、相当期間身柄拘束を受けることはありえます。
早期に弁護士に相談することで、少年の自由が奪われなくて済むよう、最善を尽くしましょう。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成24年10月10日、神戸地方裁判所で開かれた詐欺被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、保健福祉センターの職員に対し、無職で収入がないかのように装い、働くこともできないなどと嘘を言って、収入申告書を提出するなどして生活保護の支給を申請した。
そして、生活保護費として合計416万1941円の金員の交付を受け、もって人を欺いて財物を交付させた。
【判決】
懲役3年6月
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被害のごく一部(16万円余り)が弁償されていること
・前科は多いが同種の前科はないこと
詐欺事件でお困りの方は、刑事事件・少年事件専門の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合には、初回接見サービス(初回接見費用:3万5000円)もおすすめです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の窃盗事件で逮捕 少年事件に強い弁護士
名古屋市の窃盗事件で逮捕 少年事件に強い弁護士
名古屋市中区在住10代少年Aくんは、愛知県警中警察署により窃盗の容疑で書類送検されました。
同署によると、同市内のショッピングセンターで、真珠の店頭販売をしていた女性(50)から現金が入った財布などを盗んだ疑いを持たれています。
今回の事件は、平成27年4月27日、TBSニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~窃盗罪の法定刑~
窃盗罪とは、他人の財物を断りなく持ち出したり使用したりする犯罪をいいます。
窃盗罪の法定刑は、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金です(刑法第235条)。
窃盗罪は未遂も罰せられます(刑法第243条)。
なお、窃盗罪は自分の物を盗み出した場合にも成立します。
なぜなら、窃盗罪は誰の持ち物であるかに関わらず、その物を所持しているなどの事実上の支配状態を侵害した場合に成立すると解されているからです。
盗まれた自転車を自ら取り返すといったケースは、まさに典型例です。
気を付けましょう。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成24年2月10日、松山地方裁判所で開かれた窃盗教唆被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、何らの処分権限もないにもかかわらず、事情を知ったAに対し、D所有のパワーショベル1台(時価約50万円相当。以下「本件ユンボ」。)を売却した。
Aに本件ユンボを搬出するよう申し向け、搬出して窃取することを決意させた。
Aは、情を知らない中古車販売業者従業員Bらに本件ユンボを搬出させるという方法により、本件ユンボを窃取させ、もって窃盗を教唆した。
【判決】
懲役1年8月
(求刑 懲役2年)
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被害品が被害者の下に回復されていること
少年事件では、事件直後・逮捕直後の取調べ対応が最終的な刑事処分に大きく影響します。
「少年院に入らない」「前科をつけない」ためには、弁護士の早期対応が不可欠です。
あとから後悔する前に、まずは少年事件専門の弁護士に相談してみませんか?
窃盗事件でお困りの方は、少年事件に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
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交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈に強い弁護士
名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈に強い弁護士
名古屋市中村区在住20代男性バスケットボール選手Aさんは、愛知県警中村警察署により大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、乾燥大麻およそ18gをアメリカから国際郵便で、名古屋市にあるチームの事務所宛てに密輸した疑いが持たれています。
Aさんは、容疑を認めているということです。(フィクションです)
~大麻取締法違反とは~
大麻の栽培、輸入、輸出をした場合は、7年以下の懲役です。
営利目的の場合の大麻の栽培、輸入、輸出は、10年以下の懲役または懲役と300万円以下の罰金の併科です。
大麻の栽培、輸出、輸入は予備と未遂も罰せられます(大麻取締法第24条、24条の4)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成17年1月27日、神戸地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法、大麻取締法違反被告事件です。
【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、みだりに、A堂B支店前路上に停車中のタクシー内において、覚せい剤粉末合計約5.21グラム及び大麻草約0.287グラムを所持した。
【判決】
懲役4年
【量刑の理由】
・これだけの量の覚せい剤や大麻草、注射器を所持してタクシーに乗車した犯行態様は悪質
・被告人は、これまで覚せい剤取締法違反を含む前科4犯を有しながら、またもや本件各犯行に及んだ
大麻取締法違反事件でお困りの方は、保釈に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
保釈制度を利用すれば、起訴された後でも留置場や拘置所から出られる可能性があります。
まずは、刑事事件専門の弁護士に相談することからスタートしましょう。
なお、愛知県警中村警察署に勾留されている場合、初回接見サービス(3万3100円)もおすすめです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の強盗予備事件で逮捕 前科回避の弁護士
名古屋市の強盗予備事件で逮捕 前科回避の弁護士
名古屋市中川区在住50代無職Aさんは、愛知県警中川警察署により強盗予備の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、同市内のパチンコ店の店内で、正当な理由なく刃渡り約9・7cmの果物ナイフを所持していたようです。
Aさんは「強盗目的だった」などの供述を続けています。
今回の事件は、フィクションです。
~強盗予備罪とは~
強盗予備罪とは、強盗をする目的で、凶器の入手や情報収集などの準備をした場合に成立する罪です(刑法237条)。
強盗予備罪の法定刑は、2年以下の懲役です。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成16年6月23日、神戸地方裁判所で開かれた道路交通法違反、強盗予備被告事件です。
【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、A及びBと共謀の上、C方前路上において、自動装てん式けん銃1丁及びガムテープ等を携帯して、金員強取の機会をうかがい、もって、強盗の予備をした。
その際、被告人もC方に押し入って金員を強取する目的を有していた。
もっとも、被告人においては、A及びBが上記自動装てん式けん銃1丁及びけん銃実包5発携帯していることを認識していなかったものである。
【判決】
懲役2年
執行猶予4年
(求刑 懲役2年)
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・強盗の実行に至る前に警察官に発覚し、幸いにも予備の段階に止まっていること
・強盗の計画にはずさんな点も多々あったこと
・被告人は、共犯者間においては従属的な立場
強盗予備罪でお困りの方は、前科回避を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
まずは、無料法律相談から始めましょう。
刑事事件専門の弁護士が事件の見通しや基本的な弁護方針などについて、親切丁寧にご説明します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合には、初回接見サービス(初回接見費用:3万5000円)もおすすめです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
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刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 身柄解放の弁護士
名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 身柄解放の弁護士
名古屋市中川区在住60代男性タクシー運転手Aさんは、愛知県警中川警察署により覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、自宅やその周辺で、微量の覚せい剤を所持していた疑いです。
同署は、Aさんが暴力団関係者から覚せい剤を入手したとみて調べているそうです。
今回の事件は、平成27年4月9日、北海道新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~覚せい剤取締法違反の法定刑~
覚せい剤の単純所持の法定刑は、10年以下の懲役です(覚せい剤取締法第41条の2第1項)。
営利目的で同罪を犯した場合、1年以上の有期懲役または1年以上の有期懲役及び500万円以下の罰金になります(覚せい剤取締法第41条の2第2項)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成20年1月10日、神戸地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、法定の除外事由がないのに、覚せい剤であるフエニルメチルアミノプロパン又はその塩類若干量を自己の身体に摂取し、もって、覚せい剤を使用したものである。
【判決】
懲役2年
(求刑 懲役3年)
【量刑の理由】
・相当期間にわたって覚せい剤の使用を続けていること
・平成8年12月に覚せい剤取締法違反(覚せい剤の自己使用)の罪等で
執行猶予付きの懲役刑に処せられていること
・服役したのにまたもや本件犯行に及んだものであること
覚せい剤取締法違反事件でお困りの方は、身柄解放活動を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
早期身柄解放を実現するには、早期に弁護活動を開始することが重要になります。
お困りの方は、逮捕前でも構いませんので、ぜひ出来るだけ早くご相談にお越しください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合、警察署に弁護士を派遣することも可能です(初回接見サービス、費用:3万5000円)。

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