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名古屋市の準強姦事件で逮捕 評判のいい弁護士
名古屋市の準強姦事件で逮捕 評判のいい弁護士
名古屋市中区在住20代男性教諭Aさんは、愛知県警中警察署により準強姦の容疑で逮捕されました。
同署によると、同区路上で酔って抵抗できない状態だった高校3年の女子生徒(18)に暴行したとしています。
Aさんは、「合意の上だった」と否認しているようです。
今回の事件は、平成26年10月14日の産経ニュースの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~準強姦罪とは~
準強姦罪とは、心神喪失又は抗拒不能となった女性を姦淫した場合に成立します(刑法178条)。
具体的には、酩酊状態や抵抗できない状態となった女性を姦淫した場合に成立します。
お酒を飲ませて酩酊させた場合に限らず、すでに酩酊状態となっている女性を姦淫した場合も本罪が成立します。
準強姦罪の法定刑は、3年以上の有期懲役です(刑法第178条)。
~心神喪失・抗拒不能~
上記の準強姦罪に関する説明の中で、心身喪失や抗拒不能といった言葉が出てきました。
こうした言葉は、準強姦罪を理解する上で非常に重要なキーワードです。
ただ、その意味については、理解が非常に難しいところがあります。
そこで、過去に裁判所が下した判断を挙げますので、理解の参考にして頂ければと思います。
■東京高判昭和51年12月13日
4、5歳の知能程度しかない重度の白痴の女子を姦淫することは、心身喪失に乗じたものである。
■東京高判昭和51年8月16日
鈴振りなどの施術をして自由に身動きのできない催眠状態にしたことは、抗拒不能にした場合にあたる。
■名古屋地判昭和55年7月28日
偽婦人科医が治療行為として性交が必要である旨を申し向け、やむを得ないと誤信した被害者の承諾を得て姦淫したことは、抗拒不能にして姦淫した場合にあたる。
準強姦事件でお困りの方は、刑事事件を専門とする経験豊富な弁護士のいる弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せ下さい。
弊所には、性犯罪に強く評判のいい弁護士が多数在籍しています。
なお、大切な人が愛知県警中警察署などに逮捕されたという場合は、弁護士を警察署に派遣することも検討した方がよいでしょう(初回接見:3万5500円)。
名古屋の刑事事件で逮捕 ストーカーで秘密の弁護士
名古屋の刑事事件で逮捕 ストーカーで秘密の弁護士
Aさんは、以前付き合っていた女性に対するストーカー行為を理由に愛知県警中村警察署で取調べを受けました。
同署によると、Aさんは昨年末から半年以上にわたって、被害女性に対する嫌がらせメールや電話を続けていたそうです。
(フィクションです)
~解雇・退学を阻止したい~
刑事事件が発生した場合、会社から解雇されたり、学校から退学処分を受けたりする場合があります。
また事件が報道されれば、社会から厳しい非難を浴びることもあるかもしれません。
こうした社会的制裁は、逮捕・勾留などの刑事処分以上に深刻な不利益をもたらすこともあります。
今回は、上記のような社会的制裁を回避するにはどうしたら良いか、その方法をご紹介したいと思います。
そもそも、会社や学校から解雇処分や退学処分を受けるのはどうしてでしょうか?
それは、事件のことを会社や学校に知られ、何らかの懲戒処分が必要だと判断されるからです。
とすると、まず考えうる社会的制裁の回避策は、「事件のことを学校や会社に秘密にすること」であると言えます。
事件のことを知られなければ、解雇されたり、退学させられる心配は全くないのです。
事件のことを秘密にするには、とにかく事件を早く穏やかに解決することが重要です。
警察が介入する前の段階であれば、被害者との交渉によって事件を終了させましょう。
それによって、事件化を阻止し、警察の捜査を免れることができます。
ストーカー事件などで逮捕・勾留されているとすれば、早期釈放を実現し、一日でも早く会社や学校に復帰することを目指します。
何日も会社や学校を休んでしまうと、会社や学校が事件を知るリスクが俄然高まってしまうからです。
またマスメディアによる報道も事件が周囲の人に知られる大きなきっかけとなります。
出来るだけ早く対応し、警察に事件を公表させない・マスコミに事件を報道させないよう策を講じることも大切です。
なお、事件のことが会社や学校に知られてしまっても打つ手がないわけではありません。
弁護士が会社や学校と交渉して、懲戒処分を回避できたり、処分の内容を軽くできた例はたくさんあります。
もちろん弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所でも、刑事事件専門の弁護士が責任を持って交渉にあたっています。
ストーカー事件を秘密にしたいという方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕されているという場合には、弁護士が即日対応する初回接見サービスもおすすめです(初回接見費用:3万3100円)。
名古屋市の痴漢事件で逮捕 不起訴の弁護士
名古屋市の痴漢事件で逮捕 不起訴の弁護士
名古屋市中村区在住20代男性教諭Aさんは、愛知県警中村警察署により愛知県迷惑防止条例違反の容疑で現行犯逮捕されました。
同署によると、JR名古屋駅に停車中の車内で、20代の女性公務員の尻を触った疑いがもたれています。
Aさんは、出勤途中だったそうです。
今回の事件は、平成27年6月10日の時事通信の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~痴漢冤罪を防ぐには~
痴漢行為を行っていないにもかかわらず痴漢事件の容疑をかけられて逮捕又は捜査されてしまった場合は、すぐに弁護士を呼んで下さい。
痴漢冤罪を防ぐためには、逮捕後すぐに弁護士からアドバイスを受けるなどして、嘘の自白をしないよう取調べについて対策をとることが重要です。
また、弁護士協力のもと、独自の捜査によって、目撃者や客観的な証拠を探し出すことで、被害者の供述が信用できないことを主張していく必要もあるかもしれません。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成26年3月28日の京都地方裁判所で開かれた京都府迷惑行為防止条例違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、常習として、みだりに路上において、同所を歩行中の被害者(当時13歳)に対し、後方から自転車に乗って接近し追い越しざまに、その臀部付近を着衣の上から右手で触った。
【判決】
無罪
【無罪の理由】
・事件当日の被告人と犯人の特徴が共通していることが認められるものの、いずれも一般的な特徴にとどまり、被告人が犯人であることと矛盾しないという程度の推認力しかない。
・事件当日の行動に関する被告人の説明内容も、被告人を犯人であると積極的に推認させる事情ではない。
痴漢事件でお困りの方は、不起訴処分に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
冤罪事件でも起訴されてしまえば、無罪になる可能性は、1%もありません。
ですから、早期に弁護活動を開始して不起訴処分を勝ち取ることには、大きな意義があります。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕・勾留されているときには、初回接見サービスにより警察署に即日弁護士を派遣することも可能です(初回接見費用:3万3100円)。
名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋市中川区在住40代男性教諭Aさんは、愛知県警中川警察署により強制わいせつの容疑で逮捕されました。
同署によると、同市の路上を歩いていた会社員の女性(25)に背後から近づき、口をふさいだ上で「大きな声を出さなければ殺しはしない」などと脅し、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
今回の事件は、平成27年6月9日、時事通信の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強制わいせつと身柄釈放~
強制わいせつ罪で逮捕された場合、身柄拘束を解いて釈放されるのは非常に難しいです。
弁護士を通じて、検察官に対して勾留請求せずに釈放するよう働きかけを行うか、裁判官に対して勾留せずに釈放するよう法的手続きをとってもらうことで早期釈放を目指しましょう。
仮に勾留されてしまったとしても、勾留取消しなど釈放を実現する手立てはゼロではありません。
あきらめず、まずは刑事事件専門の弁護士に相談することから始めましょう。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成17年9月16日、神戸地方裁判所で開かれた強制わいせつ被告事件です。
【事実の概要】
被告人及び死亡前の相被告人A(以下,「A」という。)は、かつての部下であり、本件当時も同じC県庁に勤めていたB女(当時28歳)に対し、強いてわいせつな行為をしようと企てた。
両名は、共謀の上、A方において以下の行為をした。
1 同女に対し、両名が、乳房を見せるよう要求し、被告人が、同女に近づき同女の着衣を脱がせようとするとともに、Aが、
「脱がされるのが嫌だったら,自分で脱ぐように。」「時間もないし,さっさと脱げや。」
などと強い口調で言って、もしこれに応じなければ力づくでも着衣を脱がせるような気勢を示して脅迫し、同女をしてやむなく自ら着衣を脱がせて上半身を裸にさせた。
さらに、Aが、いきなり同女の乳房を触り出し、
「やめて下さい。」
などと言って体をねじったり、両名の手を払いのけようとする同女に対し、両名が、同女の手を押しのけ、Aが、
「うるさい。」「じっとしとけ。」
などと強い口調で言い、同女のベルトの腰付近をつかむなどの暴行・脅迫を加えた上、こもごも同女の乳房をもむなどしてもてあそんだ。
2 Aが、同女に対し、ズボンを脱ぐよう要求し、被告人が、同女のベルトのバックルをつかんでこれを外そうとする暴行を加えた。
その上、Aが、
「外せないみたいやから,自分で脱いで。」「上も脱いだんやから,下も脱いでも変わらんやろ。」
などと強い口調で言い、もしこれに応じなければ同女に危害を加えかねない気勢を示して脅迫し、同女をしてやむなく自らズボンを脱がせた。
そして、同女のパンツに手をかけてこれをずり下げて脱がそうとし、さらに、同女の両手首をガウンの腰ひもで後ろ手にくくる暴行を加えて、背後から乳房をもむなどしてもてあそんだ。
3 着衣の上こたつに入って横になっていた同女に対し、被告人が、手で同女の肩を抑え付けて強いて接ぷんした。
さらに、同女の手をつかんで着衣の上から陰茎に触れさせたり、同女のパンツの中に手を差し入れるなどした。
次いで、被告人及びAが、こもごも抵抗する同女の着衣の下に手を差し入れて乳房をもむなどしてもてあそんだ。
【判決】
懲役1年
【量刑の理由】
本件犯行態様の悪質さや、被告人が、犯行後、自己の罪責を逃れることに汲々としており、被害者に対する謝罪などは一切なされていない。
こうした事情に照らせば、本件は執行猶予を付すのが相当な事案とは認められず、主文の実刑は免れない。
強制わいせつ事件でお困りの方は、示談交渉を得意とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
早期の示談交渉開始により、釈放の可能性や懲役刑の実刑判決回避の可能性は、ぐっと高まります。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されたという場合には、警察署に弁護士を派遣する初回接見サービスもおすすめです(初回接見費用:3万5000円)。
名古屋の痴漢事件で逮捕 名誉毀損に強い弁護士
名古屋の痴漢事件で逮捕 名誉毀損に強い弁護士
ある女性は、「こいつが痴漢です」と会社員男性Aさんの顔写真をツイッターで公開しました。
愛知県警中村警察署で取調べを受けたAさんは、痴漢の容疑を認めています。
同署は、愛知県迷惑防止条例違反の容疑で近くAさんを書類送検する予定です。
(フィクションです)
今回は、平成27年6月8日のYahoo!ニュースを参考に事案を作成しました。
~痴漢事件と名誉毀損事件~
2015年6月8日のYahoo!ニュースで痴漢被害にあったという女性が、ある男性の顔を無断で撮影しツイッターに投稿したという記事が配信されました。
実際に投稿された写真を確認することはできませんが、その写真は十分個人を特定できるものだったそうです。
事実の真偽は定かではありませんが、投稿した女性によると、
「電車の座席に横並びで座っている男性に『寝たふりしてお尻の下に手を入れ』られた」
そうです。
女性の行為は、卑劣な痴漢行為に対する「私的制裁」なるものであったようです。
ただし、女性のこの行為には、法律的に大きな問題があると懸念されます。
なぜなら、犯人を罰するという行為を何ら法的な権限を持たない一般の人が何ら法的な手続きによらず行うことは、決して許されないからです。
その理由は、2つあります。
1つは、人に罰を与えるという重大な人権侵害が法的に正当化されないということです。
もう1つは、本来罰せられるべきでない人を誤って罰してしまう可能性があるからです。
上記のケースについて考えてみると、女性の行為は、痴漢をしたとされる男性の名誉を著しく害しうる行為です。
刑法上、名誉毀損罪にあたる可能性がある重大な人権侵害行為です。
例外的に名誉毀損罪の成立を否定する規定も、「私的制裁」を許容する趣旨ではありません。
あくまである事実を適示した人物の表現の自由を守るという趣旨にすぎないのです。
ですから、上記のような形で女性が男性に制裁を加えることを正当化できる余地はありません。
また女性が男性に対して下した「制裁」は、それが無実の人に対するものであったことを否定できない点でも問題です。
例えば、仮に男性の客観的行為が事実であっても、その行為が意図的なものではなかった可能性は否定できません。
もし男性に痴漢行為の故意がなかったとすると、男性は痴漢冤罪の汚名を着せられたことになってしまいます。
痴漢事件などで実際に刑事罰が科せられる場合は、その前提として警察や検察が行う緻密な捜査があります。
そして、これらの捜査は、法律で定められた様々な刑事事件手続に沿って行われます。
刑事処罰の前提としてこうした過程が必要なのは、無実の人を誤って罰してしまう事態を回避するためにほかなりません。
女性の行為は、こうしたリスクを無視して行われてしまっている点でも大きな問題があります。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、痴漢事件の弁護活動も行っています。
痴漢行為後の迅速な被害者対応により、不当な名誉毀損行為を阻止するなどして不利益拡大が生じないように尽力します。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕されたという場合には、弁護士が警察署で法律相談を受けることも可能です(初回接見費用:3万3100円)。
名古屋市の児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋市の児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋市中川区在住20代男性会社員Aさんは、愛知県警中川警察署により児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕されました。
同署によると、同市内のホテルで、少女が18歳未満であることを知りながら、携帯電話のカメラで少女を撮影し、児童ポルノを作成した疑いが持たれています。
Aさんと接見した弁護士は、被害者側との示談交渉をするため、愛知県警中川警察署に被害者情報を問い合わせました。
今回の事件は、平成27年5月28日、福島民友新聞の記事をもとに作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~示談の重要性~
実際に18歳未満の未成年者と児童買春・援助交際をしてしまった場合でも、直ちに示談に動くことで、事件化(警察介入)を阻止し出来る可能性が高まります。
事件化を阻止出来れば、煩わしい取調べや刑事裁判を回避することにつながります。
さて事件化阻止に向けて最も重要なのは、被害者との示談交渉です。
「警察が介入するまで」という厳しい時間制限の中で、示談を成立させられるかどうかがポイントになります。
ちなみに、児童買春・援助交際事件においては、通常、被害者側は加害者とは直接会ってくれませんので、弁護士を通じて被害者と示談をすることになります。
仮に事件化を阻止できなくても、示談を締結し被害者の処罰感情が緩やかになれば、不起訴処分により前科がつかなくなる可能性が出てきます。
もっとも、この場合でも検察官が被疑者を起訴するまでに示談を締結させる必要性があります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成26年1月31日に松山地方裁判所で開かれた児童買春・児童ポルノ禁止法違反被告事件です。
【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は 路上においてA女(当時9歳)の上半身の着衣をまくり上げさせてその胸部を露出させその状況をデジタルカメラで撮影した。
そして、その画像を同デジタルカメラに挿入されたSDカードに記録した。
なお、被告人はAが当時13歳未満であることを知りながら、行為に及んでいた。
【判決】
懲役5年6月
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人が当公判廷において、心許ないところはあるものの被告人なりに反省の言葉を述べていること
・被告人がいまだ年若く、本件が初犯であること
・父親が出廷して監督を誓約していること
児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件でお困りの方は、示談を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合、初回接見サービス(3万5000円)もお勧めです。
名古屋市の強姦事件で逮捕 不起訴の弁護士
名古屋市の強姦事件で逮捕 不起訴の弁護士
名古屋市中村区在住20代男性警察官Aさんは、愛知県警中村警察署により強姦の容疑で逮捕されました。
同署によると、自宅の官舎を訪れていた20代女性の腕を引っ張って倒し乱暴した疑いが持たれています。
今回の事件は、平成27年5月16日の産経ニュースの記事をもとに作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強姦罪・強制わいせつについて~
強姦罪・強制わいせつ罪は、性犯罪の中でも法定刑が重く、裁判においては実刑判決の可能性が高い犯罪です。
強姦罪・強制わいせつ罪ともに法定刑に罰金刑が定められていないため、起訴されれば正式裁判となります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成26年3月24日、鹿児島地方裁判所で開かれた準強姦被告事件です。
【事実の概要】
被告人と被害者A(当時18歳)は、被告人が主催する少年ゴルフ教室において厳しい師弟関係にあった。
そのため、Aは被告人に従順であり、かつ被告人を恩師として尊敬し同女に対し卑わいな行為をするはずがないと信用していた。
被告人は、Aのこのような心情に乗じ、ゴルフ指導の一環との口実で同女をホテルに連れ込み姦淫することを企てた。
Bホテルに同女を車で連行した上、同ホテル駐車場において、同女に対し、
「度胸がないからいけないんだ。こういうところに来て度胸をつけないといけない。」
などと言葉巧みに申し向けて同女を同ホテルの一室に連れこんだ。
そして、同所において、同女に対し、
「お前は度胸がない。だからゴルフが伸びないんだ。」「俺とエッチをしたらお前のゴルフは変わる。」
などとゴルフの指導にかこつけて被告人と性交するよう申し向けた。
さらに同女をベッド上で仰向けに倒して覆い被さった上で強引に接吻をするなどした。
被告人は、以上の通り、恩師として信頼していた被告人の言動に強い衝撃を受けて極度に畏怖・困惑し、思考が混乱して抗拒不能の状態に陥っている同女を、その旨認識しながら姦淫した。
【判決】
無罪
【量刑の理由】
被害者が抗拒不能状態であったとしても、被告人がそのことを認識したという証明はできておらず被告人の故意を認めることはできない。
準強姦被告事件でお困りの方は、刑事事件を専門とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
愛知県警中村警察署に逮捕されている場合などでは、初回接見サービスもおすすめです。
初回接見サービスは、弁護士を警察署に派遣する有料サービスです(初回接見費用:3万3100円)。
名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 告訴取消の弁護士
名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 告訴取消の弁護士
名古屋市中川区在住40代男性教諭Aさんは、愛知県警中川警察署により強制わいせつの容疑で逮捕されました。
同署によると、部活動の合宿で就寝中の13才女子中学生の体を触ったようです。
Aさんは、容疑を認めているそうです。
今回の事件は、平成27年5月22日、毎日新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強制わいせつ罪と示談~
強制わいせつ罪は、被害者側の告訴がなければ裁判ができない親告罪です。
そのため、強制わいせつ事件で警察から逮捕又は捜査を受けた場合でも、起訴前に示談や賠償を行うことで告訴を取り消してもらうことが出来れば、不起訴処分により前科はつきません。
ただし、告訴取り消しによる不起訴処分を獲得するためには告訴の取り消しが起訴前になされる必要があります。
ですので、強制わいせつ事件で前科をつけないためには弁護士による1秒でも早い示談活動が重要となります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成22年5月20日、静岡地方裁判所浜松支部で開かれた強制わいせつ致傷、強制わいせつ未遂被告事件です。
【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、甲宿舎敷地内において、同所を歩行中のA(当時15歳)に対し、強いてわいせつな行為をしようと企てた。
「胸触らせて。」などと申し向け、同女の頚部を右腕で絞め付けるなどの暴行を加えた。
その上「しゃぶって 」と申し向けて、強いて自己の性器を口淫させるなどのわいせつな行為をしようとした。
しかし、同女が身体をねじるなどして抵抗したためその目的を遂げず、その際上記暴行により同女に全治約3週間を要する喉頭外傷の傷害を負わせた。
【判決】
懲役5年
(求刑 懲役5年)
【量刑の理由】
・いずれの事件も何ら落ち度のない被害者を性欲のはけ口として一方的に襲うという卑劣なものであり、女性の人格を無視する犯罪として厳しい非難は免れない
・性犯罪の常習性が顕著
・時間をかけた矯正教育が不可欠
強制わいせつ事件でお困りの方は、不起訴を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門の弁護士が早期に被害者と示談交渉を行い、告訴取下げを目指します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合には、初回接見サービス(初回接見費用:3万5000円)もおすすめです。
名古屋市の痴漢事件で逮捕 無罪の弁護士
名古屋市の痴漢事件で逮捕 無罪の弁護士
名古屋市中川区在住20代男性市職員Aさんは、愛知県警中村警察署により迷惑防止条例違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、走行中の電車内で、女性会社員(35)の尻を触った疑いがもたれています。
Aさんは「酒に酔って覚えていない」と話しています。
今回の事件は、平成27年5月18日の静岡新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~痴漢冤罪について~
満員電車などの混雑した場所や明かりの少ない夜道などの暗い場所では、誤認逮捕による痴漢冤罪(無実の罪)が発生しやすくなります。
被害者が、偶然の身体接触を痴漢行為と勘違いすることや、犯人でない人を痴漢犯人と見間違えてしまうことが多くなるからです。
このような場における痴漢事件では、犯行または犯人を特定するための証拠が少なく被害者の供述のみが重要な証拠とされることが多いです。
それと同時に、誤認逮捕された容疑者が早く釈放されたくて嘘の自白をしてしまうことが痴漢冤罪の主な原因となっています。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成24年10月19日、横浜地方裁判所で開かれた神奈川県迷惑行為防止条例違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、A駅から同社B駅に至るまでの間を走行中の電車内において、痴漢行為を行った。
乗客の D(当時14歳)に対し、同人の後方に立ち、衣服の上からその腰部付近に自己の股間を押しつけ、衣服の上から人の身体に触れる行為をした。
【判決】
無罪
【無罪の理由】
・全く身に覚えがないかのように述べる被告人の供述には、少なからず疑問があるが、E及びF両警察官の現認供述をそのまま信用できない。
・他に被告人が公訴事実のような痴漢行為をしたことを認めるに足る証拠もない。
痴漢事件でお困りの方は、刑事事件を豊富に扱っている愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
経験豊富な弁護士が、刑事事件専門弁護士ならではのノウハウを活かし、無罪獲得を実現します。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕・勾留されているときには、初回接見サービスにより警察署に即日弁護士を派遣することも可能です(初回接見費用:3万3100円)。
名古屋市の児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件 保釈の弁護士
名古屋市の児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件 保釈の弁護士
名古屋市中川区在住30代男性園長Aさんは、愛知県警中川警察署により児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、同市内のホテルで、売春クラブがあっせんした、当時15歳だった女子中学生に現金2万円を支払い、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
今回の事件は、平成27年5月1日のFNNの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~児童買春・援助交際の概要~
18歳未満の児童を売春・援助交際をした場合、仮に相手方児童の同意があったとしても、法律や条例による処罰の対象となります。
具体的には、対価を払わずに18歳未満の児童と性交等を行った場合には都道府県が制定する条例(いわゆる淫行条例)違反になります。
一方、対価を支払って性交等を行った場合は、児童買春・児童ポルノ禁止法違反となります。
また、相手方児童が性的行為に同意していなかった又は13歳未満であった場合、刑法の強制わいせつ罪又は強姦罪に問われる可能性が出てきます。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成21年12月4日、名古屋地方裁判所で開かれた児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、路上を走行中の普通乗用自動車内において、Aが18歳に満たない児童であることを知りながら、同児童に対し、現金1万円を対償として供与した。
その後、同児童に自己の陰茎を口淫させるなど性交類似行為をし、児童買春をした。
【判決】
無罪
【無罪の理由】
被告人の本件犯行をうかがわせる事情は少なからず認められる。
しかし、検察官が主張するような性交類似行為等の存在を認定することについては、合理的疑いを差し挟む余地があるといわざるを得ない。
児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件でお困りの方は、保釈を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
保釈を実現し、来たる刑事裁判に向けて万全の準備を整えましょう。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合、初回接見サービス(3万5000円)もお勧めです。