Archive for the ‘刑事事件’ Category

【逮捕】名古屋の窃盗事件 示談交渉に強い弁護士

2016-07-30

【逮捕】名古屋の窃盗事件 示談交渉に強い弁護士

名古屋市北区在住のAは、V宅に侵入し、貴金属、現金など100万円相当を盗んだ。
後日、Vが愛知県警北警察署に被害届を提出したため、Aは逮捕されてしまった。
Aは国選弁護人を選任し、執行猶予が得られるよう弁護活動を行なおうとしたが、新人弁護士であったため、うまく示談を進めることができないでいる。
Vは、家に侵入されたこと、父の形見の腕時計を盗まれたことで、被害感情が極めて強く、被害額100万円以外に、慰謝料200万円を支払わなければ示談には応じないと息巻いている。
過去に窃盗で複数の罰金刑の前科があるAは示談が成立しないと、懲役の実刑が科されてしまうのではないかと焦り、改めて刑事事件に強い弁護士に相談することにした。
(フィクションです。)

示談とは、犯罪被害を弁償するなどして、加害者と被害者の間で、事件を一応解決させるという合意です。
示談が成立しても犯罪を行ったという事実がなくなるわけではありません。
しかし、示談が成立すると、処罰をする必要性が減少したとして、不起訴処分になったり、刑が軽くなったり、執行猶予が付されたり、有利な取り扱が得られる可能性が高まります。
だからこそ、被疑者にとっては、示談はぜひとも成立させたいものです。

今回の事案のような不利な状況下でも、可能な限り低い金額で示談を成立させることができるのは、幾多もの示談を成立させてきた刑事事件を専門に取り扱う弁護士だけです。
なるべく有利な示談交渉を進めたいという方は、刑事事件に強いあいち刑事事件総合法律事務所までお気軽にお問い合わせください。
(愛知県警北警察署への初回接見費用:3万6000円)

愛知県の風営法違反事件で逮捕 勾留を回避する弁護士

2016-07-29

愛知県の風営法違反事件で逮捕 勾留を回避する弁護士

愛知県警豊田警察署は、愛知県豊田市内にあるガールズバーを経営しているAさんを風営法違反の容疑で逮捕しました。
逮捕された被疑事実によれば、Aさんはガールズバー無許可営業していたとのことです。
Aさんは、そんなに長く身体拘束がされないだろうと思っていましたが、昨日勾留決定がでてしまいました。
それにより、Aさんは、10日間の勾留が決定しました。
家族や店の従業員のことが心配なAさんは早く勾留がとかれるよう、風営法違反事件に強い弁護士事務所弁護士に相談へ行きました。
(フィクションです)

【風営法】

上記のように「風営法違反逮捕」というニュースを聞いたことがあるのではないでしょうか。
風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)は、善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するために制定されています。
具体的には、関連する施設の営業時間、営業区域等を制限し、及び年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制する等の規定が定められています。

風営法(風適法)の違反で、最も多いのが上記例のような無許可営業です。
風俗営業を行う際には、営業許可をとる必要があるのですが、これをとらずに、ガールズバーなどを開いた場合には、無許可営業として規制対象となります。
法定刑は、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金、又はこれらの併科です。(風営法49条)

無許可営業くらいでは、逮捕されてもそこまで長期間逮捕されないのではないかとお考えのかたもいるかもしれません。
しかし、違法営業の実態をすべて解明するのに時間がかかる場合には、長期間勾留される可能性も少なくありません。
勾留が長期間に及ばないためには、しっかりと弁護士に相談し、勾留する必要性がないこと、逃亡の恐れがないこと等を適切に検察官や裁判官に主張することが大事になってきます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、風営法違反の容疑が掛けられている方も多く相談にいらっしゃいます。
そして、風営法違反で逮捕された場合には、依頼があれば、すぐに勾留を解くための弁護活動に取りかからせていただきます。
愛知県の風営法違反事件で、逮捕され勾留が付いた方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警豊田警察署 初回接見費用:4万700円)

【お客様の声】名古屋市の器物損壊事件で逮捕 弁護士の活動で公判請求回避

2016-07-27

【お客様の声】名古屋市の器物損壊事件で逮捕 弁護士の活動で公判請求回避 

■事件概要
依頼者の息子(30代男性,会社役員,前科なし)が,名古屋市内の路上において,元交際相手の女性が所持していた携帯電話を破損させる行為をした器物損壊事件です。
不倫関係が破たんして以降,被害者への電話やメール,待ち伏せなどの行為を不快に感じていた被害者が警察に相談しており,事件の約1か月前には,被害者へのつきまとい行為等に対してストーカー規制法に則った禁止命令が出されていたことから,ストーカー規制法違反による立件の可能性もある事案でした。

■事件経過と弁護活動
息子の逮捕に驚いた依頼者は,逮捕の翌日,無料相談のため来所されました。息子の妻と共に来所された依頼者は,事件の内容を踏まえ刑事事件の流れについて弁護士から説明を受けました。まずは被害者に謝罪と弁償をしたいことを強く訴えられておられました。短い時間の中で私どもの弁護士を信頼していただき,事件の早期解決のため速やかに弁護活動をすることになったのです。痴情のもつれが原因となっている本事案では,表面的な事件解決で終わらせることなく,事件と徹底的に向き合ってもらうという根本的な問題解決こそ妻子ある被疑者のためになると判断したことから,20日間の勾留中,9回の接見を行うことで,弁護士との信頼関係をより強く構築することで事件の解明に奔走しました。
また,検察官に対しては,本事件は被疑者が意図的に起こしたものではなく,やむを得ない事情から生じたものであることを訴え,不起訴処分への理解を強く求めました。
これまでのストーカー行為に対しての警告や禁止命令が出されていたことなども影響し,不起訴処分を得ることはできなかったものの,ストーカー規制法違反による立件は見送られるとともに,公判請求を避け罰金刑で事件を終えることができました。
勾留されたことで,深い反省をした依頼者の息子は,依頼者やその妻,子どもと共に幸せの家庭の再構築に向けて社会生活を送っています。

101048

【お客様の声】名古屋市で器物損壊,現住建造物等放火事件で逮捕 不起訴処分獲得に奔走する弁護士

2016-07-26

【お客様の声】名古屋市で器物損壊,現住建造物等放火事件で逮捕 不起訴処分獲得に奔走する弁護士

■事件概要
 依頼者の子供(20代,学生,前科なし)が,名古屋市内の建物内でカーペットにマッチで火を放ち,同カーペットを損壊したという事件。本件では,同種余罪が多数あり,中には現住建造物等放火罪に該当しうる行為もあったことから,厳しい処分になることが予想されました。

■事件経過と弁護活動
 子供が逮捕されたことを知った母親(依頼者)から,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼がありました。そこで,当事務所の弁護士が,直ちに警察署に赴き被疑者である子供と接見いたしました。その上で,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで身柄拘束されている被疑者の不安を少しでも取り除くよう努めました。
 依頼者は,身柄拘束による精神的ストレス及び前科が付くことを強く心配されておられました。そこで,当事務所の弁護士は,頻繁に接見に向かい,被疑者の精神的ストレスを和らげるよう努めました。また,真摯に反省している被疑者に被害者への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。その後,被疑者及びその両親に,謝罪文作成の指導を行ったうえで,被害者に向けた謝罪文を作成してもらい,示談交渉に動きました。多数の余罪もあったことなどから示談交渉は難航しましたが,粘り強く被害者に働きかけることで最終的には示談を締結させるに至るとともに,被害者の方からお許しの言葉を頂くことができました。また,本件犯行の背景には被疑者の精神的な障害が考えられたことから,依頼者に対して病院の手配等をしてもらい再犯防止の環境づくりを行いました。
 このような刑事弁護活動の結果,不起訴処分を獲得することができましたので,依頼者には前科が付くことなく無事に事件を解決することができました。

102117(A父)

【お客様の声】愛知県で建造物侵入・窃盗の共犯事件(逮捕) 接見禁止の一部解除・保釈及び執行猶予付き判決獲得の弁護士

2016-07-24

【お客様の声】愛知県で建造物侵入・窃盗の共犯事件(逮捕) 接見禁止の一部解除・保釈及び執行猶予付き判決獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者の夫(40代,前科なし,自営業)が,共犯者とともに愛知県内の他人所有の事務所に無断で侵入し,同所において,財物を窃取したという建造物侵入・窃盗事件。依頼者の夫は,自営業をしていることや幼い子供がいたことから,長期の身柄拘束による仕事や家族への悪影響が心配されました。

■事件経過と弁護活動
 夫が逮捕されたことを知った依頼者から,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼がありました。
 そこで,当事務所の弁護士が,直ちに警察署に赴き被疑者である夫と接見いたしました。その上で,まず,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで身柄拘束されている依頼者の夫の不安を少しでも取り除くよう努めました。また,接見の結果やこれからの流れを依頼者に報告することにより,依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めました。
 本件では,接見等禁止が出ており,依頼者の夫とご家族の方の面会が出来ない状態にありました。そこで,担当弁護士は,被疑者と家族が面会する必要性が高い旨を裁判所に訴え,接見等禁止の一部解除を申し立てました。具体的には,罪証隠滅のおそれがないこと,妻や子と話す必要性が高いことを主張致しました。その結果,接見禁止の一部解除決定がなされ,被疑者と家族が面会できるようになりました。
 また,依頼者は,被疑者の身柄拘束が長期化することによる仕事や家族への悪影響を強く心配しておりました。そこで,事務所の弁護士は,起訴後は直ちに保釈請求を申請し,裁判所に対して,被告人が犯罪を認めて反省していること,身元引受人の存在,出廷確保の誓約があること,仕事や子の成長への悪影響など身柄拘束の長期化による不利益が大きいことを訴えました。その結果,裁判所から保釈が許可され,被告人は,裁判中は,自宅で生活することが許されました。
 また,刑事裁判の公判では,裁判官に対して,被告人が犯行を認めて反省していること及び被害品を還付していること,再犯可能性がないこと,前科前歴がないことなどを主張して執行猶予付きの判決を訴えることにより,判決では,執行猶予付き判決を獲得することができました。

102064 102130(A妻)

【お客様の声】名古屋市で薬事法違反・関税法違反事件 執行猶予付き判決獲得の弁護士

2016-07-23

 【お客様の声】名古屋市で薬事法違反・関税法違反事件 執行猶予付き判決獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者(40代,前科なし,会社役員)が,海外から関税法上,輸入してはならない指定薬物を輸入しようとした薬事法違反・関税法違反事件。

■事件経過と弁護活動
 依頼者が相談に来られた際にはすでに検察官による起訴がなされていたことから,今後の刑事時手続きの流れや,国選弁護人と私選弁護人の違い等について尋ねるべく,依頼者は当事務所の無料相談を受けるべく来所されました。
 そこで,当事務所の弁護士が,刑事手続きの流れや国選弁護人及び私選弁護人のそれぞれのメリット・デメリットを説明することで,今後の対応方法をアドバイスいたしました。また,刑事裁判による私生活及び仕事面への影響を丁寧に説明することで,依頼者の不安を解消することに努めました。
 依頼を受けた当事務所の弁護士は,まず,依頼者に対して薬物離脱のための回復支援プログラムを紹介するなどして,社会内での更生環境の整備に努めました。そして,刑事裁判の公判においては,裁判官に対して,上記プログラムの実施など依頼者にとって有利な事情を主張して,執行猶予付きの判決を訴えました。
 弁護人の公判弁護活動の結果,判決では,執行猶予付き判決を獲得することができました。

102131

【お客様の声】愛知県で大麻取締法違反事件(逮捕) 勾留7日目での釈放及び不起訴獲得に奔走する弁護士

2016-07-22

【お客様の声】愛知県で大麻取締法違反事件(逮捕) 勾留7日目での釈放及び不起訴獲得に奔走する弁護士

■事件概要
 依頼者の息子(30代,前科なし,会社員)が,大麻草を所持していた大麻取締法違反事件。被疑者は仕事をしていることから,前科が付くことや長期の身柄拘束による仕事への悪影響が心配されました。

■事件経過と弁護活動
 息子が逮捕されたことを知った父親(依頼者)から,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼がありました。そこで,当事務所の弁護士が,直ちに警察署に赴き被疑者である息子と接見いたしました。その上で,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで身柄拘束されている被疑者の不安を少しでも取り除くよう努めました。また,接見の結果やこれからの流れを依頼者にも報告することにより,依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めました。また,依頼者の息子から詳しく事情を聴くと所持していた大麻が微量であり,今回が全くの初犯であったこと等依頼者にとって有利な事情が確認されました。
 そこで依頼を受けた弁護士は,身柄拘束が長期化しないように取調べ対応をアドバイスするとともに,検察官に対しては上記有利な事情及び家族による監督体制が整っており依頼者の息子には恵まれた社会資源があることなどを主張することで,不起訴処分とすべきであると訴えました。
 このような刑事弁護活動の結果,依頼者の息子は勾留満期となる前に釈放されるとともに,事件については前科が付くのない不起訴処分となることで,無事に事件を解決することができました。

102125(A父)

【お客様の声】愛知県で痴漢事件(逮捕) 同種前科があっても罰金刑獲得の弁護士

2016-07-21

【お客様の声】愛知県で痴漢事件(逮捕) 同種前科があっても罰金刑獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者(50代男性,同種前科あり,会社員)が,電車内で被害女性(未成年)の太ももを触ったとして警察に逮捕された愛知県迷惑防止条例違反事件。依頼者には,過去に二度同種前科があったことから,厳しい処分になることが予想されました。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,逮捕された後,警察署に連行され取調べを受けましたが,当日は釈放されて帰宅を許されました。しかし,警察官からは,在宅事件として捜査が続けられるので,後日再度の呼出しがあるから必ず応じるようにと告げられました。依頼者は,今後の取り調べへの対応,及び,刑事裁判によって懲役前科が付くことを心配され,当事務所に法律相談を受けに来られました。
 依頼を受けた弁護士は,まず,今後の刑事事件の手続きに不安を感じている依頼者の不安を少しでも取り除くために,今後の流れや取調べへの対応を丁寧に説明・アドバイス致しました。また,法律相談による確認の結果,依頼者には,同種前科が2度もあることが判明したことから,本件事件は,正式な刑事裁判による懲役判決の可能性も生じていました。そこで,依頼者に対して謝罪文についての指導を行ったうえで,被害女性への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 示談交渉については,被害女性が未成年であったことから被害女性の母親が窓口となったものの,被害女性及びその母親の処罰感情が強く示談締結には至りませんでした。そこで,担当弁護士は,検察官に対して,依頼者には多数の同種前科があるものの,これまでとは異なり依頼者が本件について家族に打ち明けることで,同様の犯行をすることがないように監督する家族という貴重な社会資源があることを訴え,三度の罰金刑の処分を求めました。
 このような弁護活動の結果,依頼者の真摯な反省と,ご家族の方による監督が重視され,略式裁判による罰金刑で終了しました。

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【お客様の声】名古屋市の詐欺事件で逮捕 被告人の保釈及び大幅減刑獲得の弁護士

2016-07-20

【お客様の声】名古屋市の詐欺事件で逮捕 被告人の保釈及び大幅減刑獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者の夫(30代、自営業、前科なし)が、会社の同僚の女性に対して、虚偽の事実を申し向け、現金をだまし取った詐欺事件。本件事件では、被害額が大金であったことや被害者が現金を支払うために風俗店で働く等の事情があったために大変厳しい判決内容になることが想定されました。

■事件経過と弁護活動
 夫が逮捕されたことを知った妻(依頼者)から、当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼がありました。そこで、当事務所の弁護士が、直ちに警察署に赴き被疑者である夫と接見いたしました。その上で、刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで身柄拘束されている被疑者の不安を少しでも取り除くよう努めました。
 依頼者は、夫が現在、身柄拘束されていることによる仕事への悪影響を強く心配されておりました。そこで、当事務所の弁護士は、被害者との示談交渉に着手するとともに,起訴後すぐの保釈請求に向けた準備を行いました。具体的には、依頼者の夫に被害者への謝罪文を作成させるほか、身元引受人の確保に動きました。示談交渉については、被害金額が多額であることや、被害者が現金を準備した経緯等から、被害者の処罰感情が強く、起訴前段階では被害者との示談をまとめることはできませんでしたが、保釈請求については、裁判所から保釈が許可され依頼者の夫は,自らの仕事に復帰することができました。
 起訴後も継続して示談交渉を行いましたが、被害者の意志は固く示談締結には至らなかったことから、起訴された被害額を供託することとしました。そして、刑事裁判の公判では、裁判官に対して、依頼者の夫が本件事件を認めて反省していること及び再犯可能性がないこと等を主張してなるべく刑が最小限になるよう訴えました。検察官の求刑は長期実刑でしたが、判決では検察官求刑から5割の減刑が認められる大幅な減刑判決を獲得することができました。

102111

【お客様の声】岐阜県の覚せい剤使用事件で逮捕 保釈及び執行猶予判決獲得の弁護士

2016-07-19

【お客様の声】岐阜県の覚せい剤使用事件で逮捕 保釈及び執行猶予判決獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者の兄(40代男性、自営業、前科なし)が、岐阜県内の駐車場に停めた自動車内で、覚せい剤を自己の身体に注射して使用した覚せい剤取締法違反事件です。被疑者である依頼者の兄は、事件後自宅にやってきた警察から任意同行を求められ、警察署で任意に提出した尿から覚せい剤の陽性反応が出たことから逮捕されました。

■事件経過と弁護活動
 兄が逮捕されたことを知った弟から、当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼がありました。
依頼を受けた当事務所の弁護士は、直ちに警察署に赴き被疑者である兄と接見いたしました。その上で、刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで身柄拘束されている被疑者の不安を少しでも取り除くよう努めました。また、接見の結果やこれからの対応方法を被疑者の家族に報告することにより、被疑者の家族の不安を少しでも取り除くよう努めました。
本件覚せい剤使用事件では、被疑者である兄は、自営で仕事をしており、高齢の父親と同居していたいことから、長期の身柄拘束による仕事への悪影響および父親の生活への悪影響が心配されました。そこで、当事務所の弁護士は、起訴後すぐに保釈請求を申請し、裁判所に対して、被告人が犯罪を認めて反省していること、薬物離脱のためのミーティング参加による更生プログラムが準備されていること、身元引受の存在、および、出廷確保の誓約があること、入院中の父親への悪影響など身柄拘束の長期化による不利益が大きいことを訴えました。その結果、早期の保釈が実現し、被告人は、仕事に復帰することが叶うとともに裁判中も自宅で生活することが許されました。
 刑事裁判の公判では、裁判官に対して、被告人が覚せい剤使用を認めて反省していること及び再犯可能性がないこと、前科前歴がないことなどを主張して執行猶予付きの判決を訴えました。具体的には、被告人は、既に薬物離脱のためのミーティングに参加していること、被告人の妻が二度と違法薬物に手を染めることがないよう日常生活を厳しく監督する旨の誓約があることなど被告人に有利な事情を主張して、刑務所ではなく執行猶予による社会内での更生が望ましいことを裁判官に訴えました。弁護人の公判弁護活動の結果、判決では、無事、執行猶予付き判決を獲得することができ刑務所への収監が回避されました。
 弁護士による早期の保釈実現と執行猶予付き判決の獲得により、被告人が仕事を再開して社会復帰することができた事例です。

101005(切り取り)

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