名古屋市の傷害事件 勾留に強い弁護士

名古屋市の傷害事件 勾留に強い弁護士

名古屋市瑞穂区在住20代女性看護師Aさんは、愛知県警瑞穂警察署により傷害罪の容疑で逮捕されました。
同署によると、名古屋市内の病院に入院している90代女性患者に必要のないインスリンを大量に投与し、一時的に意識もうろうの状態にさせたようです。
Aさんは、現在も愛知県警瑞穂警察署内の留置施設で勾留されています。

今回の事件は、12月22日(月)産経新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~勾留段階での弁護活動~

勾留手続を簡単にご説明します。
勾留は、検察官の裁判官に対する勾留請求から始まります。
その後、勾留請求を受けた裁判官が、被疑者と面会した上で、勾留請求を認めるかどうかを判断します。
そして、裁判官が勾留請求を認める判断(勾留決定)をした場合に被疑者は勾留されることになります。

こうした勾留手続の仕組みから、勾留処分に対する弁護活動は、3つの段階に分けて考えられます。
■勾留請求前
この段階では、検察官に勾留請求させないことが最重要です。
そのため、弁護士は、被害者と示談が成立していることなど、容疑者に有利な事情を示して検察官に勾留請求しないよう働きかけます。

■勾留請求後(勾留決定前)
この段階では、裁判官の勾留決定をいかに阻止するかを考えます。
勾留決定の前に、容疑者には裁判官と面会して話を聞いてもらう機会が与えられます(勾留質問といいます)。
そのため、弁護士は事前に容疑者と打ち合わせし、勾留されないためにはどう受け答えすればよいかを容疑者にアドバイスします。
またそれと同時に、直接裁判官に対して容疑者を勾留する理由・必要性がないことを意見します。

■勾留決定後
この段階でも、まだ望みはあります。
例えば、「裁判官による勾留決定は、不当である」として不服申し立て(準抗告)を行うことが考えられます。
この他にも、段階に応じて様々な不服申し立て活動を行っていきます。

傷害罪勾留されそう・勾留された方は、保釈を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所の弁護士にお任せください。

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