【お客様の声】大麻所持で逮捕 早期釈放と執行猶予を獲得

本日紹介するお客様の声は、警察からの職務質問で所持していた大麻が見つかり、逮捕されてしまった男性の事件です。
男性は、同様の前科がありましたが、弁護士の早期対応により、勾留を阻止し、裁判では執行猶予をを獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は、駐車場に車を止めた際、警察官から職務質問で呼び止められました。
男性は以前にも大麻の所持で逮捕された経験があったため大麻を隠そうとしましたが警察官に見つかり、男性はその場で逮捕されました。
逮捕される前に男性は家族に電話し、弁護士を派遣して欲しい旨の連絡をしていました。
家族の方は弊所に初回接見の依頼をし、弁護士が男性の元へ駆けつけました。
男性は逮捕されましたが、弁護士が早期の弁護活動を行い、勾留を阻止することができました。
検察は男性を起訴し実刑を求刑しましたが、弁護士との綿密な打ち合わせや対策をしており、何より家族の協力もあり、執行猶予の判決となりました。
男性は会社員として働いていたので、早期に身柄が解放されて、実刑も逃れたため、事件が会社に伝わることなく通常通りの生活を送ることができました。

◆結果◆

勾留阻止
執行猶予

◆解説◆

2024年12月12日の法改正により、大麻の規制体系は大きく変わりました。
この改正により、大麻は麻薬取締法上の「麻薬」に分類され、使用も厳しく処罰されるようになりました。
改正後は、大麻の使用・所持・譲り受け・譲り渡しに7年以下の懲役が法定刑として定められています。
また、営利目的でこれらの法律に違反した場合は、更に重い刑罰が科される可能性があります。
今回の事件は法改正前の事件であったため大麻取締法違反のみの起訴でしたが、今後は麻薬及び向精神薬取締法違反として処罰される可能性があります。
男性は前回逮捕された際、もう大麻はやめると誓ったにもかかわらず、仕事が忙しく、非常にストレスがたまっていたことにより再度大麻に手を出してしまいました。
男性は家族に迷惑をかけたことを猛省し、今後は家族も男性のことをサポートすることを誓い、再犯しない体制を整えました。
そういった事情を裁判所が汲み取り、同様の前科がありましたが、執行猶予の判決が下りました。

厳罰化されたにもかかわらず大麻の摘発は増加しております。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、薬物事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談下さい。

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