肉の無人販売店から精算機などを盗んだ疑いで、窃盗グループとみられる男性らが逮捕された事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。
参考事件
愛知県を中心に相次いでいた肉の無人販売店での窃盗事件で、男3人が逮捕されました。
(中略)
逮捕されたのは、愛知県東海市の21歳男性被疑者ら窃盗グループとみられる男3人です。肉の無人販売店から精算機や商品の牛肉9点、計81万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
フードなどで顔を隠して犯行に及んでいた3人ですが、逮捕の決め手となったのは、防犯カメラに映っていた2台の車でした。
3人のうち2人は、岐阜市内のコインランドリーで精算機を壊して現金を盗んだ疑いで6月に既に逮捕されていて、その際に警察は車を押収されていました。
同じ車が今回の犯行にも使われていたことから逮捕に至りました。
警察は認否を明らかにしていませんが、今年3月以降、愛知県を中心に肉の無人販売店やコインランドリーが狙われる窃盗事件が100件ほど相次いでいて、3人が関与しているとみて調べています。
(7月22日 「決め手は映っていた“2台の車”…肉の無人販売店に侵入し精算機等盗んだ疑い 男3人逮捕 余罪100件程か」より引用 ※氏名等の個人情報は秘匿しています)
逮捕された場合
逮捕・勾留されると、捜査段階において最長23日間、自由に外に出られなくなります。
会社員であれば無断欠勤を、学生であれば無断欠席を続けることになりますが、当然ながら会社を解雇されたり、学校を留年するなどの大きな不利益を被る可能性が高まります。
多数の余罪が疑われる場合の捜査
ケースの事件では、愛知県を中心に相次いでいる窃盗事件に3人が関与しているとみられており、このような場合は、当然ながら余罪についても追及されることになります。
また、今回の逮捕とは異なる被疑事実(別の日時、別の場所での窃盗事件など)により逮捕が繰り返され、身体拘束が長期化する可能性も高いです。
さらに、捜査の結果、被害額が高額であると判断されれば、初犯であっても、起訴された際に実刑判決を受け、刑務所に入らなくてはならなくなる事態も想定されます。
このようなケースでは、早期に弁護活動を依頼し、事件の初期段階から弁護士のサポートを受ける必要性が高いでしょう。
愛知県の刑事事件に強い弁護士
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
ご家族が窃盗の疑いで逮捕されてしまい、お困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。