岐阜の少年事件 否認の少年事件の弁護活動 接見に向かう弁護士
岐阜県岐阜市在住のAくん(16歳)は、窃盗の容疑で岐阜県警岐阜北警察署に逮捕されました。
Aくんのご家族から弁護の依頼を受けた弁護士が、早速Aくんのいる留置場へと向かいました。
Aくんは、「自分は窃盗なんてやっていない。身に覚えがない。どうしたらよいのか。」と事件を否認し、無実を訴えています(このお話はフィクションです。)
~少年事件で冤罪と戦う弁護活動~
◆頻繁に少年と接見を行う
少年事件であっても成人の刑事事件と同様、当然捜査のプロである警察官による厳しい取調べが行われます。
否認事件であればより威圧的な取調べがなされる危険性があります。
しかも、少年は心身発達が未熟なため、成人よりも容易に虚偽の自白をしてしまいがちだと思われます。
ですので、弁護士が少年に寄り添い、取調に屈することのないよう少年を励ますことが大切な弁護活動といえます。
黙秘権や署名押印拒否権、増減変更申立権の存在を丁寧に説明することも大切です。
また、少年を励ますだけでなく、少年から取調べ方法を聞き、取調べが適切に行われているかの確認をすることも重要です。
仮に、不当な取調べが行われている場合は、検察官・警察官に対して直ちにやめるよう申し入れます。
◆少年の言い分を裏付ける証拠の収集・検討
否認事件の場合は、少年の言い分をきちんと聞いた上で、少年の言い分を裏付けるための証拠を収集することが必要となります。
そして、犯行当日のアリバイや真犯人の存在を示す証拠を提出したり、少年による犯行であることを立証する十分な証拠がないことを指摘する必要があります。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、冤罪事件の撲滅を強く願っています。
刑事事件・少年事件専門の弁護士が、少年やそのご家族に寄り添い、審判不開始又は審判が開始されても不処分の獲得に向けて尽力します。
大切なお子様が窃盗の疑いをかけられてしまったら、すぐに愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談下さい。