Archive for the ‘その他’ Category

名古屋市中村区の刑事事件 延焼罪に強い弁護士

2016-02-15

名古屋市中村区の刑事事件 延焼罪に強い弁護士

自家用車(A車)の処分に費用が掛かることを嫌ったAは、山腹にある今は使われていない採石場跡で、A車を燃やし処分してしまおうと考えた。
Aは同採石場跡へ出向き、A車に放火したが、ガソリンがタンクに残っていたため、爆発した後、火柱を上げ、しばらくの間激しく燃え上がった。
A車の炎は崖上まで及び、近くにあった社務所を焼損させてしまった。
自己の山林が傷つけられたため、採石場の営業に激しく反対していたAは、後日延焼罪の疑いで、愛知県警中村警察署逮捕されてしまった。
思いのほかことが重大になってしまい困ったAは、刑事事件評判のいい弁護士に相談したいと思うようになりました。
(フィクションです。)

~延焼罪か、建造物等以外放火罪か~

自分の持ち物(建造物以外)を燃やしても、公共の危険を生じさせない限り、罪にはなりません(刑法110条2項参照)。
他方、公共の危険を生じさせてしまった場合には、たとえ公共の危険が生じると認識していなくても建造物等以外放火罪が成立してしまいます(同項、最判昭和60年3月28日参照)。
すると、今回の事案のAは、建造物等以外放火罪の罪責を負うことになるのでしょうか。
答えは否です。
Aの行為は延焼罪(同法111条1項)として取り扱われます。
なぜなら、Aの放火行為によって、火が社務所(建造物)にまで燃え広がってしまっているからです。

軽い気持ちでやってしまったことが思わぬ重大な結果を生じさせてしまうことは、大小の違いはあれど、誰にでもあることだと思います。
ただ、延焼罪を始めとする放火罪は、他人の財産だけでなく、その生命や身体といった代えの利かない尊い利益まで危険にさらしてしまいます。
その分、重い刑罰が規定されていることも、もっともなことだと思います。
延焼罪の疑いをかけられている方は、刑事事件に強い弁護士がそろういち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(愛知県警中村警察署への初回接見費用:3万3100円)

三重県で住居侵入・窃盗未遂事件で逮捕 自首に同行する弁護士

2016-02-14

三重県で住居侵入・窃盗未遂事件で逮捕 自首に同行する弁護士

Aはある日、金目のものが多くありそうなV宅を外から物色し、昼間Vが仕事に出ている間に、V宅に忍び込んだ(住居侵入罪)。
無人となったV宅に忍び込んだAは、タンス等を物色したが金目の物は見つからず、結局何も取らずにV宅を後にした(窃盗未遂罪)。
Vは自宅にAが侵入したことなど露知らず、事件が明るみに出ることはなかった。
しかし、様子を不審に感じ取られた妻から問いただされたAは、自己がやってしまったことを素直に警察に喋り、反省しなければならないと考えるに至った。
ただ、Aは、自首といっても具体的に何をどうすればいいのか分からなかった。
そこで、自首についてどうすればよいか、そしてあわよくば同行してもらえたらと思い、刑事事件で評判のいい法律事務所弁護士に相談することにした。
(フィクションです)

~自首するなら早く!!~

Aが行ったのは、V宅に侵入し金目のものを取ろうとした行為で、これは、住居侵入罪窃盗未遂罪に当たります。
しかし、被害者であるVは自宅にAが侵入した形跡を見つけれなかったので、事件は明るみに出ませんでした。
もっとも、Vによる被害届などが出されていなくても、警察は独自の捜査からAのやった犯罪について突き止める可能性があります。
そうすると、Aには逮捕・勾留などの身柄拘束や有罪判決などの重い処分が下される可能性が出てきます。

このようなことに至る前に出来ることとして、法律上の自首というものがあります。
刑法は、法律上の自首について、「罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは、その刑を減軽することができる」と定めています(42条1項)。
したがって、法律上の自首が成立した場合には、場合によれば、逮捕されずに済んだり、刑が軽くなる可能性が出てきます。

もっとも、「捜査機関に発覚する前に」自首しなければなりませんので、迅速に事を進ませないと、自首による減刑がされなくなるおそれがあります。
したがって、自首をお考えならば、早期に自首しなければなりません。
もし少しでも不安があるならば、弁護士に相談し、取調べに対するアドバイスを得たり、警察署まで一緒に同行してもらうことも考えられます。
あいち刑事事件総合法律事務所の刑事事件専門の弁護士は、自首・任意同行についての弁護活動も多数承っております。
住居侵入事件窃盗事件が発覚する前に自首したいとお困りの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、是非ご相談ください。
(三重県警いなべ警察署への初回接見費用:4万3900円)

名古屋市の盗品等有償処分あっせん事件 無罪主張の弁護士

2016-02-11

名古屋市の盗品等有償処分あっせん事件 無罪主張の弁護士

名古屋市中川区でカーディーラー業を営むAは、旧知の友人Bから中古車の売却先を紹介してほしいと頼まれた。
Aは、CをBに紹介し、契約書や自動車登録の移転などの書類を整えた上、CB間の契約の成立まで、契約手続き全体を行った。
ところが、同中古車は、路上に止めてあったDのをBが盗んだものであった。

Dが車の盗難で被害届を提出したため、愛知県警中川警察署はBを窃盗で逮捕するとともに、Aを盗品等有償処分あっせん罪で逮捕した。
Bは最終的に、盗品等有償処分あっせん罪で起訴されてしまった。
その原因は、共犯者とされるBの虚偽供述だった。
「Aは盗難車であることを知っていたのに、販売を仲介したのだ」と供述したようである。
是非とも無罪を勝ち取りたいAは、家族に頼んで刑事事件で評判のいい弁護士に、刑事裁判での弁護を依頼してもらうことにした。
(フィクションです。)

~共犯事件の落とし穴~

ご本人は、親切でしたことでも、刑事事件に巻き込まれてしまう可能性がないとは言い切れません。
上の事案のようなケースが典型的な例です。
このケースのAにとって不運なことは、窃盗を犯したBが、Aの犯罪事実について偽の供述をしているということです。
共犯事件では、共犯者が虚偽の供述をするという場合もよくあります。

共犯事件で共犯者が虚偽の供述をする原因は、いろいろ考えられます。
共犯者を陥れたかった、警察官から司法取引を持ち掛けられたなどなどです。
しかし、原因がどうあれ、共犯者とされる人が犯行に関する重大な供述をしたということに変わりありません。

ことによると、弁護人の経験が浅い場合、うまく虚偽の供述であることを基礎づけることができないかもしれません。
虚偽の供述であっても、それだけで有罪とされてしまう恐れがあります。
そこで、共犯事件の弁護人を誰に任せるかという点が極めて重要になってきます。
あいち刑事事件総合法律事務所は、100%刑事事件に特化した法律事務所です。
弊所に所属する刑事事件専門の弁護士が、これまで数々の難事件を解決に導いてきました。
是非ともあなたの無罪主張にお力添えをさせていただきたいと存じます。
(愛知県警中川警察署への初回接見費用:3万5000円)

名古屋市の示談に強い弁護士 取引先救済のための特別背任事件で逮捕

2016-02-09

名古屋市の示談に強い弁護士 取引先救済のための特別背任事件で逮捕

V社は名古屋市中村区に本社を構え、卸売を業としている東証2部上場企業である。
取締役Aは、V社にて商品管理のトータルマネジメントを担当しており、1億円までの商品の仕入れを取締役会の承認を受けることなく単独で行うことができる。
この程、長年の取引先であるB社から、破産するかもしれないと伝えられた。
B社の社長と昔から懇意にしていたAは、やむを得ず、商品5000万円分をV社を代表して買い取った。
当該商品は、値崩れが加速しており、購入時点で時価4500万円程度しかなかった価格が、年度末時点で2500万円程度の価値にまで減少した。
上記事態を重く見たV社取締役会は、Aを愛知県警中村警察署に告訴した。
私情のため会社の利益を害してしまったAは激しく後悔し、被害を弁償し、告訴を取り下げてもらいたいと思っている。
(フィクションです。)

~特別背任事件~

特別背任罪というのは、会社法で規定されている犯罪です。
上記のAは、特別背任罪に問われる可能性が高いと考えられます。
法定刑は、10年以下の懲役又は1000万円の罰金です。
場合によっては、これらの刑が両方科される可能性もあります。
一方、刑法という法律には、背任罪という犯罪が規定されています。
この法定刑は、5年以下の懲役又は50万円以下の懲役です。

これらの規定から、取締役など特別な地位にある人が、背任行為を行うと通常の背任罪よりも重く罰せられるということがわかります。
上記のAも取締役という地位にあったため、通常よりも重い刑罰を覚悟しなければならないことになりました。

~被害弁償と告訴取下げ~

一口に示談といっても、
告訴の取り下げ
・被害届の取下げ
・嘆願書作成
・宥恕付き示談
・示談
・被害弁償
とった多数の類型が存在し、上から順に効力が大きいものとなります。

今回の場合、Aは被害弁償に加え、告訴の取り下げを目指したいという意向です。
もちろん、上記の通り、成功すればその効力は大きいですが、その分難しさもあります。
ある意味、弁護士の力量が試される事件だと言えるでしょう。

こんなときこそ、困難な示談の成立を多数手掛けて来た、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士がお役に立てると存じます。
初回の法律相談は、無料で承りますので、特別背任罪でお困りの方もお気軽にお越しくださいませ。
(愛知県警中村警察署への初回接見費用:3万3100円)

岐阜県多治見市で偽証事件で逮捕 証人尋問に強い弁護士

2016-02-08

岐阜県多治見市で偽証事件で逮捕 証人尋問に強い弁護士

Bは,多治見市内を走る中央自動車道を乗用車で運転中,制限速度を大幅に超過していた。
Bの乗用車を目視した岐阜県警高速道路交通警察隊は,ただちにBの乗用車を追跡し,Bを道路交通法違反の疑いで検挙した。
Bは,逮捕から一貫して,速度超過(スピード違反)していないと主張して容疑を否認していた。
Bは,その後同容疑で起訴された。
公判が開かれるにあたって,Bは事件当時同乗していたAに対し,自分の主張と口裏を合わせるように依頼した。
そして,実際に公判において証人となったAは,Bの主張に合わせるように,Bは速度超過(スピード違反)していなかった旨の証言をした。
検挙当時の状況から,検察は偽証の疑いがあるとみて捜査を行ったところ,AとBが口裏を合わせ,BはAに偽証をさせたことが判明した。
そこで,Bは偽証教唆の容疑で,Aは偽証罪の容疑で逮捕された。
(Response.2007年7月30日配信ニュースを参考にしました。)

~偽証罪って知ってますか?~

証人尋問の際,証人は弁護士や検察官,裁判官の質問に正直に答えるはずです。
しかし,中には被告人を守りたい,あるいは被告人を陥れたいなどといった理由でウソの証言をする人もいます。

証人が公判でウソの証言をした場合,被告人にとって公平公正な裁判は実現できません。
冤罪が作り上げられてしまうおそれもあります。
そのため,法律により宣誓した証人が虚偽の陳述をしたときには,偽証罪という犯罪が成立するとし,虚偽証言の阻止を図っています。
Aが公判において証言した内容も,Bと口裏を合わせたウソの証言であるため,偽証罪が成立するおそれがあります。

刑事事件専門の弁護士だけで構成されるあいち刑事事件総合法律事務所は,偽証罪の弁護活動も行います。
友人の事件で口裏を合わせてしまって,罪に問われそうとお困りの方は,あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで,ぜひご相談ください。
(岐阜県警多治見警察署への初回接見費用:4万100円)

名古屋市中区の医療過誤事件 患者、被害者のための弁護士

2016-02-07

名古屋市中区の医療過誤事件 患者、被害者のための弁護士

【事案】
名古屋市中区の病院に勤務する麻酔科医Aは、担当する手術で投薬量を誤り、よって患者Vを死亡させてしまった。
Vの手術は死亡する可能性は低いもので、Vが不自然な亡くなり方をしたため、家族は病院への不信感を募らせていた。
Vの親族は、犯罪被害の回復を図るため、被害者弁護のベテランとして評判のいい弁護士に相談しようとあいち刑事事件総合法律事務所を訪れた。
なお、その法律事務所は、医療過誤事件の受任件数も多かった。
(フィクションです。)

~被害者と弁護士の関係性~

数ある法律事務所の中でも、刑事事件を専門に扱い、被害者側の弁護に精通する弁護士が所属している法律事務所は限られてきます。
その希有の法律事務所が、ただいまブログをご覧いただいているあいち刑事事件総合法律事務所です。
当事務所では、これまで多種多様な犯罪被害者の方の弁護を行ってまいりました。
上記のような医療過誤事件の被害者遺族をサポートすることもその一つです。

例えば、被害者側の弁護士ができる活動として、以下のようなものが存在します。
・加害者の刑事裁判への参加
・被害回復(損害賠償命令制度、被害回復給付金制度等の利用)
・捜査状況や裁判結果(犯人の処遇)を知るための活動
・公的保証制度を利用する

いずれも、普段は聞きなれない制度でありますし、実際に利用するとしても、そもそもどこに連絡すればいいのかも分からない場合も多々あります。
ことによると、関係ない手続きに時間を取られてしまったり、申請内容が不十分であるために、十分な補償を受けられないといった可能性もあります。
そこで、これらの事情に精通し、迅速的確に対応できる弁護士を代理人にすることが必要となってきます。
医療過誤事件における患者・遺族側のサポートは、手薄になりがちです。
弊所では、そういった方のお力になれることを心より望んでいます。

医療過誤事件で病院の責任を明らかにしたいと疑われている方は、被害者のサポートもできるあいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
安心してご依頼いただけるよう、初回の法律相談は、無料で応じさせていただきます。
お気軽にお申し付けください。
(愛知県警中警察署への同行サービス費用:3万5500円)

愛知県の強盗殺人事件で逮捕 裁判員裁判で探すべき弁護士

2016-02-06

愛知県の強盗殺人事件で逮捕 裁判員裁判で探すべき弁護士

愛知県北名古屋市在住のAさんは、名鉄西春駅で発生した強盗殺人事件に関与した容疑で愛知県警西枇杷島警察署逮捕されてしまいました。
Aさんは、容疑を否認していますが、防犯カメラには、Aさんが強盗殺人に及ぶ一部始終が映っていました。
Aさんの家族から連絡を受けた弁護士は、裁判員裁判の経験も豊富なベテラン弁護士でした。
(フィクションです)

~強盗殺人事件と裁判員裁判~

平成28年1月29日現在、全国の裁判所では、計102件の裁判員裁判が実施・予定されています。
上記のような強盗殺人事件裁判員裁判制度の対象です。
世間の注目を集める被告人が裁かれることも多い裁判員裁判ですが、これが始まったのは平成21年(2009年)です。
裁判員裁判制度開始後、今年で早7年経ちます。
制度に関する新たな問題点も様々指摘されているところですから、今後制度の存続も含め、議論がされることと思います。

~裁判員裁判と勾留請求却下~

裁判員裁判の導入による変化はそれだけではありません。
例えば、勾留請求の却下率です。
勾留請求とは、検察官が被疑者を勾留することを認めるよう裁判官に請求することです。
裁判官は、検察官の勾留請求を相当としない場合、それを却下します。

1978年以降は長らく勾留請求却下率は1%を切っていました。
要するに、ほとんどの勾留請求が認められていたということです。
しかし、最近は少し上昇傾向にあり、東京地裁では痴漢事件の勾留請求を原則として認めないとの運用が定着しているという報道もあります。
また、静岡県では勾留請求の却下が急増しているとの報道もあります。
このように、勾留請求を認めない運用は少しずつ全国に広がっているといえます。

ただし、それでも却下率は1ケタ台前半です。
依然、勾留請求の却下は厳しい道のりであるといえます。
あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
勾留請求の却下に向けても、ノウハウを活かして最善の活動をさせていただきます。
無料相談に加え、有料の初回接見サービスもございます。
(愛知県警半田警察署 初回接見費用:3万8500円)

安城市の強制執行妨害目的財産損壊事件で逮捕 執行猶予に強い弁護士

2016-02-05

安城市の強制執行妨害目的財産損壊事件で逮捕 執行猶予に強い弁護士

【事案】
愛知県安城市在住のAは、自宅を強制競売に掛けられそうになったため、買い手がつかなくなるようにしようと自宅を損壊し、強制執行妨害目的財産損壊罪逮捕されてしまった。
なぜなら、祖父の代から守ってきた家を是が非でも手放したくなかったからだ。
同罪で、愛知県警安城警察署逮捕、勾留されてしまったAは、なんとか執行猶予を得るべく、刑事事件に強い弁護士に相談することにした。
(フィクションです。)

~強制執行妨害目的財産損壊罪と執行猶予~

強制執行妨害目的財産損壊罪」、なかなか聞きなれない犯罪ですね。
文字通り、強制執行を妨害する目的で、財産を壊したり傷つけたりするという犯罪です。
法定刑は、3年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金です。
場合によっては、これらが両方とも科される可能性もあります。

ちなみに、強制執行を妨害するという犯罪は、他にもあります。
例えば、強制執行行為妨害罪(刑法96条の3)、強制執行関係売却妨害罪(刑法96条の4)があります。
いずれも別個の犯罪ではありますが、法定刑は全く同じになっています。

強制執行妨害目的財産損壊罪逮捕されてしまう前に、刑が確定して執行猶予が得られなくなる前に、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
初回の法律相談は、無料相談を承っております。
お気軽にご来所ください。
また、身柄拘束されている方の元へは、面会(接見)にも参ります。
面会が禁止された場合には弁護士が接見するよりほかありません。
お気軽にお申し付けください。
(愛知県警安城警察署への初回接見費用:4万3200円)

名古屋市の刑事事件 オフィスビルへの建造物侵入事件で釈放に強い弁護士

2016-02-02

名古屋市の刑事事件 オフィスビルへの建造物侵入事件で釈放に強い弁護士

Aは、競合企業から商品データを盗み取るため、名古屋市中村区内のオフィスビル内に立ち入った。
V社のオフィスに到着したAは、オフィスの鍵を損壊して侵入しようとしていたところ、不審に思い駆けつけた警備員に現行犯逮捕された。
名古屋市の愛知県警中村警察署に連行されたAは、建造物侵入の事実を全面的に犯行を認め、捜査に協力的な態度を示していたが、勾留請求されそうになっていた。
早期の身柄の解放を強く希望するAは、釈放される気配がないことに苛立ち、刑事事件評判のいい弁護士が所属する法律事務所に相談することにした。
(フィクションです。)

~罪を認めれば釈放されるか?~

例えば、上記Aのように犯行を素直に認めたとしても、釈放されるとは限りません。
法律上の要件を満たす限り、逮捕・勾留をすることが可能だからです。

たとえ、捜査に全面的に協力しているとしても、そのことは、
・逃亡、罪証隠滅のおそれが無いこと
・勾留を長期間継続することは相当でないということ
を基礎づける一つの事実にすぎません。
ですので、捜査に協力することで、絶対に釈放されるとは限らないのです。

取調べの中で「罪を認めれば釈放される」という甘言を聞くことがあるかもしれません。
しかし、その言葉に、法律上の根拠があるわけではないのです。

建造物侵入罪逮捕され、なかなか釈放されず困っているという状況なら、刑事事件に強いあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
法律上の根拠に基づいて、釈放を実現するために効果的な方法をご提案します。
まずは無料法律相談、あるいは初回接見サービスから始めましょう。
(愛知県警中村警察署への初回接見費用:3万3100円)

岐阜県本巣市で空き巣事件 余罪取調べに強い弁護士

2016-01-24

岐阜県本巣市で空き巣事件 余罪取調べに強い弁護士

Aは,岐阜県本巣市内において空き巣に入ったところ,岐阜県警北方警察署の警察官に現行犯逮捕された。
逮捕当初は,Aの行った住居侵入,窃盗についての取調べだった。
しかし,取調べが進むにつれ,だんだんと余罪を追及するようになってきた。
というのも,Aが空き巣をしていたのと同時期,同じ本巣市内において,自転車のサドルなどに火を付けられるなどの放火事件が相次いでいたからである。
Aは身に覚えがなかったため,自分と放火事件は無関係だと何度も説明したが,警察官には,一向に相手にされなかった。
(フィクションです)

~余罪取調べの違法性~

取調べで話したことは,原則としてすべて証拠になります。
ですので,全く身に覚えがないことでも,そういうことをしてしまったと話してしまった場合には,裁判でもそのように判断されてしまうおそれがあります。
その結果,いわれもない罪を着せられてしまうことがなくはありません。
本件のAもそのような危険性に直面している1人です。

もっとも,当該取調べが違法に行われたとすれば,話は変わってきます。
違法な取調べによって得られた供述は,被疑者・被告人の犯行を立証するにならない可能性があるからです。
例えば,上記のように,住居侵入・窃盗の容疑で逮捕したにもかかわらず,専ら放火事件について取調べが行われているようなケースです。
このように逮捕の根拠となった被疑事実と別の犯罪事実を取り調べることを「余罪取調べ」と言います。
余罪取調べもある程度までは許されますが,それも行きすぎれば違法性を帯びてきます。

余罪取調べがあったときには,すぐに弁護士に相談し,当該取調べに違法性はなかったか精査する必要があります。
その点をチェックするか否かは,後の刑事裁判の結果に大きな影響を与えるかもしれません。

窃盗罪の刑は,十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金であるのに対し,放火罪は最高で死刑があります。
捜査機関の違法な取調べのせいで,いわれもなく命まで奪われてしまう場合があります。
あいち刑事事件総合法律事務所は,そんな結果になることを決して許しません。
濡れ衣を着せられそうな状況にある,とお困りの方は,刑事事件専門のあいち刑事事件総合法律事務所弁護士までご相談ください。
(岐阜県警北方警察署までの初回接見費用:4万3500円)

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