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名古屋の痴漢事件で逮捕 無罪の弁護士

2015-04-17

名古屋の痴漢事件で逮捕 無罪の弁護士

名古屋市中川区在住80代男性無職Aさんは、愛知県警中川警察署により愛知県迷惑防止条例違反現行犯逮捕されました。
同署によると、Aさんは、市内を走行中の市バス車内で、長野県から修学旅行に来ていた中学3年の女子生徒(14)の胸や尻を触ったようです。
Aさんは「バスが揺れたので少女の腰を支えただけ」と否認しているようです。

今回の事件は、平成27年4月11日の産経新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~愛知県迷惑防止条例違反の法定刑~

痴漢のうち迷惑防止条例違反にあたる場合の法定刑は、6月以下の懲役または50万円以下の罰金です。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成27年1月14日、千葉地方裁判所で開かれた迷惑防止条例違反被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、A電鉄B駅から同県八千代市所在の同会社C駅までの間(約4分間)を走行中の電車内において、乗客のD(当時20歳)に対し、同人の着衣の上からその乳房を手でもんだ。

【被告人の供述】
被告人は、逮捕当初から一貫して本件犯行を否認している。
本件車両内では、左肩からショルダーバッグをかけ、バッグは体の前に、両手をバッグに添える姿勢でうつむいて目を閉じていた。
その供述自体に特に不自然、不合理な点はない。

【判決】
無罪

痴漢事件でお困りの方は、無罪に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
痴漢冤罪事件を防ぐためには、専門的な知識に基づいた説得的な反論が不可欠です。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合、初回接見サービス(3万5000円)もお勧めです。

名古屋市のわいせつ物頒布事件で逮捕 不起訴の弁護士

2015-04-16

名古屋市のわいせつ物頒布事件で逮捕 不起訴の弁護士

名古屋市中川区在住50代男性介護職員Aさんは、愛知県警中川警察署によりわいせつ物頒布の容疑で書類送検されました。
同署によると、出会い系サイトなどで知り合った女性約80人の性器をかたどり、ネットオークションで計約320万円を売り上げていたようです。

今回の事件は、平成25年6月29日のエキサイトニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~わいせつ物頒布等罪とは~

わいせつ物頒布等罪は、
・わいせつな物を頒布、公然陳列すること(1項前段)
・電気通信の送信によりわいせつな記録を頒布すること(同項後段)
・有償で頒布する目的で、わいせつ物を所持し、またはわいせつな電磁的記録を保管すること(2項)
を内容とする罪です(刑法175条)。
わいせつ物頒布等罪の法定刑は、2年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金若しくは科料又は懲役及び罰金を併科です。

なお、わいせつ物にあたるかどうかを判断するためには、極めて専門的な知識を要します。
わいせつ物頒布等罪でお困りの方は、ぜひ一度刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成16年1月13日、東京地方裁判所で開かれたわいせつ図画頒布被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、株式会社Aの代表取締役である。
同社編集局長B及び同社と専属契約している漫画家CことDと共謀の上、E社物流センターほか20か所において、同区所在の同社(代表取締役F)ほか15社に対し、わいせつ図画を頒布した。
頒布したのは、男女の性交、性戯場面等を露骨に描写した漫画を印刷掲載した漫画本「G」2万544冊である。

【判決】
懲役1年
執行猶予3年

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・頒布された本件漫画本の一部は回収されて,実際に社会に出回ることを免れていること
・被告人は,本件摘発後は,自社で出版している漫画本の修正の程度について見直しを行い,現在は,従前より強い修正を施して販売しているとうかがわれること
・被告人には前科がないこと
・相応の社会的制裁を受けていること

わいせつ物頒布等罪でお困りの方は、不起訴獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
不起訴になれば、刑事裁判にならないため、前科が付きません。
また、刑事裁判にならないことは、早期釈放にもつながります。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合、初回接見サービス(3万5000円)もお勧めです。

名古屋の詐欺事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士

2015-04-15

名古屋の詐欺事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士

名古屋市中区在住30代男性無職Aさんは、愛知県警中警察署により詐欺の疑いで逮捕されました。
同署によると、Aさんは、ロト6の当せん番号を事前に教えると偽り、会社役員の男性(71)から情報提供料として15回にわたり現金計約1000万円をだまし取った疑いです。
Aさんは「逮捕された理由が分からない」と話し、容疑を否認しています。

今回の事件は、平成27年4月11日の時事通信の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~詐欺罪の法定刑~

詐欺罪の法定刑は、10年以下の懲役です(刑法第246条)。
詐欺罪は、未遂も罰せられます(刑法第250条)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成24年11月26日、神戸地方裁判所で開かれた詐欺被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、暴力団A代目B組C代目D組組長である。
ゴルフ場E西コースは、兵庫県ゴルフ場共通利用約款等により暴力団員の利用を禁止しており、被告人も同Eがそのような姿勢である可能性が高いと認識していた。
にもかかわらず、あえて被告人が暴力団員であることを秘し、被告人の妻であるFに指示して、同Eフロントに備え付けられた署名簿に「G」と署名させた。
これを同Eの従業員Hに提出させて、被告人によるゴルフ場の施設利用を申し込み、前記Hをして、被告人が暴力団員ではないと誤信させた。
よって、同所において、被告人と同Eとの間でゴルフ場利用契約を成立させた上、被告人において、同Eの施設を利用し、もって人を欺いて財産上不法の利益を得たものである。

【判決】
懲役1年6月
執行猶予3年
(求刑 懲役1年6月)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・本件により重大な被害結果が生じてはいない
・有している前科はいずれも古いもの
・今後はもうゴルフはしないなどとも公判廷で述べており、再犯のおそれが強いとまではいえない

詐欺事件でお困りの方は、刑事事件専門の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
豊富な経験と知識に基づき、刑事事件専門弁護士事務所ならではの弁護活動を展開します。
なお、愛知県警中警察署に勾留されている場合、初回接見費用は3万5500円です。

名古屋市の公印偽造事件で逮捕 執行猶予の弁護士

2015-04-14

名古屋市の公印偽造事件で逮捕 執行猶予の弁護士

名古屋市中村区在住40代女性無職Aさんは、愛知県警中村警察署により公印偽造の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは以前の厚生相の公印などを偽造したようです。

今回の事件は、平成22年6月8日の共同通信の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~公印偽造及び不正使用等罪とは~

公印偽造とは、使用する目的で、公務所・公務員の印章・署名を偽造した場合に成立します(刑法165条1項)。
また、正規のそれらの印章・署名を不正に使用し、または偽造した公務所・公務員の印章・署名を使用した場合も処罰されます(同2項)。
公印偽造及び不正使用等罪の法定刑は、3月以上5年以下の懲役です。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成15年12月17日、山口地方裁判所で開かれた公印偽造被告事件です。

【事件の概要】
被告人は、A及びBと共謀の上、行使の目的で、勝手に岩国市長名義の印章を偽造しようと考え、「岩国市長之印」と刻印された印顆1個を作成して、公務員である岩国市長の印章を偽造した。

【判決】
懲役1年
執行猶予2年

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・作出された市長印は,幸いにして現実に使用されることがなかったこと
・被告人は本件犯行によって自らまたはその経営する会社に何らの経済的利得も受けなかったこと
・社会的な制裁を受けたこと 
など。

公印偽造事件でお困りの方は、執行猶予獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
執行猶予を獲得できれば、事件前と変わらない生活を送りながら、更生の道を歩むことができます。
弊所は、万全の刑事弁護活動で依頼者の更生をサポート致します。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕された場合、初回接見サービス(3万3100円)もお勧めです。

名古屋の建造物等以外放火事件で逮捕 保釈の弁護士

2015-04-13

名古屋の建造物等以外放火事件で逮捕 保釈の弁護士

名古屋市中区在住40代男性無職Aさんは、愛知県警中警察署により建造物等以外放火の容疑で再逮捕されました。
同署によると、同市の住宅の駐車場で、Aさんが乗用車に火をつけてバンパーを焼いているところを、現場周辺の防犯カメラの解析から明らかとなったようです。
取調べに対しAさんは、容疑を認めたうえで「車を持っている人がうらやましかった」と供述しているそうです。

今回の事件は、平成27年3月31日のTBSニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~建造物等以外放火罪とは~

建造物等以外放火罪とは、現住建造物等放火罪・非現住建造物等放火罪が定める以外の物に放火し、公共の危険を生じさせたときに成立する罪です。
建造物等以外放火罪の法定刑は、1年以上10年以下の懲役です(刑法第110条1項)。
放火した物が自分の所有物の場合は、1年以下の懲役または10万円以下の罰金です(同条2項)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成18年6月22日、松山地方裁判所で開かれた建造物侵入、建造物等以外放火、窃盗、森林法違反被告事件です。

【事実の概要(建造物等以外放火罪部分のみ抜粋)】
被告人は、正当な理由がないのに、A社B工場工場長Cが看守する同工場内に侵入し、同工場内に設置された同会社所有の平屋建休憩所に放火してこれを焼損しようと企てた。
同人は、同休憩所内において、吊り下げられていた作業服のポケット内に紙に包んだマッチを押し込んだ上、所携のマッチに点火した。
そして、同紙に火を放ちその火を同作業服を媒体として同休憩所に燃え移らせた。
よって、同休憩所を全焼させてこれを焼損し、放置して、同工場及びこれに近接した人家等に延焼するおそれのある危険な状態を発生させ、もって、公共の危険を生じさせた。

【判決】
懲役18年
(求刑 懲役25年)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・計画的犯行とまでは認められないこと
・被告人は、犯行時において、かような大規模火災となるとまでは考えていなかったこと
・各森林法違反(森林放火)を通じて人的被害が軽微なものにとどまったこと
・各窃盗の被害品の大部分が被害者の元に戻っていること
・被告人は、公判の最後において、多くの人に迷惑をかけた旨供述したこと

建造物等以外放火事件でお困りの方は、保釈を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中警察署に勾留されている場合、弁護士を派遣できる初回接見サービスの費用は35500円です。

名古屋の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈の弁護士

2015-04-12

名古屋の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈の弁護士

名古屋市千種区在住30代男性ミュージシャンAさんは、愛知県警中川警察署により大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、パトロールしていた警察官が、Aさんに職務質問したところ、乾燥した大麻およそ1グラムを所持していることが発覚したそうです。
取り調べに対し、Aさんは「間違いありません」と容疑を認めているそうです。

今回の事件は、平成27年3月6日、TBS Newsの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~大麻取締法違反の法定刑~

大麻の栽培・輸入・輸出は、7年以下の懲役となります。
同様の行為を営利目的で行った場合、10年以下の懲役または懲役と300万円以下の罰金の併科です。
なお、 大麻の栽培・輸出・輸入は、予備と未遂も罰せられます(大麻取締法第24条、24条の4)。

大麻の所持・譲り受け・譲り渡しは、5年以下の懲役となります。
営利目的の場合は、7年以下の懲役または懲役と200万以下の罰金の併科です。
大麻の所持・譲り受け・譲り渡しは、未遂も罰せられます(大麻取締法第24条の2)

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年12月9日、大阪地方裁判所で開かれた大麻取締法違反被告事件です。

【事実の概要】
1.営利の目的で、みだりに、14回にわたり、被告人方居室(当時)などで、Aらに対し、大麻草計約39グラムを代金合計26万3500円で譲り渡した。
また薬物犯罪を犯す意思をもって、多数回にわたり、被告人方居室などで、Bらに対し、乾燥植物葉片合計1938グラム余を大麻として、代金合計1031万9300円で譲り渡した。
以上をもって、大麻を譲り渡す行為と薬物その他の物品を規制薬物として譲り渡す行為を併せてすることを業とした。

2.上記1の際、営利の目的で、みだりに、被告人方居室において、大麻である大麻草約20.932グラムを所持した。

【判決】
懲役3年2か月及び罰金100万円
(求刑 懲役5年及び罰金100万円)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・反省して更生を誓っている様子であること
・被告人の両親が今後の監督を誓っていること
・前科前歴がないこと
・若年であること

大切な方が大麻取締法違反事件で逮捕・勾留されているという場合は、保釈獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門で薬物犯罪に精通した弁護士が、即日対応致します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万5000円です。

名古屋市の業務上失火事件で逮捕 接見の弁護士

2015-04-11

名古屋市の業務上失火事件で逮捕 接見の弁護士

名古屋市天白区在住70代男性飲食店店主Aさんは、愛知県警中村警察署により業務上失火の容疑で書類送検されました。
同署によると、Aさんは営業で使った炭火を放置し、木造2階建て店舗2棟が全焼、同住宅1棟が半焼する火災を起こしたとしている。
Aさんは「店を閉めて帰る際、炭火は処理したつもりだったが不十分だった」などと容疑を認めているそうです。

今回の事件は、平成26年12月12日の毎日新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~業務上失火罪とは~

業務上失火罪とは、失火罪・激発物破裂罪にあたる行為を、業務上必要な注意を怠ったことにより成立する犯罪です。
業務上失火罪の法定刑は、3年以下の禁錮または150万円以下の罰金です(刑法第117条の2)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成16年3月24日、長崎地方裁判所で開かれた業務上失火被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、アーク溶接等の業務の特別教育を受け、A重工業株式会社長崎造船所a工作部船装課船装係所属の作業員として勤務していたものである。
かねて同社がB社から受注して建造の上、艤装中の客船「C」の船内で、相勤者が同船内各層天井部に仮止めした配管を鋼材を用いて固定する作業に従事するようになった。

当該事件は、上記固定作業を「直溶接」と呼ばれる方法でする際、業務上の注意義務を怠った為に発生した。

同船内各層天井部は、同天井溶接部の裏側の直上層床上に可燃物があった場合、同天井面に直溶接を行えば、火災を発生させる危険があった。
同造船所a工作部では、当該危険等に対処するため、特に火災発生の危険が高い区域を「特別防火管理区画」として指定した。
そのため、同区画内などで直溶接を初めとする火気作業を行う場合には、事前に届出をし担当者による指導・監督を受けるなどしなければならなかった。
この事については、被告人も認識していたものである。

しかし、被告人は、これら業務上の注意義務を怠って「特別防火管理区画」である「客用荷物集配所」の天井面に「サポート」を直溶接して取り付け、配管を固定しようとした。
その結果、直溶接の高熱によって木製家具部材であるヘッドボード4本等に着火させた上、その火を同室内の壁面等に燃え移らせて火を失し、その火を順次隣室にも燃え移らせた。
よって現に人がいる艦船である同船の第3層から第16層(第13層は欠番)までの13階層の船室等約4万9855平方メートルを焼損したものである。

【判決】
禁錮1年6月
執行猶予3年

業務上失火事件でお困りの方は、初回接見サービスの愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
逮捕・勾留されているときには、少しでも早く弁護士に動いてもらうことが重要です。
初回接見サービスであれば、刑事事件専門の弁護士が即日対応できます。
なお、愛知県警中村警察署に勾留されている場合、初回接見費用は3万3100円です。

名古屋の児童買春事件で逮捕 無料法律相談の弁護士

2015-04-10

名古屋の児童買春事件で逮捕 無料法律相談の弁護士

名古屋市天白区在住30代男性会社員Aさんは、愛知県警中警察署により児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。
同署によると、出会い系アプリで知り合った中学生の女子生徒3人に、18歳未満と知りながら2万円を渡すことを約束してわいせつな行為をしたようです。
Aさんは「成人した女性だと思っていた」と容疑を否認しているそうです。

今回の事件は、平成27年4月1日、スポーツ報知の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~児童買春の法定刑~

児童買春・援助交際のうち児童買春、児童ポルノ禁止法違反の場合の法定刑は、5年以下の懲役または300万円以下の罰金です
(児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律第4条、同第2条)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成15年10月23日、東京地方裁判所で開かれた児童買春・児童ポルノ禁止法違反被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、インターネットを利用する不特定多数の者に対し、児童ポルノ画像を送信して、児童ポルノを公然と陳列しようと企てた。
同人は、児童ポルノのデータをパソコンに接続したインターネットを利用し、乙社管理のサーバーを経由して、丙社管理するIPアドレスを割り当てられたサーバーに送信した。
そして、同コンピュータの記憶装置であるハードディスクにこれらを記憶・蔵置させた。
その後、インターネットに接続したコンピュータを利用する不特定多数の者に対し、前記児童ポルノ画像を閲覧可能な状態に設定した。
閲覧可能な状態に設定された児童ポルノである画像は合計68画像にのぼる。
以上をもって、児童ポルノ画像を公然と陳列したものである。

【判決】
懲役1年
執行猶予4年

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・捜査段階から一貫して犯行を素直に認めていること
・千葉犯罪被害者支援センターに対して贖罪寄付をした
・警察官を辞職し、退職金も受け取らない旨述べるなど、反省の態度を示している
・保釈後、社会奉仕活動に参加

児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件でお困りの方は、無料法律相談の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
警察介入前の法律相談でも構いません。
少しでも不安がある方は、お気軽にご相談下さい。
なお、愛知県警中警察署に逮捕されている場合、初回接見をご利用ください(初回接見費用:3万5500円)。

名古屋のあっせん収賄事件で逮捕 勾留阻止の弁護士

2015-04-09

名古屋のあっせん収賄事件で逮捕 勾留阻止の弁護士

名古屋市中村区在住50代男性議員秘書Aさんは、愛知県警中川警察署によりあっせん収賄の共犯の容疑で逮捕されました。
Aさんは、秘書をしていた議員とともに、国有林無断伐採の行政処分をめぐり林野庁に不正な働き掛けをした見返りに製材会社から現金500万円の賄賂を受け取ったそうです。

今回の事件は、平成14年6月21日の共同通信の記事を基に作成しています。
ただし、地名、検察庁名は変えてあります。

~あっせん収賄罪とは~

あっせん収賄罪は、以下の条件を満たした場合に成立する犯罪です。

・公務員が請託を受け、
・他の公務員に職務上不正な行為をさせるように又は相当な行為をさせないようにあっせんすること又はしたことの報酬として、
・賄賂を収受し又はこれを要求若しくは約束した

あっせん収賄罪の法定刑は、5年以下の懲役です(刑法第197条の4)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成16年6月22日、名古屋地方裁判所で開かれたあっせん収賄被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、名古屋市議会議員として特別職の地方公務員たる地位にあった者である。
道路清掃業等を営むC社の代表取締役であったDから、同社を含むA協会加盟企業の利益のため、同市緑政土木局理事Eらにあっせんして欲しい旨の請託を受けた。
その内容は、以下の通りである。

・今後実施される道路清掃業務請負のための指名競争入札の指名業者を上記協会の意向どおりに選定すること
・同協会の事務を担当するFに予定価格に近い金額を漏らし教えること

なお、Eらは名古屋市が指名競争入札の方法により発注する道路清掃業務に関し、同業務についての指名業者の選定及び発注価格の設定等の事務を掌理していた者である。
そして、その報酬として供与されるものであることを知りながら現金100万円の供与を受けた。

【判決】
懲役2年6箇月
執行猶予3年
金100万円の追徴

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人から本件賄賂を請求したものではなく、協会側から世話人の変更などに伴って提供されたものであること
・被告人は当公判廷において反省の態度を示していること
・これまで議員として地方自治に貢献してきた面も認められること
・被告人が既に市議会議員を辞するなど一定の社会的制裁を受けていること

あっせん収賄事件でお困りの方は、勾留阻止を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合、初回接見費用は3万5000円です。

名古屋の強盗強姦事件で逮捕 示談の弁護士

2015-04-08

名古屋の強盗強姦事件で逮捕 示談の弁護士

名古屋市北区在住20代男性とび職Aさんは、愛知県警中川警察署により強盗強姦未遂の容疑で逮捕されました。
同署によると、市内のマンション2階の一室にベランダから侵入し、就寝中だった20代女性をカッターナイフで脅して現金約1万円を奪った上、乱暴しようとしたそうです。
Aさんは「身に覚えがありません」と供述し、容疑を否認しているという。

今回の事件は、平成27年4月1日、産経WESTの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~強姦罪とは~

強姦罪とは、男性が女性に対して、被害者の抵抗を困難にする程度の暴行・脅迫によって、被害者の意思に反した性交渉を行うことです。
ただし、例外的に女性に強姦罪が成立するケースもあります。
例えば、男性が被害女性に対して姦淫する際に、被害女性に対して暴行を加えるなどしていた場合です。

強姦罪の法定刑は、3年以上の有期懲役です(刑法第177条)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成23年12月20日、さいたま地方裁判所で開かれた強姦致傷被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、帰宅のため歩いていたA(当時17歳)を強いて姦淫しようと氏名不詳者と共謀した。
その後、駐車場先路上において、被告人又はその氏名不詳者がAの背後からその首に腕を巻きつけて後ろに引っ張るなどした。
さらに、その駐車場において、被告人が、Aの頭髪を右手でつかむなどして、その駐車場隣の空き地にAを引っ張り込んだ
その上、Aをその場に放りつけ、同所において、Aに対し「ナイフを持っているから」と言って脅迫した。
そして、Aの首を両手で絞め付けるなどの暴行・脅迫を加え、その反抗を抑圧して、被告人及びその氏名不詳者が順次強いてAを姦淫した。
その際、前記暴行により、Aに全治まで約2週間を要する両下肢擦過傷の傷害を負わせた。

【判決】
懲役6年

【量刑の理由】
・被害を受けたことによる精神的痛手は甚大
・被害者に対する謝罪の気持ちや本件犯行に対する反省は全く見られない
・本件犯行後にも重大犯罪等を繰り返し,服役していながら,更に犯罪を重ねている

強姦事件でお困りの方は、示談を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門の弁護士が、示談交渉を通じて被害者の宥恕の意思(加害者を許す意思)を得られるよう交渉します。
なお、愛知県警北警察署に勾留されている場合、初回接見費用は3万5000円です。

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