Archive for the ‘性犯罪・わいせつ事件’ Category
名古屋の児童買春事件で逮捕 無料法律相談の弁護士
名古屋の児童買春事件で逮捕 無料法律相談の弁護士
名古屋市天白区在住30代男性会社員Aさんは、愛知県警中警察署により児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。
同署によると、出会い系アプリで知り合った中学生の女子生徒3人に、18歳未満と知りながら2万円を渡すことを約束してわいせつな行為をしたようです。
Aさんは「成人した女性だと思っていた」と容疑を否認しているそうです。
今回の事件は、平成27年4月1日、スポーツ報知の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~児童買春の法定刑~
児童買春・援助交際のうち児童買春、児童ポルノ禁止法違反の場合の法定刑は、5年以下の懲役または300万円以下の罰金です
(児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律第4条、同第2条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成15年10月23日、東京地方裁判所で開かれた児童買春・児童ポルノ禁止法違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、インターネットを利用する不特定多数の者に対し、児童ポルノ画像を送信して、児童ポルノを公然と陳列しようと企てた。
同人は、児童ポルノのデータをパソコンに接続したインターネットを利用し、乙社管理のサーバーを経由して、丙社管理するIPアドレスを割り当てられたサーバーに送信した。
そして、同コンピュータの記憶装置であるハードディスクにこれらを記憶・蔵置させた。
その後、インターネットに接続したコンピュータを利用する不特定多数の者に対し、前記児童ポルノ画像を閲覧可能な状態に設定した。
閲覧可能な状態に設定された児童ポルノである画像は合計68画像にのぼる。
以上をもって、児童ポルノ画像を公然と陳列したものである。
【判決】
懲役1年
執行猶予4年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・捜査段階から一貫して犯行を素直に認めていること
・千葉犯罪被害者支援センターに対して贖罪寄付をした
・警察官を辞職し、退職金も受け取らない旨述べるなど、反省の態度を示している
・保釈後、社会奉仕活動に参加
児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件でお困りの方は、無料法律相談の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
警察介入前の法律相談でも構いません。
少しでも不安がある方は、お気軽にご相談下さい。
なお、愛知県警中警察署に逮捕されている場合、初回接見をご利用ください(初回接見費用:3万5500円)。
名古屋の強盗強姦事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋の強盗強姦事件で逮捕 示談の弁護士
名古屋市北区在住20代男性とび職Aさんは、愛知県警中川警察署により強盗強姦未遂の容疑で逮捕されました。
同署によると、市内のマンション2階の一室にベランダから侵入し、就寝中だった20代女性をカッターナイフで脅して現金約1万円を奪った上、乱暴しようとしたそうです。
Aさんは「身に覚えがありません」と供述し、容疑を否認しているという。
今回の事件は、平成27年4月1日、産経WESTの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強姦罪とは~
強姦罪とは、男性が女性に対して、被害者の抵抗を困難にする程度の暴行・脅迫によって、被害者の意思に反した性交渉を行うことです。
ただし、例外的に女性に強姦罪が成立するケースもあります。
例えば、男性が被害女性に対して姦淫する際に、被害女性に対して暴行を加えるなどしていた場合です。
強姦罪の法定刑は、3年以上の有期懲役です(刑法第177条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成23年12月20日、さいたま地方裁判所で開かれた強姦致傷被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、帰宅のため歩いていたA(当時17歳)を強いて姦淫しようと氏名不詳者と共謀した。
その後、駐車場先路上において、被告人又はその氏名不詳者がAの背後からその首に腕を巻きつけて後ろに引っ張るなどした。
さらに、その駐車場において、被告人が、Aの頭髪を右手でつかむなどして、その駐車場隣の空き地にAを引っ張り込んだ
その上、Aをその場に放りつけ、同所において、Aに対し「ナイフを持っているから」と言って脅迫した。
そして、Aの首を両手で絞め付けるなどの暴行・脅迫を加え、その反抗を抑圧して、被告人及びその氏名不詳者が順次強いてAを姦淫した。
その際、前記暴行により、Aに全治まで約2週間を要する両下肢擦過傷の傷害を負わせた。
【判決】
懲役6年
【量刑の理由】
・被害を受けたことによる精神的痛手は甚大
・被害者に対する謝罪の気持ちや本件犯行に対する反省は全く見られない
・本件犯行後にも重大犯罪等を繰り返し,服役していながら,更に犯罪を重ねている
強姦事件でお困りの方は、示談を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門の弁護士が、示談交渉を通じて被害者の宥恕の意思(加害者を許す意思)を得られるよう交渉します。
なお、愛知県警北警察署に勾留されている場合、初回接見費用は3万5000円です。
名古屋の公然わいせつ事件で逮捕 勾留阻止の弁護士
名古屋の公然わいせつ事件で逮捕 勾留阻止の弁護士
名古屋市中区在住50代男性記者Aさんは、愛知県警熱田警察署により公然わいせつの容疑で現行犯逮捕されました。
同署によると、熱田区内の大型商業施設で、パート女性の前で下半身を露出したそうです。
~公然わいせつ罪とは~
公然わいせつ罪は、不特定または多数の人が認識できる状態で、わいせつな行為をした場合に罰せられる犯罪です。
公然わいせつ罪の法定刑は、6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料です(刑法第174条)。
道路や公園で、全裸になったり自慰行為や性交渉をするなど性器露出をともなう行為をした場合には公然わいせつ罪に問われることになります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成15年9月24日、神戸地方裁判所で開かれた公然わいせつ被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、路上に駐車中の普通乗用自動車内において、不特定又は多数人の容易に覚知し得る状態で、ことさらに自己の陰茎を露出して手淫した。
以上をもって、公然とわいせつな行為をしたものである。
【判決】
懲役4月
【量刑の理由】
昭和46年から平成11年にかけて罰金前科5犯(いずれも公然わいせつの罪名のもの。)を有している。
そして、平成13年3月6日神戸地方裁判所で公然わいせつの罪により懲役6月(3年間刑の執行猶予)に処せられた。
また、平成14年9月26日同裁判所で同罪により懲役4月(確定日は平成15年6月19日)に各処せられた。
このような前科を持つ被告人が、最終宣告刑の確定前(上告中)にまたしても、判示の公然わいせつの犯行に及んだため。
公然わいせつ事件でお困りの方は、勾留阻止を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
逮捕・勾留されたときには、まず刑事事件専門の弁護士事務所に相談することから始めましょう。
時間が経てば経つほど、勾留を阻止し、大切な人を釈放することが難しくなります。
なお、愛知県警熱田警察署に逮捕されている場合は、すぐに初回接見サービス(3万5900円)を利用して弁護士に対応してもらいましょう。
名古屋の強制わいせつ事件で逮捕 懲役刑に強い弁護士
名古屋の強制わいせつ事件で逮捕 懲役刑に強い弁護士
名古屋市中川区在住10代男性無職Aさんは、愛知県警中川警察署により強制わいせつ致傷の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは同区内の路上で、歩いていた30代女性の後ろから抱きついて押し倒し、体を触るなどしたようです。
女性は両膝に擦り傷を負ったそうです。Aさんは容疑を認めています。
今回の事件は平成27年3月29日の佐賀新聞の記事を基にして作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強制わいせつ罪とは~
強制わいせつ罪とは、被害者に対して、暴行・脅迫を用いて、被害者の意思に反したわいせつな行為をすることです。
強制わいせつ罪の法定刑は、6か月以上10年以下の懲役です(刑法第176条)。
強制わいせつ罪は、法定刑に罰金刑が定められていないため、起訴されれば正式裁判となります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成26年3月28日、神戸地方裁判所で開かれた強制わいせつ致傷被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、帰宅中のA(当時18歳)に強いてわいせつな行為をしようと考えた。
平成24年8月17日午後11時頃、兵庫県明石市a町b丁目c番d号にあるBのエレベーター内において、同女に対し、いきなり同女の右腕を両手でつかんだ。
そして「静かにせな殺すぞ。」などと言って脅迫し、同女の右腕を両手でつかんだまま同女を上記エレベーター内から上記マンションe階エレベーター横階
段踊り場まで連行し、同所において、同女の口を手で塞いでその場に仰向けに転倒させるなどの暴行を加え、強いてわいせつな行為をしようとした。
しかし、同女が抵抗したためその目的を遂げず、その際、上記暴行により、同女に全治約1週間を要する傷害を負わせた。
【判決】
懲役2年8月
(求刑 懲役4年)
【量刑の理由】
・密室となるマンションのエレベーターで若い女性を狙った犯行であり、悪質な犯行である。
・計画的な一面もあり、犯行により被害者に与えた精神的な苦痛も大きく、不安は未だに癒されていない。
・現状では社会内で更生する条件が整っているとはいえない
強制わいせつ事件でお困りの方は、懲役刑に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
早期の示談による不起訴処分や執行猶予判決の獲得を目指し、万全の弁護活動で依頼者の方をサポートします。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕・勾留されている場合、3万5000円で警察署まで弁護士を派遣することができます。
名古屋市の痴漢事件で逮捕 冤罪事件に強い弁護士
名古屋市の痴漢事件で逮捕 冤罪に強い弁護士
愛知県稲沢市在住30代男性会社員Aさんは、愛知県警中村警察署により愛知県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されました。
同署によると、Aさんは通勤途中の電車内で、中学2年の女子生徒(14)の胸や太ももを触るなどの痴漢行為をしたそうです。
女子生徒は以前から同様の被害に遭っているとして、署に相談しており、警戒中だったそうです。
今回の事件は、平成27年3月23日の産経ニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~痴漢はどのような犯罪になるのか~
痴漢は、行為態様により、強制わいせつ罪又は迷惑防止条例違反として処罰されます。
どの痴漢行為が刑法の強制わいせつ罪にあたり、どの痴漢行為が迷惑防止条例違反なのかは、法律上明確な区別がなされているわけではありません。
接触行為の強度や相手方に与える恥辱感の大きさが区別のポイントになります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成27年1月14日、千葉地方裁判所で開かれた千葉県迷惑防止条例違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、A電鉄B駅からC駅までの間(約4分間)を走行中の電車内において乗客のD(当時20歳)に対し、同人の着衣の上からその乳房を手でもんだ。
同行為をもって公共の乗物において、女子を著しくしゅう恥させ、かつ、女子に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしたというものである。
【判決】
無罪
【判決の理由】
本件公訴事実につき犯罪の証明がないことになるから。
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愛知県警中村警察署に刑事事件専門の弁護士を迅速に派遣します。
名古屋の児童ポルノ事件で逮捕 即日初回接見に向かう弁護士
名古屋の児童ポルノ事件で逮捕 即日初回接見に向かう弁護士
名古屋市中川区在住中学校教諭20代男性Aさんは、愛知県警中川警察署により児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の容疑で逮捕されました。
同署によると、愛知県内の恋愛関係にあった女子高生に裸の画像などを送信させたようです。
Aさんは、容疑を認めているそうです。
今回の事件は、平成27年3月25日の時事通信の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~児童買春・ポルノ禁止法違反とは~
18歳未満の未成年者と性的関係を持ち、自分の性欲を満たすために児童に対価を支払って性交等を行った場合には児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われます。
児童買春・児童ポルノ禁止法違反の法定刑は、5年以下の懲役または300万円以下の罰金です
(児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律第4条、同第2条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成14年2月21日、東京地方裁判所で開かれた児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件です。
【事実の概要】
被告人は、平成13年8月から9月にかけて、以下3件の児童買春を行った。
(1)ホテル「甲」において、A子(当時16歳)が18歳に満たない児童であることを知りながら、同児童に対し、現金4万円の対償を供与して、同児童と性交した。
(2)ホテル「乙」において、B子及びC子(ともに当時17歳)が18歳に満たない児童であることを知りながら、同児童らに対し、現金1万円の対償の供与を約束した。
そして、自己の性的好奇心を満たす目的で同児童に自己の陰茎を手淫させた。
(3)ホテル「丙」において、D子(当時16歳)が18歳に満たない児童であることを知りながら、同児童に対し、現金4万円の対償を供与して、同児童と性交した。
【判決】
懲役1年6か月
執行猶予5年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・深く反省する態度を示していること
・高校卒業と同時に警察官に奉職し,その後10年以上にわたって一貫して警察官として勤務している
・前科前歴等一切ないこと
・本件により懲戒免職処分を受けるなど一定の社会的制裁を受けたと評価できること
児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件でお困りの方は、即日初回接見の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門の弁護士が留置場まで行って、取調べのアドバイスや事件の見通しなどについてご説明します。
刑事事件では逮捕直後の弁護活動が最も重要です。
なお、愛知県警中川警察署で初回接見を行う場合、初回接見費用は3万5000円です。
愛知の強制わいせつ致死事件で逮捕 少年事件の弁護士
愛知の強制わいせつ致死事件で逮捕 少年事件の弁護士
名古屋地方裁判所で開かれた刑事事件で懲役5年以上9年以下の不定期刑が言い渡されました。
被告人の少年は、強制わいせつ致死などの罪に問われ起訴されていました。
判決によると、少年はわいせつ目的で通りかかった女子の背後から鼻と口をふさぎ窒息死させた上、現金6千円を盗んだそうです。
今回の事件は、2015年3月24日津地方裁判所判決を参考にしています。
なお、裁判所名については、修正してあります。
~少年事件で刑事裁判が行われるケース~
20歳未満の少年・少女が罪を犯した場合、一般的には少年事件として保護処分などの審判が下されます。
成年の刑事事件のように懲役刑や罰金刑などの刑罰は、科されないのです。
しかし、少年法20条では、少年が例外的に成人と同じ刑事裁判を受けるケースを2つ規定しています。
・死刑、懲役又は禁錮に当たる罪の事件について、調査の結果、その罪質及び情状に照らして刑事処分を相当と認めるとき
・故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪の事件であって、その罪を犯すとき十六歳以上の少年に関わるもの
このうちいずれかの条件を満たしていれば、加害少年は、成人と同じ刑事裁判を受け、刑罰を科せられる可能性があります。
~三重県・中三わいせつ致死事件~
先日多数のメディアで報道された「三重県・中三わいせつ致死事件」は、まさに上記の形で少年の刑事責任が問われることとなった事件です。
この裁判で被告人の少年(19歳)には、懲役5年以上9年以下の不定期刑(求刑懲役5年以上10年以下)が言い渡されました。
少年が問われた強制わいせつ致死罪(刑法181条)は、その法定刑を無期または3年以上の懲役としています。
そして、判決を下した津地裁の増田裁判長は「暴行態様の危険性からすれば、刑事処分が相当」と述べています。
こうした点から考えると、少年は上記に挙げた2つのケースのうち、
「死刑、懲役又は禁錮に当たる罪の事件について、調査の結果、その罪質及び情状に照らして刑事処分を相当と認めるとき」
に当たるとして、刑事裁判にかけられたと理解できます。
ちなみに、少年には「不定期刑」という聞きなれない科刑方法がとられていますが、これも少年法で定められている処分なのです。
関心のある方は、少年法52条をご覧ください。
少年法の根本的な理念は、少年を更生させることです。
そのため、少年事件に携わる弁護士もこの理念に沿って、少年が一日でも早く更生し、社会に復帰できるよう尽力します。
しかし、少年事件には成人の刑事事件と異なる様々な特殊性があり、これに対応するためには高度な専門的知識・経験が必要です。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、刑事事件・少年事件専門の弁護士事務所です。
大切なお子様のことでお悩みであれば、ぜひご相談下さい。
なお、強制わいせつ致死事件などで愛知県警中村警察署に逮捕された場合、初回接見費用は3万3100円です。
名古屋市の強姦事件で逮捕 初回接見の弁護士
名古屋市の強姦事件で逮捕 初回接見の弁護士
名古屋市名東区在住20代男性教諭Aさんは、愛知県警名東警察署により強姦の容疑で再逮捕されました。
同署によると、同市内のマンションの一人暮らしの女性会社員(23)宅に侵入し、寝ていた女性に「抵抗したら命がない」などと脅し、乱暴したようです。
Aさんは、別の女性への強制わいせつ致傷容疑で逮捕、起訴されています。
~強姦罪とは~
強姦罪とは、男性が女性に対して、被害者の抵抗を困難にする程度の暴行・脅迫によって、被害者の意思に反した性交渉を行うことです。
強姦罪の法定刑は、3年以上の有期懲役です(刑法第177条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成20年3月11日、名古屋地方裁判所で開かれた強姦被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、被告人方先路上を徒歩で通行中のA(当時17歳)を認めるや、強いて同女を姦淫しようと企てた。
同女を追跡し、路上において、同女に対し、いきなり背後から口を手でふさぐなどの暴行を加えた。
そして持っていたはさみ(刃体の長さ約6センチメートル)を示して、「黙れ,騒ぐと殺すぞ。」などと強く言って脅迫した。
以上の行為をもって、その反抗を抑圧した上、同女をhi番地先路上に連行し、同所において、同女の乳房を触るなどした。
さらに、同女を同町hj番地先路上に連行し、同所において、強いて同女を姦淫した。
【判決】
懲役4年(求刑 懲役6年)
【量刑の理由】
・被害者の感じたであろう肉体的苦痛,精神的苦痛は,計り知れないものがある。
・被告人は,被害者に対し,何ら慰謝の措置を講じていない。
・被告人は,本件犯行を行ったことを強く否認するなど,反省の態度は全く見られない。
強姦事件でお困りの方は、初回接見に定評のある愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警名東警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万7100円になります
名古屋市の集団強姦事件で逮捕 性犯罪に強い弁護士
名古屋市の集団強姦事件で逮捕 性犯罪に強い弁護士
名古屋市千種区在住20代男性大学生Aさんら3人は、愛知県警千種警察署により集団強姦の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aら3人は、乱暴する目的で名古屋市内のマンションに鍋パーティーの名目で女子大生を誘い出し、泥酔させたうえ、乱暴したようです。
Aさんらは鍋パーティーを開いたことは認めているものの、いずれも容疑を否認しているそうです。
今回の事件は、平成18年1月27日の日刊スポーツの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~集団強姦罪とは~
集団強姦罪とは、
・2人以上の者が
・現場において共同して強姦(刑法177条)または準強姦(被害者が心神喪失・抗拒不能の場合、刑法178条第2項)の罪を犯した
ときに成立する罪です。
法定刑は、4年以上の有期懲役です(刑法178条の2)。
集団強姦罪は、強制わいせつ罪や強姦罪等とは異なり、親告罪ではありません(刑法180条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成24年11月26日、神戸地方裁判所で開かれた強姦被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、神戸市a区b町c丁目d番e号fgの当時の被告人方で、同所に誘い込んだA(当時48歳)を強姦しようと企てた。
同女の顔面等を平手で数回殴り、手に持った包丁を同女の顔面に押し当てるなどしながら、
「引いたら切れるぞ。」「熱い湯ぶっかけんど,おんどれ。」
などと言い、さらに、自己の両腕の入れ墨を示すなどしながら、
「俺がただの男や思うとんかい。」「おんどれの顔切ったら,完全に傷害や。」
などと言うなどの暴行・脅迫を加え、その反抗を著しく困難にした上、強いて同女を姦淫した。
【判決】
懲役4年(求刑 懲役6年)
【量刑の理由】
・犯行態様はまことに卑劣で悪質
・慰謝の措置は何らとられていない
・反省の態度は全く見られない
集団強姦事件など被害者がいる刑事事件の場合、早期の示談成立が重要です。
示談交渉は、示談経験豊富な刑事事件専門の弁護士にお任せ下さい。
集団強姦事件でお困りの方は、示談締結を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にご相談下さい。
なお、愛知県警千種警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万5200円です。
名古屋市の強制わいせつ致傷事件で逮捕 実刑判決の弁護士
名古屋市の強制わいせつ致傷事件で逮捕 実刑判決の弁護士
愛知県大府市在住20代男性高校教諭Aさんは、愛知県警名東警察署により強制わいせつ致傷の容疑で逮捕されました。
同署によると、名古屋市名東区の路上で、歩いて帰宅中だった同市の30歳代女性に抱きつき、地面に押し倒したうえで、わいせつな行為をし、首をねんざするけがを負わせたようです。
Aさんは、取調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているという。
今回の事件は、平成27年2月18日読売オンラインの記事を基に作成しました。
~強制わいせつ致傷罪とは~
強制わいせつ等致死傷罪とは、強制わいせつ罪・準強制わいせつ罪の既遂罪または未遂罪を犯し、よって人を死傷させた場合に成立する罪です。
法定刑は、無期又は3年以上の懲役です(181条1項)。
強制わいせつ等致死傷罪は、強制わいせつ罪とは異なり、被害者側の告訴がなければ裁判ができない親告罪とはされていません。
~判例の紹介~
今回の判例は、平成22年4月22日、静岡地方裁判所浜松支部で開かれた強制わいせつ致傷事件です。
【事件の概要】
被告人は、かねて好意を寄せていたA(当時24歳)に強いてわいせつな行為をしようと考えた。
路上において、通行中の同女に対し、いきなり背後から抱きつき、両手のひらで同女の両乳房を着衣の上から鷲づかみにして数回揉むなどの暴行を加え、強いてわいせつな行為をした。
その際、上記暴行により、これを逃れようとした同女を転倒させ、加療約5日間を要する左手、両側膝挫創、右膝打撲傷の傷害を負わせた。
【判決】
懲役3年に処する。
裁判確定の日から3年間その刑の執行を猶予し、猶予期間中は保護観察に付する。
【量刑の理由】
・傷害の結果は比較的軽い。
・被害弁償の提案自体はしている。被告人の母親と兄が被害者側へ謝罪に出向いている。被告人も受け取りを拒まれたとはいえ謝罪文を書くといった対応をしている。
・被告人が25歳と比較的若い。
・これまで前科もない。
・就職内定先を辞退せざるを得なくなったほか、本件が報道されて地域に広く知れるところとなったことで、既にある程度、事実上の制裁を受けている。
上記の通り、強制わいせつ致傷事件でも被害の程度が軽微である場合、実刑判決を回避し執行猶予がつく可能性があります。
強制わいせつ致傷事件でお困りの方は、実刑判決に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警名東警察署に逮捕された場合、3万7100円の費用で初回接見を行います。