Archive for the ‘薬物事件・薬物犯罪’ Category

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 不起訴の弁護士

2015-06-06

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 不起訴の弁護士

名古屋市中川区在住40代男性歯科医Aさんは、愛知県警中川警察署により大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、名古屋市内で大麻約4グラムを10万円で譲り受け、路上に止めたタクシー内で大麻約1・5グラムを所持していた疑いが持たれています。

今回の事件は、平成27年5月25日、西日本新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~大麻取締法違反をしてしまったら~

大麻などの薬物犯罪で検挙された被疑者や犯人は、逮捕・勾留されるケースがほとんどです。
大麻取締法違反で裁判になった場合、初犯の単純所持や譲り受けを除けば実刑判決を受けることが多いです。
もし営利目的が認められた場合、たとえ初犯であっても、実刑判決を受ける可能性が極めて高くなります。

ですから、大麻取締法違反など薬物犯罪においては、早期に弁護士を選任し弁護活動を受けるということが極めて重要になってきます。
また事件に対する刑事処分を軽くするだけでなく、将来の再犯を防止するという観点からも弁護士のサポートを受ける意義は大きいと言えます。

~判例の紹介~

今回紹介する判例は、平成16年11月24日、神戸地方裁判所で開かれた大麻取締法違反、関税法違反、覚せい剤取締法違反被告事件です。

【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、営利の目的で、みだりに、大麻を輸入しようと考えた。
AことBと共謀の上、大麻草約110.99グラムを布製CDケース内に隠匿して包装し、これをアメリカからC商店あてに国際スピード郵便として発送した。
同国アンカレッジ国際空港において、D航空第19便に搭載させて同空港を出発させ、大阪府所在のE空港203番駐機場に到着させた。
そして、情を知らない航空作業員をして、同機内から機外に搬出させて本邦内に持ち込んだ。
その上、同所所在の大阪国際郵便局に到着させ、同郵便局内大阪税関大阪外郵出張所職員の検査を受けさせ日本郵政公社職員をして、前記C商店に配達させた。
以上を持って、大麻を輸入したものである。

【判決】
懲役3年8か月
罰金70万円

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人が当公判廷において反省の弁を述べていること
・被告人には交通関係の罰金前科以外に前科がないこと
・被告人の父親が当公判廷において今後は被告人を同居させて監督する旨を誓っていること
・かつて被告人を雇用していた被告人の父親の友人が当公判廷において再度被告人を雇用して監督する旨を誓っていること

大麻取締法違反事件でお困りの方は、不起訴獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されたという場合には、初回接見サービスがお勧めです(初回接見費用:3万5000円)。

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 懲役の弁護士

2015-06-04

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 懲役の弁護士

名古屋市中村区在住50代男性中国人Aさんは、愛知県警中村警察署により覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、自宅アパートで覚せい剤を含む結晶など約190グラムを製造したとしています。
Aさんは、「製造したことは1度もない」と容疑を否認しているそうです。

今回の事件は、平成27年6月3日の産経ニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~覚せい剤や麻薬の製造の法定刑~

覚せい剤や麻薬(ジアセチルモルヒネ等)の輸入・輸出・製造は、1年以上の有期懲役です。
営利目的での覚せい剤や麻薬の輸入・輸出・製造は、無期もしくは3年以上の懲役または懲役と1000万円以下の罰金の併科です。
なお、覚せい剤や麻薬の輸入・輸出・製造は、未遂も罰せられます(覚せい剤取締法第41条、麻薬及び向精神薬取締法第64条)。

~判例の紹介~

今回紹介する判例は、平成25年7月30日、横浜地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法違反、恐喝被告事件です。

【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、法定の除外事由なく、被告人方居室内において、フェニルメチルアミノプロパンの塩類若干量を含有する水溶液を自己の身体に注射し、覚せい剤を使用した。
また、同居室内において、覚せい剤であるフェニルメチルアミノプロパン塩酸塩約0.17グラムを所持した。

【判決】
懲役1年10月
(恐喝は無罪)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・覚せい剤取締法違反の各事実について素直に認め、反省の態度を示していること
・今度こそ二度と覚せい剤を使用しないと誓っていること
・仕事は真面目にしていたこと

覚せい剤取締法違反事件でお困りの方は、懲役刑に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門弁護士懲役の実刑判決を回避すべく、万全の情状弁護活動を展開します。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕・勾留されているときには、初回接見サービスにより警察署に即日弁護士を派遣することも可能です(初回接見費用:3万3100円)。

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 勾留の弁護士

2015-05-17

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 勾留の弁護士

名古屋市中村区在住30代無職Aさんは、愛知県警中村警察署により大麻取締法違反の容疑で逮捕、起訴されました。
同署によると、Aさんは、大麻草とみられる植物を栽培したり、吸引したりする様子をツイッターに投稿していたため事件が発覚したそうです。

今回の事件は、平成27年4月27日の産経WESTの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~大麻取締法違反罪について~

大麻取締法違反罪で裁判になった場合、初犯の単純所持や譲り受けを除けば実刑判決を受けることが多く見られます。
また、営利目的が認められれば初犯であっても実刑判決の可能性が極めて高くなります。
大麻などの薬物犯罪で検挙された被疑者や犯人は、逮捕・勾留されるケースがほとんどです。

勾留に関する弁護活動としては、
勾留を阻止する弁護活動
勾留決定に対する不服申立て
保釈を実現する弁護活動
などがあります。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成14年11月29日、東京地方裁判所で開かれた麻薬及び向精神薬取締法違反、大麻取締法違反被告事件です。

【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、被告人方において、大麻を含有する樹脂状固形物0.414グラム及びMDMA塩酸塩を含有する錠剤0.532グラムを所持した。

【判決】
懲役2年
執行猶予4年

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人が、本件各事実をいずれも素直に認めて反省の態度を示していること
・マジックマッシュルームについては、購入時点ではその所持が違法とはされていなかったこと
・被告人が再犯に及ばないと誓っていること
・被告人の勤務する大学の上司等が被告人のために出廷したこと

大麻取締法違反事件でお困りの方は、勾留に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
勾留阻止・勾留取消を実現すべく、刑事事件専門の弁護士が迅速に弁護活動を行います。
なお、愛知県警中村警察署に勾留されている場合、初回接見サービス(3万3100円)もおすすめです。

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件 刑事事件の弁護士

2015-05-16

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件 刑事事件の弁護士

名古屋市中区在住30代男性車掌Aさんは、愛知県警中警察署により覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、自宅で覚せい剤を所持した疑いが持たれています。

今回の事件は、平成27年5月2日、読売新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~覚せい剤取締法違反について~

覚せい剤や麻薬といった薬物犯罪で検挙された場合は、逮捕・勾留されるケースがほとんどです。
覚せい剤取締法違反麻薬及び向精神薬取締法違反で裁判になった場合、初犯の単純使用や所持を除けば、実刑判決を受けることが多いです。
もし営利目的が認められた場合、初犯であっても実刑判決の可能性が極めて高くなります。
これらの事態を避けるには、刑事事件専門の弁護士に出来るだけ早く相談し、適切な弁護活動をしてもらうことが非常に重要です。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年1月10日、神戸地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法違反被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、法定の除外事由がないのに、覚せい剤であるフエニルメチルアミノプロパン又はその塩類若干量を自己の身体に摂取して、覚せい剤を使用した。

【判決】
懲役2年
(求刑 懲役3年)

【量刑の理由】
・毛髪から覚せい剤成分が検出されるほど相当期間にわたって覚せい剤の使用を続けている
・平成8年12月に覚せい剤取締法違反(覚せい剤の自己使用)の罪等で
執行猶予付きの懲役刑に処せられ、さらに、前記累犯前科の項記載の刑に処せられて服役していた
・反省の態度が見られない

覚せい剤取締法違反事件でお困りの方は、刑事事件を専門とし、執行猶予獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
覚せい剤取締法違反逮捕・勾留された場合には、事案に応じて、釈放や保釈による身柄拘束を解くための弁護活動を行います。
なお、愛知県警中警察署に初回接見に行く場合、初回接見費用は3万5500円です。

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈に強い弁護士

2015-04-28

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈に強い弁護士

名古屋市中村区在住20代男性バスケットボール選手Aさんは、愛知県警中村警察署により大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、乾燥大麻およそ18gをアメリカから国際郵便で、名古屋市にあるチームの事務所宛てに密輸した疑いが持たれています。
Aさんは、容疑を認めているということです。(フィクションです)

~大麻取締法違反とは~

大麻の栽培、輸入、輸出をした場合は、7年以下の懲役です。
営利目的の場合の大麻の栽培、輸入、輸出は、10年以下の懲役または懲役と300万円以下の罰金の併科です。
大麻の栽培、輸出、輸入は予備と未遂も罰せられます(大麻取締法第24条、24条の4)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成17年1月27日、神戸地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法、大麻取締法違反被告事件です。

【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、みだりに、A堂B支店前路上に停車中のタクシー内において、覚せい剤粉末合計約5.21グラム及び大麻草約0.287グラムを所持した。

【判決】
懲役4年

【量刑の理由】
・これだけの量の覚せい剤や大麻草、注射器を所持してタクシーに乗車した犯行態様は悪質
・被告人は、これまで覚せい剤取締法違反を含む前科4犯を有しながら、またもや本件各犯行に及んだ

大麻取締法違反事件でお困りの方は、保釈に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
保釈制度を利用すれば、起訴された後でも留置場や拘置所から出られる可能性があります。
まずは、刑事事件専門弁護士に相談することからスタートしましょう。
なお、愛知県警中村警察署に勾留されている場合、初回接見サービス(3万3100円)もおすすめです。

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 身柄解放の弁護士

2015-04-26

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 身柄解放の弁護士

名古屋市中川区在住60代男性タクシー運転手Aさんは、愛知県警中川警察署により覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、自宅やその周辺で、微量の覚せい剤を所持していた疑いです。
同署は、Aさんが暴力団関係者から覚せい剤を入手したとみて調べているそうです。

今回の事件は、平成27年4月9日、北海道新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~覚せい剤取締法違反の法定刑~

覚せい剤の単純所持の法定刑は、10年以下の懲役です(覚せい剤取締法第41条の2第1項)。
営利目的で同罪を犯した場合、1年以上の有期懲役または1年以上の有期懲役及び500万円以下の罰金になります(覚せい剤取締法第41条の2第2項)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年1月10日、神戸地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法違反被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、法定の除外事由がないのに、覚せい剤であるフエニルメチルアミノプロパン又はその塩類若干量を自己の身体に摂取し、もって、覚せい剤を使用したものである。

【判決】
懲役2年
(求刑 懲役3年)

【量刑の理由】
・相当期間にわたって覚せい剤の使用を続けていること
・平成8年12月に覚せい剤取締法違反(覚せい剤の自己使用)の罪等で
執行猶予付きの懲役刑に処せられていること
・服役したのにまたもや本件犯行に及んだものであること

覚せい剤取締法違反事件でお困りの方は、身柄解放活動を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
早期身柄解放を実現するには、早期に弁護活動を開始することが重要になります。
お困りの方は、逮捕前でも構いませんので、ぜひ出来るだけ早くご相談にお越しください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合、警察署に弁護士を派遣することも可能です(初回接見サービス、費用:3万5000円)。

名古屋の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈の弁護士

2015-04-12

名古屋の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈の弁護士

名古屋市千種区在住30代男性ミュージシャンAさんは、愛知県警中川警察署により大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、パトロールしていた警察官が、Aさんに職務質問したところ、乾燥した大麻およそ1グラムを所持していることが発覚したそうです。
取り調べに対し、Aさんは「間違いありません」と容疑を認めているそうです。

今回の事件は、平成27年3月6日、TBS Newsの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~大麻取締法違反の法定刑~

大麻の栽培・輸入・輸出は、7年以下の懲役となります。
同様の行為を営利目的で行った場合、10年以下の懲役または懲役と300万円以下の罰金の併科です。
なお、 大麻の栽培・輸出・輸入は、予備と未遂も罰せられます(大麻取締法第24条、24条の4)。

大麻の所持・譲り受け・譲り渡しは、5年以下の懲役となります。
営利目的の場合は、7年以下の懲役または懲役と200万以下の罰金の併科です。
大麻の所持・譲り受け・譲り渡しは、未遂も罰せられます(大麻取締法第24条の2)

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年12月9日、大阪地方裁判所で開かれた大麻取締法違反被告事件です。

【事実の概要】
1.営利の目的で、みだりに、14回にわたり、被告人方居室(当時)などで、Aらに対し、大麻草計約39グラムを代金合計26万3500円で譲り渡した。
また薬物犯罪を犯す意思をもって、多数回にわたり、被告人方居室などで、Bらに対し、乾燥植物葉片合計1938グラム余を大麻として、代金合計1031万9300円で譲り渡した。
以上をもって、大麻を譲り渡す行為と薬物その他の物品を規制薬物として譲り渡す行為を併せてすることを業とした。

2.上記1の際、営利の目的で、みだりに、被告人方居室において、大麻である大麻草約20.932グラムを所持した。

【判決】
懲役3年2か月及び罰金100万円
(求刑 懲役5年及び罰金100万円)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・反省して更生を誓っている様子であること
・被告人の両親が今後の監督を誓っていること
・前科前歴がないこと
・若年であること

大切な方が大麻取締法違反事件で逮捕・勾留されているという場合は、保釈獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門で薬物犯罪に精通した弁護士が、即日対応致します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万5000円です。

愛知県の覚せい剤取締法違反事件 前科回避の弁護士

2015-01-11

愛知県の覚せい剤取締法違反事件 前科回避の弁護士

地方公務員Aさんは、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで愛知県警岡崎警察署逮捕されました。
同署によると、Aさんは他の数名と共謀し、営利目的で知り合いの女に覚せい剤少量を譲渡したようです。
犯行現場となったのは、岡崎市内の宿泊施設駐車場でした。

今回の事案は2015年1月8日西日本新聞電子版をもとに作成しています。
警察署名や当事者の属性などについては、記事の都合上修正しています。

~公務員に前科がつくと・・・~

今回の事案でAさんが懲役刑に処せられた場合、Aさんは地方公務員をやめなければならなくなります。
なぜなら地方公務員の場合、法律上禁錮以上の刑に処せられることは、職業上の絶対的欠格事由に当たるからです。
厳密な定義はありませんが、一般的に刑罰を受けることを「前科がつく」と言います。
なお、地方公務員だけでなく国家公務員や自衛隊員などの場合も、禁錮以上の刑に処せられたという前科がついたときには、職を追われることになります。

公務員の人などがこうした不利益を回避するためには、禁錮以上の刑を回避すること、つまり「前科をつけないこと」が重要になります。
前科を回避するための方法は、主に2つあります。
1つは、刑事裁判で無罪判決を獲得することです。
もう一つは、不起訴処分で刑事裁判を回避する方法です。
ただし、刑事裁判で無罪判決を獲得できる可能性は、わずか0.1%です。
一方不起訴処分で事件が終わる可能性は、一般刑法犯全体で59.3%もあります。
ですから、最初にどちらの方法を目指すべきかは、一目瞭然でしょう。
そこで、今回は前科回避の方法として、不起訴処分をご紹介したいと思います。

不起訴処分とは、検察官が容疑者を刑事裁判にかけないで事件を終了させることを言います
不起訴処分になると刑事裁判をしないため、前科がつきません。
不起訴処分は、罪を犯していないのに容疑者にされてしまった人はもちろん、罪を犯してしまった犯人でも認められることがあります。
その場合、
・犯罪行為の内容
・被害弁償・示談等の犯罪後の事情
・本人の反省状況
などといった事情の中から如何に容疑者に有利な事情を主張できるかということが重要です。

もっとも、不起訴処分を獲得できるのは、検察官が起訴・不起訴を判断するまでに限られます。
ですから、不起訴処分を勝ち取るためには、タイムリミットに間に合うよう捜査の初期段階から適切な弁護活動を行うことが必要です。
覚せい剤取締法違反などで逮捕された場合は逮捕後すぐに、刑事事件の得意な弁護士に依頼して検察官に不起訴になるよう働きかけてもらいましょう。

仮に逮捕されなかった場合でも、起訴され有罪になる可能性があります。
覚せい剤取締法違反前科を避けたいという方は、ぜひ一度愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談下さい。

名古屋市の薬事法違反事件 減刑又は執行猶予付き判決を目指す弁護士

2014-12-13

名古屋市の薬事法違反事件 減刑又は執行猶予付き判決を目指す弁護士

名古屋市天白区在住30代男性雑貨店経営者Aさんは、愛知県警天白警察署により薬事法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、名古屋市瑞穂区の雑貨店で、指定薬物を含む危険ドラッグ5袋を販売目的で所持・貯蔵するなどしたようです。
Aさんは「医薬品に該当するとは知らなかった」と、容疑を否認しています。

今回の事件は、12月5日(金)朝日新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~違法薬物とは思っていなかった場合~

危険ドラッグの所持などで薬事法違反の罪に問われた場合でも、「所持していた薬物は違法である」との認識がなければ、犯罪にはなりません。
この場合、不起訴処分ないし無罪判決が下されることになります。
ですから、犯行当時に違法な薬物であることの認識(故意)があったかどうかは、重要なポイントとなります。

もっとも、薬事法違反事件においては、「所持している薬物は違法な物かもしれない」、程度の認識があれば犯罪が成立してしまいます。
単に合法だと思い込んでいたと主張するだけでは、責任を免れるのは難しいと思われます。
ですから、弁護士を介して、警察・検察や裁判所に対して、客観的な証拠に基づいて違法薬物であることの認識を明確に否定することが大切です。

~薬事法違反について争いがない場合~

薬事法違反の事実について争いがない場合は、弁護士を通じて量刑の軽減又は執行猶予付き判決の獲得を目指しましょう。
例えば、
・業務性が希薄であること
・薬物への依存性又は常習性がないこと
・再犯の危険がないこと
・共犯者間で従属的な立場であったこと
などを裁判官に主張していきます。

また、減刑執行猶予付き判決を獲得するためには、ご家族や周囲の方の理解と協力を得ながら、薬物犯罪に手を染めないための具体的方策の実施と環境作りが不可欠です。
弁護士による具体的なアドバイスの下で、効果的な再犯防止策を講じましょう。

薬事法違反事件でお困りの方は、危険ドラッグ等の薬物事件にも強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所の弁護士にお任せ下さい。

岐阜県の大麻事件 薬物事件に強い弁護士

2014-11-19

岐阜県の大麻事件 薬物事件に強い弁護士

岐阜県在住20代男性Aさんと同Bさんは、大麻取締法違反(営利目的栽培)容疑で岐阜県警羽島警察署逮捕されました。
岐阜県警羽島警察署によると、たばこの火がカセットボンベに引火して倉庫から出火し、その際に大麻栽培が露見したそうです。
2人とも大麻栽培については認めていますが、営利目的については否認しています。(フィクションです)

~大麻取締法違反について~

大麻取締法には大麻の使用について、処罰規定がありません。
しかし、大麻所持栽培の場合は逮捕され、処罰されます。
法定刑は以下のようになります。
・栽培、輸入、輸出の場合
(単純) 7年以下の懲役
(営利) 10年以下の懲役
300万円以下の罰金の併科あり。予備と未遂も罰せられます。
・譲渡・譲受・所持の場合
(単純) 5年以下の懲役
(営利) 7年以下の懲役
200万円以下の罰金の併科あり。未遂も罰せられます。

裁判になった場合、初犯の単純所持や譲り受けを除いて実刑判決を受けることが多いです。
営利目的が認められれば初犯であっても実刑判決の可能性が高くなります。
営利目的の有無で法定刑が大きく変わっていきます。

今回モデルにした事件は、香川県坂出市で発生した事件です(朝日新聞デジタル版2014年11月15日に掲載)。
この事件で香川県警が再逮捕した容疑者2人は、いずれも大麻の栽培について認めていますが、営利目的は否認しています。
しかし、倉庫内には大麻草886株が発見されており、末端価格は1億円を超えるとみられているそうです。
この量からして、営利目的はなかったとすることは難しいでしょう。

昨今は、特に薬物事件に対する取締りが強化されています。
逮捕などによる不利益を最小限に抑えるためにも、事前に刑事事件に強い弁護士に相談しておくことが望ましいと思います。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、逮捕前のご依頼にも対応可能です。
大麻取締法違反でお困りの方は、大麻事件に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。

 

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