Archive for the ‘刑事事件’ Category
名古屋市の強盗事件で逮捕 減刑の弁護士
名古屋市の強盗事件で逮捕 減刑の弁護士
名古屋市緑区在住20代男性無職Aさんは、愛知県警中警察署により強盗の容疑で逮捕されました。
同署によると、同区内の路上で乗車中のタクシーの男性運転手に刃物を示して「今から人を殺しに行くんや」と脅迫し、降車場所までの料金を支払わなかったようです。
Aさんは「強盗はしていない。包丁はかばんから落ちただけだ」と供述し、容疑を否認しています。
今回の事件は、平成27年3月15日の産経WESTの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~強盗罪とは~
強盗罪とは、相手方が反抗できないほどの暴行・脅迫によって、反抗できなくなった相手方からお金などの金品や利益を奪い取る犯罪をいいます。
強盗罪の法定刑は、5年以上の有期懲役です(刑法第236条)。
強盗罪では、予備や未遂も罰せられます(刑法第237条、243条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成16年7月7日、東京地方裁判所で開かれた強盗致死、強盗被告事件です。
【事実の概要(強盗部分のみ抜粋)】
被告人は、東京都文京区のホテルA207号室において、金員を強取する目的で中国人B(当時23歳)の身体を紐で縛り上げた。
その上、クロロホルムを染み込ませたタオルを同女の鼻口部等に押し付け、同女を意識不明状態に陥らせた。
以上の行為をもって、その反抗を抑圧した上、同女所有の現金約4万7000円を強取したものである。
【判決】
無期懲役
【量刑の理由】
被告人は、クロロホルムを使用した強姦致傷等の前科や同種の前歴を有している。
にもかかわらず再びクロロホルムを使用して中国人女性2名に対する現金強取の犯行を繰り返した。
その結果、1名を死亡するに至らせたという誠に重大かつ悪質な強盗致死及び強盗の事案である。
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交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
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名古屋市の贈賄事件で逮捕 初回接見の弁護士
名古屋市の贈賄事件で逮捕 初回接見の弁護士
名古屋市瑞穂区在住40代男性会社社長Aさんは、愛知県警瑞穂警察署により贈賄の容疑で逮捕されました。
同署によると、防災情報を区内に告知する通信ソフト整備に関する指名競争入札で、Aさんに営業業務を委託していた業者が落札できるよう便宜を図ってもらいました。
その見返りに、便宜を図った同市職員に対して現金200万円を渡したということです。
今回のニュースは、平成27年2月25日の北海道新聞に掲載された記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~贈賄罪とは~
贈賄罪は、公務員に対し賄賂を供与し、その申込みをし、又は公務員との間で賄賂の約束をすることによって成立します(刑法198条)。
贈賄罪の法定刑は、3年以下の懲役又は250万円以下の罰金です。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成20年9月4日、大阪地方裁判所で開かれた贈賄事件です。
【事件の概要】
被告人は、土木建築資材の販売等を目的とする株式会社Aの代表取締役である。
一方、賄賂を受け取ったとされるのは、B(C局国営D公園事務所の長、次いで独立行政法人F本社G部の担当部長であったもの)である。
Bは、D公園事務所及びC局が発注する防水関係工事にAらが特許権を有する「H施工方法(通称I工法)」が採用されるよう仕様を変更するなどの便宜を図った。
これを受けて被告人は、Bに対して計6回にわたり、謝礼の趣旨のもとに、事情を知らないAの経理担当職員に、合計361万4991円の賄賂を振込送金させた。
なお、賄賂は、J信用金庫K支店ほか2か所からA名義で、株式会社L銀行M支店に開設されたBが管理するN名義の普通預金口座で送金されていた。
【判決】
懲役1年6か月
執行猶予4年
(求刑 懲役1年6か月)
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人は、Bから賄賂を要求されてこれに応じたのであって、自ら積極的に贈賄したのではない。
・被告人は、捜査段階では罪を認めて反省する気持ちを述べていた。
・被告人には、古い罰金前科以外の前科がない。
・被告人が代表取締役を務める会社は、公共事業について指名停止処分を受けるなど、一定の制裁を受けている。
贈賄事件で逮捕されてしまった場合には、愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所の初回接見サービスがお勧めです。
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名古屋市の自殺教唆事件で逮捕 即日対応の弁護士
名古屋市の自殺教唆事件で逮捕 即日対応の弁護士
名古屋市中川区在住20代男性大学生Aさんは、愛知県警中川警察署により自殺教唆の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、スマートフォンの携帯アプリ「LINE(ライン)」で、交際相手の女子学生に対して
「お願いだから死んでくれ」「手首切るより飛び降りれば死ねるじゃん」
などと計7回のメッセージを送り、交際相手を自殺させたとしている。
今回の事件は、平成26年2月21日の毎日新聞のニュースを基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~自殺教唆罪とは~
刑法第202条には、自殺関与・同意殺人罪などが定められています。
人を教唆して(人をそそのかしたり、死ねといったりして)自殺させるのが、自殺教唆罪です。
人を幇助して(自殺する意図のある人に道具を渡したり、自殺のやり方を教えるなどして)自殺させるのが、自殺幇助(ほうじょ)罪です。
頼まれて、その人を殺害する嘱託殺人罪、承諾を得てその人を殺害する同意殺人罪などがあります。
法定刑は、いずれも6月以上7年以下の懲役又は禁錮です。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成17年6月3日、静岡地方裁判所で開かれた、詐欺・承諾殺人・窃盗等の事件です。
【事実の概要】
被告人は、社会福祉法人Aの理事長であり、同法人が運営する指定介護老人福祉施設「B」の施設長として同施設の業務全般を統括していたものである。
同人は、 前記Aの理事兼「B」及び「E」の副施設長として経理事務を担当していた妻のKとともに、当時新聞等で介護給付費を不正に受給しているなどと報道されていた。
そのことから、早晩Kともども警察に逮捕されてしまうなどと考えて将来を悲観していた。
後日、被告人は、普通乗用自動車内等で、Kから「死ぬなら首を吊って死ぬとか,毒を飲んで死ぬとか,車の排気ガスで死ぬとかしたいね」などと言われた。
これを受けて、被告人が運転する上記乗用車の助手席にKが同乗し同車ごと山道から谷底に転落して心中する方法を提案したところ、合意した。
そして同日、助手席にKを乗車させた上記乗用車を運転して同女もろとも同車を崖から約55メートルにわたって転落させた。
以上の行為をもって、同所において、Kの嘱託を受け脾破裂による腹腔内出血により同女を死亡させたものである。
【判決】
懲役6年(求刑 懲役10年)
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人は、Aの役職を辞職しただけでなく、本件が大きく報道されたりして、その信用を著しく失墜させており、その点では既に一定の社会的制裁を受けていると評し得ること
・社会福祉に貢献した面もあったこと
・嘱託殺人については、妻において積極的に死を望んだと認められること
・被告人には前科前歴がないこと
自殺教唆・承諾殺人(同意殺人)などでお困りの方は、お問い合わせから即日対応の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕・勾留されている場合、初回接見費用は3万5000円です。

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名古屋の不正作出支払用カード電磁的記録強要事件で逮捕 私選の弁護士
名古屋の不正作出支払用カード電磁的記録供用事件で逮捕 私選の弁護士
名古屋市昭和区在住20代専門学生Aさんら中国人の男3人は、愛知県警昭和警察署により不正作出支払用カード電磁的記録供用と詐欺の疑いで逮捕されました。
同署によると、同市の百貨店で偽造クレジットカードを使ってブランド品を買ったようです。
Aさんらは「偽造カードと知らなかった」と否認しているという。
今回の事件は、平成27年2月19日の朝日新聞DIGITALの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~不正作出支払用カード電磁的記録供用とは~
不正作出支払用カード電磁的記録供用罪は、支払用カード電磁的記録不正作出等罪(刑法163条の2)の2項に規定されています。
供用罪の行為は、不正に作出された支払用カードを構成する電磁的記録を、人の財産上の事務処理の用に供することです。
この他に、支払用カード電磁的記録不正作出(1項)、不正電磁的記録カード譲渡し、貸渡し、輸入(3項)があります。
法定刑はいずれも、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成14年8月21日、神戸地方裁判所で開かれた不正作出支払用カード電磁的記録供用等被告事件です
【事実の概要】
被告人は、A及びB株式会社の財産上の事務処理を誤らせる目的で、不正に作られたテレホンカード様のもの33枚を所持していた。
そのうち1枚を同所に設置された公衆電話のテレホンカード挿入口に挿入して同カードの電磁的記録を読み取らせた。
以上をもって、同カードの電磁的記録を人の財産上の事務処理の用に供したものである。
【判決】
懲役2年10か月
執行猶予3年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人には前科前歴がない
・被告人は本件で初めて身柄を約5か月にわたり拘束されて現在反省していると認められること
・被告人の夫が被告人を監督する旨誓い、電話会社に対する損害を弁償すると約してもいること
万全な弁護活動を受けるためには、国選弁護人より私選弁護人を付けるべきです。
私選弁護人は、いつでも選任でき、交代も自由です。
支払用カード電磁的記録不正作出等事件でお困りの方は、私選弁護経験多数の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警昭和警察署に勾留され初回接見サービスをご希望の場合、初回接見費用は3万6200円です。

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名古屋市の名誉毀損事件で逮捕 実刑判決の弁護士
名古屋市の名誉毀損事件で逮捕 実刑判決の弁護士
名古屋市天白区在住20代男性大学生Aさんは、愛知県警天白警察署により名誉毀損の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、女性を装い、同じ大学に通う男性にストーカー行為をされているとウェブサイトに書き込んだそうです。
Aさんは「彼女を取られて仕返ししてやりたかった」と話しているという。
今回の事件は、平成27年3月9日の産経ニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~名誉毀損罪とは~
名誉毀損罪とは、公然と事実を適示することで相手方の名誉(社会的評価)を低下させる犯罪です。
名誉毀損罪の成立には事実の適示が必要なので、単に相手方をさげすむような評価をしただけでは名誉毀損罪にはあたりません。
もし、事実を適示した場合にはその事実の真偽に関わらず名誉棄損罪に問われることになります。
名誉毀損罪の法定刑は、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金です(刑法230条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成21年3月17日、札幌地方裁判所で開かれた名誉毀損事件です。
【事実の概要】
(被告人について)
被告人は、株式会社Aの代表取締役であった。
同社が発行する旬刊の定期刊行誌「B」の編集者兼発行責任者として、同誌に掲載する記事の企画・執筆・同誌の編集・発行等を統括していたものである。
(名誉毀損の事実)
同誌上に、「第3回a砂金掘り大会」を北海道枝幸郡C町等とともに実質的に運営した株式会社D(代表取締役E)及び当時の同社営業部長Fに関して次の記事などを掲載した。
「札幌東部戦線異常あり、堂々とイカサマ『砂金掘り大会』催すDのF軍団」との見出しの下に 、F軍団は、このイベントのために各テナントから金品をタダで提出させている。
家主の権限をちらつかせてF軍団長の手下であるD営業部営業企画課のスタッフが店頭に出向いて『これを協賛商品として出してくれ』と指定していた。
家電製品や時計、宝石、ブランド商品など何10万円もする高価なものまで指定され、困り果てたテナントが相当な数に上っている。
家主であるDの皮をかぶっての指定とあって拒否できず、泣き寝入りさせられてきたのだ。
しかも、参加者の手に渡る賞品は一部だけ。
金目のものはほとんどF軍団が前もって処分し、C町からの協力者との宴会費用になっている。」
「F軍団員ら10人近くをまじえて前夜の8月6日(土)にbで開いた懇親会の費用も同町が負担した。
観光振興キャンペーンを目的にした予算から支出している。」、
「サギ師F軍団の策に引っ掛かって貴重な町予算が食い物にされたのだ 」
などという内容の記事を掲載した上、平成17年8月中旬ころ、同誌を札幌市c区de丁目f番地所在の株式会社G銀行法人営業部ほか多数の購読契約会員に郵送して頒布した。
以上をもって公然と事実を摘示して前記株式会社D及び前記Fの名誉を毀損した。
【判決】
懲役1年2月(求刑 懲役1年6月)
【量刑の理由】
・被告人は、被害者らに対する慰謝の措置を全く講じていない
・自らの行為の当否を謙虚に顧みようとする姿勢を欠いている
・平成14年3月に懲役10月の実刑判決を受け、平成15年2月にその判決が確定して服役し、同年12月に出所したばかり
名誉毀損事件でお困りの方は、実刑判決に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
情状酌量を実現し、刑務所行きを回避できるよう万全を尽くします。
なお、愛知県警天白警察署で勾留されている場合は、3万7300円で初回接見サービスをご利用になれます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の事後強盗事件で逮捕 取調べに強い弁護士
名古屋市の事後強盗事件で逮捕 取調べに強い弁護士
名古屋市千種区在住40代男性会社員Aさんは、愛知県警千種警察署により事後強盗の容疑で現行犯逮捕されました。
同署によると、千種署男性巡査部長(30)宅のベランダで、Aさんが女性用下着を盗んでいるのを巡査部長の妻(31)が目撃しました。
その際、非番で自宅にいた巡査部長が、バイクで逃げようとするAさんにしがみついて転倒させ、事後強盗容疑で現行犯逮捕したようです。
今回の事件は、平成25年5月7日のスポニチの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~事後強盗罪とは~
刑法第238条(事後強盗)
「窃盗が、財物を得てこれを取り返されることを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を隠滅するために、暴行又は脅迫をしたときは、強盗として論ずる。」
以下のような場合に、事後強盗罪として処罰されます。
・甲が、商品を取り返そうとする乙に対して暴行を加えた場合
・乙が警察に連れて行こうと甲の手首を捕まえたのに対して、甲が乙に暴行を加えた場合
・甲が乙に暴行を加えて、防犯ビデオの甲の映像を消去させた場合
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成14年11月14日、神戸地方裁判所で開かれた事後強盗事件です。
【事実の概要】
被告人は、Fビル地下1階GB店において、同店店長H管理にかかるコンパクトディスク3点(販売価格合計9514円相当)を窃取した。
しかし、同店に設置された防犯センサーが作動し、同店店員I(当時24歳)及び同J(当時24歳)に追跡された上、追いつかれた。
前記両名から取り押さえられるや、逮捕を免れるため、背後にいた前記両名の顔面に向けて催眠スプレーを各1回吹き付ける暴行を加えたものである。
【判決】
懲役3年
執行猶予5年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・計画的とはいえないこと
・害額がさほど多額とはいえず、被害品は被害者に還付されたこと
・謝罪文を送付するなど反省の情を深め、定職について更生する旨誓っていること
・被告人の実父において被害者に対し謝罪したこと
・実父において被告人と同居してその監督をする旨誓っていること
・実父において金10万円を贖罪寄付したこと
刑事事件では、事件直後・逮捕直後の取調べ対応が最終的な刑事処分に大きく影響します。
あとから後悔する前に、まずは刑事事件専門の弁護士に相談してみませんか?
事後強盗事件でお困りの方は、取調べ対応に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警千種警察署に現行犯逮捕された場合、初回接見サービスの費用は3万5200円です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
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名古屋市の有印公文書偽造事件で逮捕 被害弁償の弁護士
名古屋市の有印公文書偽造事件で逮捕 被害弁償で不起訴の弁護士
名古屋市中村区在住40代男性警察官Aさんは、愛知県警中村警察署により有印公文書偽造・同行使の容疑で書類送検されました。
同署によると、勤務していた警察署等で上司計7人の印鑑の印影から、印鑑を作製する機械で偽造印を作成し、書類計78枚に決裁印を押して決裁を得たように偽ったそうです。
Aさんは、県警の調べに「書類がたまってしまい『仕事が遅い』といわれたくなかった」などと話しています。
今回の事件は、平成27年10月23日の産経ニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~公文書偽造等罪とは~
公文書偽造等罪は、刑法155条に規定されています。
1項は有印公文書偽造、2項は有印公文書変造、3項は無印公文書偽造・変造を規定しています。
有印とは、文書に作成名義人の署名(記名を含む)・印影の両者かそのいずれかがあることをいい、無印とは、そのいずれもないことをいいます。
~判例の紹介~
判例は、平成14年5月14日、神戸地方裁判所で開かれた有印公文書偽造、同行使、詐欺被告事件(認定罪名 詐欺)です。
【事実の概要】
被告人は、平成13年8月21日、AことB(以下「A」という。)から、被告人において「B」になりすまし、株式会社Vから金銭を借り受ける契約をして欲しい等と依頼された。
Aは、同人の戸籍上の氏名が「B」であることを消費者金融業者に知られていないことを奇貨として、被告人を通じて「B」名義で借入金名下に金員を詐取しようと決意したのであった。
被告人は遅くとも同日ころまでに、
・前記株式会社VC支店の融資担当営業員Dに対し、真実は「B」はAの氏名であって被告人の氏名ではないのにこれを秘して、あたかも被告人が「B」であるかのように装う
・被告人の顔写真入りの「B」あての兵庫県公安委員会作成名義の自動車運転免許証様のコピーその他関係書類を提出する
などして「B」が経営するE株式会社の運転資金等として300万円の融資申込みをする旨虚偽の事実を申し向けているなどといった事情を知りながら、前記Aの依頼を了承した。
そしてAと共謀の上、前記株式会社Vから借入金名下に金員を詐取しようと企てた。
同月22日ころ、株式会社H事務所において、同事務所に電話してきたDに対して、Aは被告人が「B」である等と紹介し、被告人は自ら「B」と名乗る等して同人になりすました。
さらに、同月24日午後5時ころ、料理店「L」I店において、被告人において、Dらの面前で「B」であると詐称して同人のごとく振る舞い、契約書等に署名押印する等した。
それによって、同社審査部部長Mから「B」に対する300万円の範囲内で貸付の決裁を受けていたDらに、被告人が「B」であり、被告人に対する同貸付が可能であると誤信させた。
その上、即時同所において、前記Dらから現金150万円及びVカード(ローンカード)1枚の交付を受け、もって、人を欺いて財物を交付させたものである。
【判決】
懲役1年6月
執行猶予3年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・Aとの関係では従属的立場にあること
・本件犯行による実質的な利益を得ていないこと
・今後も被害弁償に努める旨誓約していること
・被告人の妻が当公判廷において被告人の指導監督を誓約していること
・反省悔悟の情
有印公文書偽造・同行使を伴う詐欺事件などで不起訴処分を得るためには、被害弁償や示談成立が急務です。
有印公文書偽造、同行使事件でお困りの方は、被害弁償・示談を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中村警察署に勾留され初回接見サービスをご希望の場合、初回接見費用は3万3100円になります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の特別公務員暴行陵虐事件で逮捕 減刑の弁護士
名古屋市の特別公務員暴行陵虐事件で逮捕 減刑の弁護士
名古屋市東区在住50代男性警察官Aさんは、愛知県警東警察署により特別公務員暴行陵虐の容疑で書類送検されました。
同署によると、取調室で計7回、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されていた女性を抱き締めたり、キスしたりしたようです。
県警は、キスや抱擁が「陵辱、加虐の行為」に当たると判断し、立件しました。
今回の事件は、 平成25年3月22日のスポニチの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~特別公務員暴行陵虐罪とは~
特別公務員暴行陵虐罪(刑法195条)とは、以下の行為が当てはまります。
・「裁判、検察若しくは警察の職務を行う者・・・が、その職務を行うに当たり、被告人、被疑者その他の者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為を」すること(同条1項)
・「法令により拘禁された者を看守し又は護送する者がその拘禁された者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為を」すること(同条2項)
法定刑は、7年以下の懲役又は禁錮となります。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成22年11月1日、広島地方裁判所で開かれた特別公務員暴行陵虐被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、法務教官として広島県東広島市b町cd番地のe所在のf少年院に勤務し、法令により拘禁された者を看守するなどの職務に従事していた者である。
(一つ目の行為)
同少年院体育館において、法令により拘禁されていたg(当時16歳)に対し、シーツを同人の頸部に巻き付けた上で、自分で頸部を絞め付けて死ぬように迫る旨の文言を申し向けた。
(二つ目の行為)
同人に遺書を作成するよう申し向けた上、同人がこれを拒絶すると、同少年院の他の法務教官に「イショ」「ぼくは死にます。」などと記載した文書を作成させた。
そして、これを読み上げさせた。
(3つ目の行為)
同少年院学科教室洗濯棟において、前記gの面前で、塩素系漂白剤と酸性洗剤をビニール袋内で混合して有毒な気体が発生しているかのように装った。
その上で、同ビニール袋を同人の顔面に近づけて、そこから発生している有毒な気体を吸えば死ねるなどと迫る旨の文言を申し向けるなどした。
以上の行為をもって、その職務を行うに当たり、同人に対して暴行及び陵辱・加虐の行為をしたものである。
【判決】
懲役10月
3年間の執行猶予(求刑 懲役1年6月)
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・指導の目的で行った行為が行き過ぎたものであるとの評価が妥当すること
・被告人が本件により厳しい社会的制裁を受けることが見込まれること
・交通違反を除いて前科前歴がないこと
・20年以上にわたって、少年に対する矯正教育に携わり、発達の視点を取り入れた指導教育のあり方について研究・実践し、実績を上げてきていた
刑を軽くするためには、早期の段階から刑事事件専門の弁護士による万全の弁護活動を継続して受けることが重要です。
特別公務員暴行陵虐事件でお困りの方は、減刑実現に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警東警察署に逮捕された場合、初回接見費用3万5700円で初回接見サービスをご利用になれます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の集団強姦事件で逮捕 性犯罪に強い弁護士
名古屋市の集団強姦事件で逮捕 性犯罪に強い弁護士
名古屋市千種区在住20代男性大学生Aさんら3人は、愛知県警千種警察署により集団強姦の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aら3人は、乱暴する目的で名古屋市内のマンションに鍋パーティーの名目で女子大生を誘い出し、泥酔させたうえ、乱暴したようです。
Aさんらは鍋パーティーを開いたことは認めているものの、いずれも容疑を否認しているそうです。
今回の事件は、平成18年1月27日の日刊スポーツの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~集団強姦罪とは~
集団強姦罪とは、
・2人以上の者が
・現場において共同して強姦(刑法177条)または準強姦(被害者が心神喪失・抗拒不能の場合、刑法178条第2項)の罪を犯した
ときに成立する罪です。
法定刑は、4年以上の有期懲役です(刑法178条の2)。
集団強姦罪は、強制わいせつ罪や強姦罪等とは異なり、親告罪ではありません(刑法180条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成24年11月26日、神戸地方裁判所で開かれた強姦被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、神戸市a区b町c丁目d番e号fgの当時の被告人方で、同所に誘い込んだA(当時48歳)を強姦しようと企てた。
同女の顔面等を平手で数回殴り、手に持った包丁を同女の顔面に押し当てるなどしながら、
「引いたら切れるぞ。」「熱い湯ぶっかけんど,おんどれ。」
などと言い、さらに、自己の両腕の入れ墨を示すなどしながら、
「俺がただの男や思うとんかい。」「おんどれの顔切ったら,完全に傷害や。」
などと言うなどの暴行・脅迫を加え、その反抗を著しく困難にした上、強いて同女を姦淫した。
【判決】
懲役4年(求刑 懲役6年)
【量刑の理由】
・犯行態様はまことに卑劣で悪質
・慰謝の措置は何らとられていない
・反省の態度は全く見られない
集団強姦事件など被害者がいる刑事事件の場合、早期の示談成立が重要です。
示談交渉は、示談経験豊富な刑事事件専門の弁護士にお任せ下さい。
集団強姦事件でお困りの方は、示談締結を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にご相談下さい。
なお、愛知県警千種警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万5200円です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。
名古屋市の偽造有価証券輸入事件で逮捕 保釈の弁護士
名古屋市の偽造有価証券輸入事件で逮捕 保釈の弁護士
30代中国人アルバイトAさんらは、愛知県警港警察署により偽造有価証券輸入と関税法違反の疑いで逮捕されました。
同署によると、Aさんらは、偽造ギフトカード約3千枚を日本に持ち込もうとしたようです。
Aさんらは、容疑を否認しているようです。
今回の事件は、平成27年1月16日、産経ニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~偽造有価証券行使等罪とは~
偽造有価証券行使等罪とは、偽造・変造された有価証券、または虚偽の記入がある有価証券を行使、または行使の目的で人に交付、もしくは輸入した場合に成立する罪です。
法定刑は、3月以上10年以下の懲役です(刑法163条1項)。
また、偽造有価証券行使等罪の未遂も罰せられます(刑法163条2項)
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成15年7月16日、神戸地方裁判所で開かれた偽造有価証券行使、詐欺、詐欺未遂被告事件の一部抜粋です。
【事実の概要(一部抜粋)】
不正に入手した偽造小切手を使用して、普通乗用自動車の購入名下に自動車販売業者を欺いて普通乗用自動車を交付させようと企てた。
神戸市のホテルcにおいて、自動車販売業を営むA(当時46歳)に対し、同人所有の普通乗用自動車(ポルシェ,大阪○○○○○○号)の購入方を申し入れた。
その上、偽造に係るB信用金庫d支店支店長C振出名義の小切手(額面金額530万円)を真正に成立したものであるかのように装い、同車の購入代金として交付して行使した。
前記Aをして、前記小切手が確実に代金決済されるものと誤信させ、よって、即時同所において、同人から同車1台(時価約530万円相当)の交付を受けた。
以上の行為もって、人を欺いて財物を交付させたものである。
【判決】
懲役5年
【量刑の理由】
・犯情は極めて悪いこと
・手口は手慣れており、職業的犯行というべく巧妙、悪質であること
・被害弁償は一切なされていないし、その見込みもないこと
など。
偽造有価証券行使等事件などで起訴後も勾留が継続している場合、保釈制度を利用しましょう。
保釈制度とは、裁判所が定める保釈金の納付を条件に被告人の身柄を解放してもらう制度です。
偽造有価証券行使等事件でお困りの方は、保釈を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警港警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万6900円です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
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