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【客様の声】高額商品の万引きで逮捕 略式罰金により釈放

2025-09-27

本日紹介するお客様の声は、デパートにて高級ブランド品を万引きした男性が逮捕された事件です。
男性が窃取した物は非常に高額なもので、万引きといえど、重い処分になる可能性がありましたが、勾留延長阻止と罰金処分を獲得しました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は学生でありながら普段から高級ブランドを身に着けており、高級ブランドを集めるのが趣味となっておりました。
ある日デパートで買い物していた男性は、どうしても欲しくなった商品を見つけました。
しかし、学生である男性が購入できる額ではありませんでした。
男性は従業員の目を盗んで商品を窃取し、店を出てました。
数日後、男性の下に警察が来て男性は逮捕されました。
男性が逮捕されたと知った親御さんは弊所に初回接見の依頼をし、弁護士が男性の元へ駆けつけました。
ご家族からご依頼を受け、対応した弁護士は、被害店舗と示談交渉を行いましたが、被害店舗は示談に応じない経営方針となっておりました。
そこで弁護士は、被害金額を法務局に供託する対応を行い、男性の早期釈放と処分の軽減を目指しました。
検察は男性に被害弁済の意思があり、反省している点と両親が再発防止のためしっかり監督する事情を踏まえ、勾留延長請求をせず、釈放し罰金処分としました。

◆結果◆

勾留延長阻止
罰金

◆解説◆

窃盗事件を起こした際は、被害弁償や示談をすることで不起訴処分を目指すことができます。
しかし今回のように示談を拒否する相手や、そもそも被害者と連絡が取れないケースがあります。
何もせず処分を待つよりも今回のように供託をしたり贖罪寄付を行うことにより刑事処分の軽減が目指せます。

刑事事件において示談交渉は、非常に重要なことです。
当事者間では成立しなかった交渉も、弁護士を介入したことにより示談が成立したケースは非常に多くあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、窃盗事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が捜査されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

【お客様の声】野球賭博や賭け麻雀の公務員 常習賭博罪で執行猶予を獲得

2025-09-24

本日紹介するお客様の声は、雀荘で野球賭博をしていた男性が警察に捜査され起訴された事件です。
男性は実刑判決になると困ることが多くあり、実刑判決を免れるために弊所にご依頼され、執行猶予を獲得しました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は公務員として働いており、退職間近の状況でした。
男性は病気で寝たきりの母親の面倒を見ながら、激務の公務員で働き続けてきました。
そんな男性の唯一の生抜きが、雀荘に行くことでした。
気の知れた仲間たちと麻雀をするのが息抜きになっており、男性は長年通い詰めておりました。
通っていた雀荘の店長からある日、プロ野球の勝敗を賭けないかと話しかけれました。
最初はやる気のなかった男性ですが、周りの仲間がやり始めたと聞いて、男性も「少額なら問題ない」と思い、始めてしまいました。
男性は結局1カ月間野球賭博と賭け麻雀を行い、数百万円の金額を賭けておりました。
後日、雀荘の店長が逮捕され、男性の元にも警察が来て捜査されることになりました。
困った男性は弊所に相談し、ご依頼されました。
事件は警察から検察庁に送致され、検察は男性を常習賭博で起訴し、実刑を求刑しておりました。
男性側としては、実刑になると寝たきりの母親を看病する者がいなってしまうので、何としても実刑を逃れたい状況にありました。
弁護士は、男性には過度の常習性がないことや、再犯防止に向けた取組等をしている点を裁判で主張しました。
このような主張が裁判では評価され、判決では執行猶予を獲得することができました。

◆結果◆

執行猶予

◆解説◆

近年、オンラインカジノの摘発により賭博罪で検挙されている事例が多くあります。
賭博罪には、単純な賭博と常習賭博罪があり、大きな違いは法定刑にあります。
賭博罪の罰則は「50万円以下の罰金又は科料」と比較的軽いものですが、常習賭博罪は、「3年以下の懲役」、と厳しいものです。
賭博罪は懲役刑が規定されていないので、有罪が確定したとしても罰金を支払えば刑務所に収監されることはありませんが、逆に、常習賭博罪には罰金刑の規定がなく、起訴された場合は必ず裁判で裁かれることとなり、執行猶予を獲得できなければ刑務所に服役しなければなりません。
賭博事件は、常習性の有無が処分に大きく影響するでしょう。

今回の男性のように、実刑判決になると自分だけでなく、周りの家族にも迷惑をかけてしまう方は多くいらっしゃいます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、賭博事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が捜査されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

【お客様の声】少年による痴漢事件 不処分により退学を阻止

2025-09-21

本日紹介するお客様の声は、少年が電車内にて女性の足をスカートの上から触った痴漢事件です。
少年は、学生であり、事件のことが学校に知られたため、少年は退学する可能性がありましたが、弁護士の対応により、退学を免れ、不処分の処分を獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

少年は、学校に通学途中、電車内にて右隣に座っていた女性の足をスカートの上から触りました。
電車が停止した後、少年は降車しましたが、女性に呼び止められ、通報されました。
警察は少年を逮捕せず、在宅事件として捜査することになりました。
少年が事件を起こしたと知ったご両親は弊所に相談し、ご依頼されました。
対応した弁護士は、捜査機関を通じて、被害女性と示談交渉を行いました。
その後少年は家庭裁判所調査官から調査を受けましたが、事前に弁護士との綿密な打ち合わせや対策を行った結果、不処分の結果を得られました。
その結果を踏まえ、学校側も退学処分をすることなく、少年は学校生活を続けられました。

◆結果◆

不処分

◆解説◆

少年による痴漢事件においても、被害者の方と示談することは、重要な弁護活動です。
少年事件は示談が成立すれば終了するものではなく、警察が事件を検察に送致した場合、検察庁から家庭裁判所に事件が送致されることになります。
そして家庭裁判所に事件が送致されると、家庭裁判所の調査官が、少年を調査することとなります。
調査官は、少年の家庭環境や、生い立ち、生活環境等を調査し、その調査結果を踏まえて裁判官が、少年の処分を決定する事となるので、調査官の調査結果は極めて重要なものとなります。
弁護士は少年との打ち合わせだけでなく、ご両親とも綿密な打ち合わせや調査の対策を行いました。
調査に臨んだ少年とご両親は、弁護士のアドバイス通りに対応した結果、不処分の結果を獲得しました。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が捜査されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

少年事件に関するご相談

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【お客様の声】女子生徒にわいせつ画像を要求し逮捕 勾留延長を阻止し早期釈放を実現

2025-09-18

本日紹介するお客様の声は、学校で臨時講師として働いていた男性が、女子生徒に対しわいせつな画像を要求したことにより逮捕された事件です。
お客様は、被害者側の弁護士から高額な示談金を請求されており、困っていたところでした。
示談が成立しなかったため、男性は逮捕されてしまいましたが、弁護士の示談交渉により示談金を大幅に減額して示談が成立し、最終的には罰金処分を獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は臨時講師として学校で勤務しておりました。
ある女子生徒と仲良くなった男性は、連絡先を交換し、女子生徒に対し、冗談で裸の写真を送るよう指示したところ本当に送ってきたので、男性は「女子生徒が自分に好意があるのは間違い無いし、大事になることはないだろう」と軽い気持ちで、女子生徒に画像だけでなく動画等も送るよう指示しました。
女子生徒は画像や動画を送って、男性は拡散することなく自己所持しておりました。
その後、男性のもとに警察が来て、児童ポルノを送らせたことによる事件で捜査すると言われました。
被害者側の弁護士からも連絡がきて、被害届を取り下げるの代わりに高額な示談金を支払うよう連絡がありました。困り果てていた男性は弊所にご依頼されました。
対応した弁護士は、示談交渉から対応しましたが、対応している最中に男性は逮捕されました。
弁護士は即座に身柄を釈放するよう対応しましたが、やはり示談が成立しないと釈放されるのは難しい状況にありました。
弁護士は粘り強く交渉し続け、最終的に大幅な減額をして示談を成立させました。
男性は逮捕され、勾留されてしまいましたが、示談成立により勾留延長は免れました。最終的に罰金刑の処分となりました。

◆結果◆

勾留延長阻止
示談成立
罰金

◆解説◆

近年教師による生徒への性犯罪事案が多く発生しております。
教師が生徒に加害する事案は厳しく処分する風潮であり、今回の事件も示談が成立しましたが罰金処分となりました。
刑事事件において示談交渉はとても大切であり、示談交渉の可否で処分の重さが決まると言っても過言ではありません。
今回の事件では請求された示談金が非常に高額であり、男性側はどうしようもない状態にありました。
事件発覚前に弁護士を入れて早期に示談交渉をすれば逮捕されることを逃れたかもしれません。
示談金に決まった相場や金額はありませんが、弁護士の介入によって示談交渉の成功率は上がります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、児童ポルノ事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

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【お客様の声】酒に酔っての傷害事件で逮捕 示談によって不起訴を獲得

2025-09-15

本日紹介するお客様の声は、酒に酔った男性が、路上にて見知らぬ女性に対し暴行を加え、怪我をさせたことにより傷害で逮捕されてしまった事件です。
被害者の女性は全治2週間の怪我を負ってしまいましたが、弁護士の示談交渉により示談が成立し、不起訴処分を獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は自宅で友人とお酒を飲んでおりました。
男性は酔っぱらってしまい、記憶がないそうですが、一緒にいた友人の話では、気が大きくなり、外に飛び出したそうです。
その後男性は、路上にて面識のない女性に対し、頭部を抱え込み転倒させる暴行を加えました。
男性もその場で動けなくなり、女性が通報した警察官によって男性は逮捕されました。
男性が逮捕されたのを知った友人は、弊所に初回接見の依頼をし、弁護士が男性の元へ駆けつけました。
女性は全治2週間の怪我を負ってしまい、男性に対する処罰感情がありましたが、弁護士の粘り強い示談交渉にて宥恕(加害者を許すこと)ありの示談が成立しました。
示談が成立していることや、弁護士が提出した書類の判断もあり、不起訴の処分を獲得しました。

◆結果◆

不起訴

◆解説◆

被害者である女性は急に見ず知らずの男性に襲われ、怪我をしたことにより、当初はかなりの恐怖心と怒りがありました。
当初は示談に応じる気配はなく、男性からの謝罪文も受け取りませんでした。
しかし、弁護士は被害者女性に対するアプローチを変える等、粘り強く交渉した結果、示談に応じていただけました。
宥恕付きの示談が成立したことにより、検察は男性を不起訴処分にし、釈放されました。
傷害事件罪などの被害者がいる事件においては、示談の成立が不起訴処分の獲得に大きな影響を与えます。
起訴され、有罪判決を受けると、拘禁刑や罰金刑だけでなく、社会的信用を失うリスクもあります。
通常の日常に戻れるためにも、示談交渉の成否が重要になります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、傷害事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

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【お客様の声】児童ポルノ製造の少年 審判不開始により退学を回避

2025-09-12

本日紹介するお客様の声は、未成年の少年がSNSで知り合った未成年の少女の裸の画像を撮影し所持していた児童ポルノ事件です。
少年は、学生であり、事件のことが学校に知られたため、少年は退学する可能性がありましたが、弁護士の対応により、退学を免れ、少年審判不開始の処分を獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

少年はSNSで知り合った未成年の少女と連絡を取り合いお付き合いすることになりました。
実際に会って、デートをし、性交渉をすることもありました。その際に少年は少女の裸の画像を撮影し、少女も撮影することを承諾しておりました。
少女は少年と付き合えたことが嬉しくなり、少年と付き合えたこと、性交渉をしたこと、その様子を撮影したことを少年が通っている生徒に話してしまいました。
その後、少年は学校から事実確認をされ、警察に通報されました。
児童ポルノ事件として警察で事件化することになり、少年のご両親は弊所に相談し、弁護士に依頼されました。
対応した弁護士は、まず、少女に事実確認をしました。
少女は撮影することも承諾しており、強要や脅迫されたことは一度もないことを弁護士に話しました。
また少女は親に事件のことは知らせて欲しくないとの要望もありました。
弁護士は少女に被害意思がないこと。親には伝えて欲しくないこと。少年は画像を拡散せず自己で所有していること。
以上の事を学校側に訴え、退学処分をしないよう働きかけました。
学校側は家庭裁判所の判断によって処分を検討する方針になりました。
その後少年は家庭裁判所調査官から調査を受けましたが、事前に弁護士との綿密な打ち合わせや対策を行った結果、少年審判不開始の結果を得られました。
その結果を踏まえ、学校側も退学処分をすることなく、少年は学校生活を続けられました。

◆結果◆

審判不開始

◆解説◆

今回の事件は所謂、児童ポルノ規制法の事件であり、正式な法律名は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」となります。
様々な犯行形態がありますが今回の事件は児童ポルノの所持、製造に当たります。
事件は未成年の少年がおこした事件ですので、少年法が適用されます。
警察の捜査を受けた後、検察庁に事件が送致され、検察庁から家庭裁判所に事件が送致されることになります。
そして家庭裁判所に事件が送致されると、家庭裁判所の調査官が、少年を調査することとなります。
調査官は、少年の家庭環境や、生い立ち、生活環境等を調査し、その調査結果を踏まえて裁判官が、少年の処分を決定する事となるので、調査官の調査結果は極めて重要なものとなります。
弁護士は少年との打ち合わせだけでなく、ご両親とも綿密な打ち合わせや調査の対策を行いました。
調査に臨んだ少年とご両親は、弁護士のアドバイス通りに対応した結果、少年審判が開始されない審判不開始の結果を獲得しました。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

【お客様の声】青少年育成条例違反、児童ポルノで捜査されていた男性 被害者との示談により不起訴を獲得

2025-09-08

未成年の少女と性交をし、その様子を動画に収め、動画を販売していた事件について、示談交渉を成立させ、不起訴を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部が紹介します。 

ネット犯罪

◇事件概要◇

大学生の男性が、出会い系アプリで知り合った未成年の少女と関係を持ち、性交渉しました。
男性は少女の合意のもと、性交の様子を動画に収め、その動画をSNS上で販売し、利益を得ていました。
その後、撮影されることに嫌気がさした少女は警察に相談し、男性は警察から捜査されましたが、被害者との示談が成立し不起訴処分となりました。

◇結果◇

不起訴処分

◇事件経過と弁護士活動◇

男性は大学生であり、就職活動など進路を決める大事な時期でした。
男性の親御さんは、息子さんの将来のため、前科は覚悟の上、実刑だけは避けたいとのことで弊所にご依頼されました。
依頼を受けた弁護士は捜査機関を通じて、少女の親御さんと連絡を取りました。
弁護士は男性からの謝罪と示談を受け入れられるか提案したところ、少女の親御さんは拒否しました。
未成年の娘に手を出しただけでなく、販売していたことにより被害感情がかなり高く、交渉は難航しました。
しかし、弁護士が粘り強く説得した結果、示談交渉を成立させました。
少女のご家族は弊所から遠方にお住まいでしたが、弁護士が何度も直接交渉に赴いたことが評価され、示談に応じてくださいました。
そして、示談が成功していることも含めて検察官と交渉し、最終的に不起訴処分を獲得することにも成功しました。 
その後男性は無事大学を卒業し、就職していきました。

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【お客様の声】無銭飲食で逮捕の少年 早期釈放と不処分を実現

2025-09-05

本日紹介するお客様の声は、未成年の学生がカラオケ屋で無銭飲食をし、逮捕されてしまった少年の事件です。
少年は、学生であり、逮捕されたことが発覚すれば学校を退学させられる可能性がありましたが、弁護士の早期対応により、勾留を阻止し、少年審判では不処分を獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

逮捕

◆事件内容と経過◆

少年は友人と待ち合わせるまでの時間をつぶすために1人でカラオケ屋に入店しました。
食事やドリンクバーを注文してカラオケを利用していた際、友人から近くに来たと連絡があり、少年は料金を支払わず、カラオケ屋を退店しました。
少年は以前にも同じカラオケ屋で同様の行為をしており、次お店に行った時に2回分の料金を払えば問題ないだろうと思い込みその日は帰宅しました。
翌日、料金を支払うためにカラオケ屋に赴いたところ、店員が警察に通報し、その場で逮捕されました。
少年を逮捕したと連絡を受けた少年のご両親は弊所に初回接見の依頼をし、弁護士が少年の元へ駆けつけました。
学校に逮捕されたことが発覚すると退学処分になる可能性があるため、両親は早期の身柄解放を希望されておりましたが、弁護士の弁護活動により、勾留を阻止することができました。
その後少年は少年審判にかけられましたが、少年及びご両親との綿密な打ち合わせや対策を行った結果、不処分の結果を得られました。

◆結果◆

勾留阻止
不処分

◆解説◆

無銭飲食や食い逃げと言われると大した犯罪行為では無いように聞こえますが、刑法上では詐欺罪に当たる可能性が高いです。
詐欺罪の法定刑は、「1カ月以上10年以下の拘禁」となっており、罰金刑はありません。
事件は未成年の少年がおこした事件ですので、少年法が適用されますが、逮捕、勾留に関しては通常の事件とほとんど同じように扱われます。
今回の少年は逮捕され、勾留されそうになりましたが、弁護士が勾留を阻止する書類や働きかけをした結果、勾留されることなく釈放することができました。
勾留が阻止できても事件が終了したわけではありません。
少年は今回が初めての犯行ではなく、同様の店舗で複数回犯行に及んでいるので悪質に思われる可能性もありました。
少年審判は本人の反省も大事ですが、家庭環境によっても処分が変わります。
弁護士は本人との打ち合わせだけでなく、ご両親とも綿密な打ち合わせや家庭裁判所調査官からの調査の対策を行いました。
調査に臨んだ少年とご両親は、弁護士のアドバイス通りに対応した結果、保護観察や試験観察の必要がない不処分の結果を獲得しました。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

【お客様の声】大麻所持で逮捕 早期釈放と執行猶予を獲得

2025-09-02

本日紹介するお客様の声は、警察からの職務質問で所持していた大麻が見つかり、逮捕されてしまった男性の事件です。
男性は、同様の前科がありましたが、弁護士の早期対応により、勾留を阻止し、裁判では執行猶予をを獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は、駐車場に車を止めた際、警察官から職務質問で呼び止められました。
男性は以前にも大麻の所持で逮捕された経験があったため大麻を隠そうとしましたが警察官に見つかり、男性はその場で逮捕されました。
逮捕される前に男性は家族に電話し、弁護士を派遣して欲しい旨の連絡をしていました。
家族の方は弊所に初回接見の依頼をし、弁護士が男性の元へ駆けつけました。
男性は逮捕されましたが、弁護士が早期の弁護活動を行い、勾留を阻止することができました。
検察は男性を起訴し実刑を求刑しましたが、弁護士との綿密な打ち合わせや対策をしており、何より家族の協力もあり、執行猶予の判決となりました。
男性は会社員として働いていたので、早期に身柄が解放されて、実刑も逃れたため、事件が会社に伝わることなく通常通りの生活を送ることができました。

◆結果◆

勾留阻止
執行猶予

◆解説◆

2024年12月12日の法改正により、大麻の規制体系は大きく変わりました。
この改正により、大麻は麻薬取締法上の「麻薬」に分類され、使用も厳しく処罰されるようになりました。
改正後は、大麻の使用・所持・譲り受け・譲り渡しに7年以下の懲役が法定刑として定められています。
また、営利目的でこれらの法律に違反した場合は、更に重い刑罰が科される可能性があります。
今回の事件は法改正前の事件であったため大麻取締法違反のみの起訴でしたが、今後は麻薬及び向精神薬取締法違反として処罰される可能性があります。
男性は前回逮捕された際、もう大麻はやめると誓ったにもかかわらず、仕事が忙しく、非常にストレスがたまっていたことにより再度大麻に手を出してしまいました。
男性は家族に迷惑をかけたことを猛省し、今後は家族も男性のことをサポートすることを誓い、再犯しない体制を整えました。
そういった事情を裁判所が汲み取り、同様の前科がありましたが、執行猶予の判決が下りました。

厳罰化されたにもかかわらず大麻の摘発は増加しております。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、薬物事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談下さい。

未成年に現金を渡してわいせつ行為 公務員が逮捕~①~

2025-08-28

未成年に現金を渡してわいせつな行為をしたとして公務員の男性が逮捕された事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説します。

参考事件

刈谷市役所で働いている公務員のAさんは、数か月前にSNSで知り合った未成年女児と会いました。
そして、この女児に現金2万円を渡し、カラオケボックスで胸を触る等のわいせつ行為に及んだのです。
この件で、Aさんは、先日自宅を訪ねてきた刈谷警察署の警察官に逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)

このような事件をニュース等で目にすることはよくあります。
そこで本日のコラムでは、未成年に現金を渡してわいせつ行為をするとどのような罪に該当し、逮捕された際の刑事手続きについて等について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説します。

どんな罪に当たるの?

児童買春

未成年の児童に現金等を渡したり、渡す約束をしてわいせつな行為に及べば児童買春の罪に当たります。
児童買春については、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」に規定されています。
ここでいう児童とは、18歳未満であれば男女を問いません。
ここでいうわいせつな行為とは、性交等(性交若しくは性交類似行為をし、又は自己の性的好奇心を満たす目的で、児童の性器等(性器、肛門又は乳首をいう。以下同じ。)を触り、若しくは児童に自己の性器等を触らせることをいう。)をすることをいいます。(同法第2条2項から抜粋)
参考事件の、児童の胸を触る行為は、これに該当します。
また児童買春の罪で有罪となると「5年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金」が科せられます。

不同意わいせつ罪

相手の同意なくわいせつな行為に及ぶと、刑法に定められている不同意わいせつ罪となります。
一見すると、お金を渡して相手がわいせつな行為に了承しているのであれば、不同意わいせつ罪は成立しないように思いますが、同意があったとしても
●相手が13歳未満の場合
●相手が13歳以上16歳未満の時は、行為者が5歳以上年長の場合

は、例え、相手の同意があったとしても不同意わいせつ罪が成立します。
不同意わいせつ罪で有罪となると「6月以上10年以下の拘禁刑」が科せられます。

行為の内容によっては、別の法律や条例に抵触する場合もあります。
大切なのは、どういった行為が、どういった法律や、条令に抵触するのかを知っておくことです。

~次回に続く~

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部では、刑事事件に関するご相談を初回無料で、また警察等に逮捕されてしまっている方には弁護士を派遣する初回接見サービスを提供している刑事事件専門の法律事務所です。
無料法律相談や、初回接見サービスのご予約は
フリーダイヤル 0120-631-881(24時間・年中無休)
にて受け付けておりますので、お気軽にお電話ください。

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