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名古屋市の窃盗事件で逮捕 少年事件に強い弁護士

2015-04-29

名古屋市の窃盗事件で逮捕 少年事件に強い弁護士

名古屋市中区在住10代少年Aくんは、愛知県警中警察署により窃盗の容疑で書類送検されました。
同署によると、同市内のショッピングセンターで、真珠の店頭販売をしていた女性(50)から現金が入った財布などを盗んだ疑いを持たれています。

今回の事件は、平成27年4月27日、TBSニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~窃盗罪の法定刑~

窃盗罪とは、他人の財物を断りなく持ち出したり使用したりする犯罪をいいます。
窃盗罪の法定刑は、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金です(刑法第235条)。
窃盗罪は未遂も罰せられます(刑法第243条)。

なお、窃盗罪は自分の物を盗み出した場合にも成立します。
なぜなら、窃盗罪は誰の持ち物であるかに関わらず、その物を所持しているなどの事実上の支配状態を侵害した場合に成立すると解されているからです。
盗まれた自転車を自ら取り返すといったケースは、まさに典型例です。
気を付けましょう。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成24年2月10日、松山地方裁判所で開かれた窃盗教唆被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、何らの処分権限もないにもかかわらず、事情を知ったAに対し、D所有のパワーショベル1台(時価約50万円相当。以下「本件ユンボ」。)を売却した。
Aに本件ユンボを搬出するよう申し向け、搬出して窃取することを決意させた。
Aは、情を知らない中古車販売業者従業員Bらに本件ユンボを搬出させるという方法により、本件ユンボを窃取させ、もって窃盗を教唆した。

【判決】
懲役1年8月
(求刑 懲役2年)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被害品が被害者の下に回復されていること

少年事件では、事件直後・逮捕直後の取調べ対応が最終的な刑事処分に大きく影響します。
少年院に入らない」「前科をつけない」ためには、弁護士の早期対応が不可欠です。
あとから後悔する前に、まずは少年事件専門弁護士に相談してみませんか?
窃盗事件でお困りの方は、少年事件に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
なお、愛知県警中警察署に現行犯逮捕された場合、初回接見サービスの費用は3万5500円です。

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈に強い弁護士

2015-04-28

名古屋市の大麻取締法違反事件で逮捕 保釈に強い弁護士

名古屋市中村区在住20代男性バスケットボール選手Aさんは、愛知県警中村警察署により大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、乾燥大麻およそ18gをアメリカから国際郵便で、名古屋市にあるチームの事務所宛てに密輸した疑いが持たれています。
Aさんは、容疑を認めているということです。(フィクションです)

~大麻取締法違反とは~

大麻の栽培、輸入、輸出をした場合は、7年以下の懲役です。
営利目的の場合の大麻の栽培、輸入、輸出は、10年以下の懲役または懲役と300万円以下の罰金の併科です。
大麻の栽培、輸出、輸入は予備と未遂も罰せられます(大麻取締法第24条、24条の4)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成17年1月27日、神戸地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法、大麻取締法違反被告事件です。

【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、みだりに、A堂B支店前路上に停車中のタクシー内において、覚せい剤粉末合計約5.21グラム及び大麻草約0.287グラムを所持した。

【判決】
懲役4年

【量刑の理由】
・これだけの量の覚せい剤や大麻草、注射器を所持してタクシーに乗車した犯行態様は悪質
・被告人は、これまで覚せい剤取締法違反を含む前科4犯を有しながら、またもや本件各犯行に及んだ

大麻取締法違反事件でお困りの方は、保釈に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
保釈制度を利用すれば、起訴された後でも留置場や拘置所から出られる可能性があります。
まずは、刑事事件専門弁護士に相談することからスタートしましょう。
なお、愛知県警中村警察署に勾留されている場合、初回接見サービス(3万3100円)もおすすめです。

名古屋市の強盗予備事件で逮捕 前科回避の弁護士

2015-04-27

名古屋市の強盗予備事件で逮捕 前科回避の弁護士

名古屋市中川区在住50代無職Aさんは、愛知県警中川警察署により強盗予備の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、同市内のパチンコ店の店内で、正当な理由なく刃渡り約9・7cmの果物ナイフを所持していたようです。
Aさんは「強盗目的だった」などの供述を続けています。

今回の事件は、フィクションです。

~強盗予備罪とは~

強盗予備罪とは、強盗をする目的で、凶器の入手や情報収集などの準備をした場合に成立する罪です(刑法237条)。
強盗予備罪の法定刑は、2年以下の懲役です。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成16年6月23日、神戸地方裁判所で開かれた道路交通法違反、強盗予備被告事件です。

【事実の概要(一部抜粋)】
被告人は、A及びBと共謀の上、C方前路上において、自動装てん式けん銃1丁及びガムテープ等を携帯して、金員強取の機会をうかがい、もって、強盗の予備をした。
その際、被告人もC方に押し入って金員を強取する目的を有していた。
もっとも、被告人においては、A及びBが上記自動装てん式けん銃1丁及びけん銃実包5発携帯していることを認識していなかったものである。

【判決】
懲役2年
執行猶予4年
(求刑 懲役2年)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・強盗の実行に至る前に警察官に発覚し、幸いにも予備の段階に止まっていること
・強盗の計画にはずさんな点も多々あったこと
・被告人は、共犯者間においては従属的な立場

強盗予備罪でお困りの方は、前科回避を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
まずは、無料法律相談から始めましょう。
刑事事件専門の弁護士が事件の見通しや基本的な弁護方針などについて、親切丁寧にご説明します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合には、初回接見サービス(初回接見費用:3万5000円)もおすすめです。

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 身柄解放の弁護士

2015-04-26

名古屋市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 身柄解放の弁護士

名古屋市中川区在住60代男性タクシー運転手Aさんは、愛知県警中川警察署により覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、自宅やその周辺で、微量の覚せい剤を所持していた疑いです。
同署は、Aさんが暴力団関係者から覚せい剤を入手したとみて調べているそうです。

今回の事件は、平成27年4月9日、北海道新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~覚せい剤取締法違反の法定刑~

覚せい剤の単純所持の法定刑は、10年以下の懲役です(覚せい剤取締法第41条の2第1項)。
営利目的で同罪を犯した場合、1年以上の有期懲役または1年以上の有期懲役及び500万円以下の罰金になります(覚せい剤取締法第41条の2第2項)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年1月10日、神戸地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法違反被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、法定の除外事由がないのに、覚せい剤であるフエニルメチルアミノプロパン又はその塩類若干量を自己の身体に摂取し、もって、覚せい剤を使用したものである。

【判決】
懲役2年
(求刑 懲役3年)

【量刑の理由】
・相当期間にわたって覚せい剤の使用を続けていること
・平成8年12月に覚せい剤取締法違反(覚せい剤の自己使用)の罪等で
執行猶予付きの懲役刑に処せられていること
・服役したのにまたもや本件犯行に及んだものであること

覚せい剤取締法違反事件でお困りの方は、身柄解放活動を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
早期身柄解放を実現するには、早期に弁護活動を開始することが重要になります。
お困りの方は、逮捕前でも構いませんので、ぜひ出来るだけ早くご相談にお越しください。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合、警察署に弁護士を派遣することも可能です(初回接見サービス、費用:3万5000円)。

名古屋市の有価証券偽造等事件で逮捕 釈放の弁護士

2015-04-25

名古屋市の有価証券偽造等事件で逮捕 釈放の弁護士

名古屋市中村区在住20代男性無職Aさんは、愛知県警中村警察署により偽造有価証券行使詐欺の疑いで逮捕されました。
同署によると、Aさんは、ネット交流サイト上でEXILEのコンサートチケットを希望した男性(当時19)に「連番が2セットで合計4枚あります」
などと、うそを書き込みチケット2枚の代金として、現金1万8000円を口座に振り込ませた疑いが持たれている。

今回の事件は、平成27年4月16日のFNNニュースの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~有価証券偽造等罪とは~

有価証券偽造等罪とは、行使の目的で公債証書・官庁の証券・会社の株券その他の有価証券を偽造し、又は変造した場合に成立する罪です。
有価証券偽造等罪の法定刑は、3月以上10年以下の懲役です(刑法第162条1項)。

この罪のポイントは、罪の成立に「行使の目的」が必要ということです。
「行使の目的」とは、その用法に従って真正なまたは内容の真実な有価証券として使用する目的のことです。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年7月8日、大阪地方裁判所で開かれた有価証券偽造、同行使被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、医療法人社団理事B1から、同人が株式会社Cに割引目的で交付した医療法人社団理事長B2名義の約束手形の回収を依頼され、これを回収したものである。

(有価証券偽造の事実)
回収した約束手形のうちの1通は、その振出人欄に社団理事長B2の名義が記入され、同法人印の捺印があったものの、金額欄、受取人欄及び支払期日欄等が白地であった。
被告人はこれを奇貨として、上記手形の各白地欄に金額等を記入して約束手形を偽造した。
その上、銀行に取立てを依頼することを企て、株式会社D1事務所において、行使の目的で、ほしいままに、情を知らない同社従業員E1をして以下の通り記載させた。
・金額欄「¥300,000,000※」
・受取人欄「被告人」
・振出日欄「14 5 20」
・支払期日欄「14 6 19」
以上をもって、医療法人社団A1会理事長B2振出名義の約束手形1通を偽造した。

(偽造有価証券行使の事実)
株式会社F1銀行F2支店において、情を知らない株式会社D1従業員をして、同支店行員に対し、あたかも上記手形が真正であるもののように装って取立方を依頼した。
これにより、上記偽造に係る上記手形1通を提出行使したものである。

【判決】
懲役2年
執行猶予3年
(求刑 懲役6年)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人が、本件手形について依頼返却をしているという事情
・被告人の年齢、健康状態

有価証券偽造事件でお困りの方は、釈放獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件に精通した弁護士が、迅速かつ的確に早期釈放に向けた弁護活動を開始します。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕・勾留されているときには、初回接見サービスにより警察署に即日弁護士を派遣することも可能です(初回接見費用:3万3100円)。

名古屋市の傷害事件で逮捕 正当防衛の弁護士

2015-04-24

名古屋市の傷害事件で逮捕 正当防衛の弁護士

名古屋市中川区在住10代男性アルバイトAさんは、愛知県警中川警察署により傷害の容疑で逮捕されました。
Aさんは、友人2人とともに帰宅途中の男性会社員(44)に「何にらんでんだよ」などと因縁を付け、5分間にわたって殴る蹴るの暴行を繰り返しました。
3人とも容疑を認めているそうです。

今回の事件は、平成27年4月20日の産経新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~傷害罪のポイント~

傷害罪のポイントの一つは、どういった状態を「傷害」と言うかという点です。
実務上は、人の生理的機能に障害を与えることを傷害と理解しています。
ですから、外形上何ら傷害を認識する余地がなくとも、傷害になるケースがあり得ます。
例えば、飲み物に下剤を入れて腹痛を起こさせたというケースです。

もっとも、日常生活に支障を来さず、病院に行く必要もないなど、あまりにも軽微な生理的機能の障害については、傷害罪に当たらないとされています。
この場合、暴行罪(刑法208条)の成否が問題となります。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成25年10月31日、横浜地方裁判所で開かれた傷害被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、平成24年4月8日午前7時30分頃、横浜市a区b町先路上において、A(当時30歳)に対し、その顔面をげんこつで多数回殴るなどした。
よって、同人に全治約1か月間を要する右前頭骨骨折、右眼窩骨折の傷害を負わせたものである。

【判決】
無罪

【量刑の理由】
被告人の本件暴行には正当防衛が成立するというべきである。

傷害事件でお困りの方は、刑事事件専門の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
傷害事件などでは、被告人側にも暴行に及んだ正当な理由があることもあります。
こうした場合には、その旨を主張し、正当防衛が認められるようにしましょう。
正当防衛が認められる場合、暴行行為の違法性が否定されるので、無罪判決を受けられます。
なお、傷害事件で逮捕された場合でも、警察署などで弁護士と直接面会できる有料サービスがあります(愛知県警中川警察署の場合:3万5000円)。

名古屋市の公然わいせつ事件で逮捕 不起訴の弁護士

2015-04-23

名古屋市の公然わいせつ事件で逮捕 不起訴の弁護士

名古屋市中区在住50代男性記者Aさんは、愛知県警中警察署により公然わいせつの容疑で現行犯逮捕されました。
Aさんは、同市内の大型商業施設でパート女性の前で下半身を露出したようです。
目撃者から連絡を受け駆け付けた愛知県警中警察署の警察官がAさんを現行犯逮捕しました。

今回の事件は、平成27年2月26日、産経WESTの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~公然わいせつ罪とは・・・~

刑法174条によると、「公然とわいせつな行為をした」場合、公然わいせつ罪が成立します。
「公然」とは、不特定または多数の人が認識できる状態ということです。
つまり、わいせつな行為を見た人などが、不特定であるかあるいは、多数人であればよいのです。
ですから、仮に陰茎を露出するなどのわいせつな行為を認識した人が1人だったとしても、公然わいせつ罪は成立しえます。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成14年9月26日、神戸地方裁判所で開かれた公然わいせつ被告事件です。

【事実の概要】
被告人が犯行に及んだ場所は、西日本旅客鉄道株式会社B駅から同社D駅までの間を走行中の普通電車の前から2両目の車両内である。
向側の座席に座っていた乗客のV(当時47歳)ら不特定又は多数人の容易に覚知しうる状態で、ことさらに自己の陰茎を露出したうえ、勃起した陰茎を示した。
以上をもって、公然とわいせつの行為をしたものである。

【判決】
懲役4月

【量刑の理由】
・昭和46年から平成11年にかけて同種罰金前科5犯を有している
・神戸地裁で公然わいせつ罪で懲役6月(執行猶予3年)に処せられた後10か月も経ないで、執行猶予中の身でありながら、またしても、公然わいせつの犯行に及んだ

公然わいせつ事件でお困りの方は、不起訴処分獲得を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
不起訴処分を獲得できれば、前科が付かなくて済みます。
初回相談は、全て無料です。
また、公然わいせつ事件で逮捕されてしまった場合には、初回接見サービスもあります。
初回接見サービスによれば、逮捕されていても警察署などの留置施設で弁護士と直接面会できます。
ちなみに、愛知県警中警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万5500円です。

名古屋の虚偽告訴事件で逮捕 勾留に強い弁護士

2015-04-20

名古屋の虚偽告訴事件で逮捕 勾留に強い弁護士

名古屋市中村区在住50代無職Aさんは、愛知県警中村警察署により虚偽告訴罪の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは「夫を訪ねてきた同市に住む建材業Bさん(63)からわいせつ行為をされた」などと、同署に虚偽の被害届を出したようです。
これにより、Bさんは無実にも関わらず、強制わいせつの疑いで同署に逮捕・19日間に渡って勾留されました。

今回の事件は、平成15年8月28日の毎日新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~虚偽告訴等罪とは~

虚偽告訴罪とは、他人に刑事処分や懲戒処分を受けさせる目的で、偽りの告訴・告発などをした場合に成立する罪です(刑法172条)。
警察などへの虚偽告発だけでなく、他の役所などへの虚偽申告も含まれます。
もっとも、警察や他の役所への虚偽申告は、事件を認知させ、取調べや調査を促すに足りる程度の具体性を持った事実でなければなりません。
虚偽告訴等罪の法定刑は、3月以上10年以下の懲役です。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年10月24日、大阪地方裁判所で開かれた虚偽告訴、強盗未遂、窃盗、詐欺被告事件です。

【事実の概要(虚偽告訴罪の部分のみ抜粋)】
被告人は、被害者を装ったAと共謀の上、地下鉄駅長室において、痴漢発生の通報を受けて駆けつけた司法警察員らに対し以下の通り、申し向けた。
「女性の後ろに立っていた男が、女性のお尻を触っていました。撫で回すように触っていました。僕は男の腕をつかみ、痴漢された女性と一緒に駅長室に連れて来ました。」
「あの男が痴漢の犯人です。」
なお、被告人は、同線で乗り合わせた乗客であるXがAの身体に触った事実はないこと、及び虚偽申告によりXが刑事処分を受けることを認識していた。

以上の通り、被告人はXが大阪府迷惑防止条例違反をした旨の虚偽の被害申告をし、もって、人に刑事処分を受けさせる目的で虚偽の申告をしたものである。

【判決】
懲役5年6月

【量刑の理由】
(被告人に有利な事情)
虚偽告訴についてはAが犯行の6日後に警察に自首したことを契機に、被害者Xにかけられていた嫌疑が完全に晴らされるに至っていること。

虚偽告訴事件でお困りの方は、身柄解放を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
大切な方が勾留されている場合でも、万全の身柄解放活動で一日も早い釈放を目指します。
なお、愛知県警中村警察署に勾留されている場合、初回接見サービスで弁護士を派遣する方法もお勧めです(初回接見費用:3万3100円)。

名古屋の強制わいせつ事件で逮捕 示談の弁護士

2015-04-19

名古屋の強制わいせつ事件で逮捕 示談の弁護士

名古屋市中区在住20代男性教諭Aさんは、愛知県警中警察署により強制わいせつ未遂の容疑で再逮捕されました。
同署によると、Aさんは、市内にあるマンションの20代女性方に侵入し、背後から女性に抱きつくなどしたようです。
Aさんは「興奮を抑えきれなかった」と容疑を認めているそうです。

今回の事件は、平成27年4月9日、産経WESTの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~強制わいせつ罪と強姦罪の罪は重い~

強姦罪・強制わいせつ罪は、性犯罪の中でも法定刑が重く、裁判においては実刑判決の可能性が高い犯罪です。
強姦罪・強制わいせつ罪ともに法定刑に罰金刑が定められていないため、起訴されれば正式裁判となります。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成18年4月13日、松山地方裁判所で開かれた強制わいせつ致傷被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、帰宅途中のA(当時21歳)を認めるや、付近の暗がりにおいて、強いて同女にわいせつな行為をしようと企てた。
同人は、B社C営業所北側路上において、Aに対し 「おまえ,にらまんかったか 」などと因縁をつけ、右手でAの頭部を押さえつけた。
その上、果物ナイフ様の凶器を示し 「俺を抱きしめろや」「俺ナイフ持っとんぞ,言うこと聞いたら何もせんけん。いいけんこっちにこいや 」などと申し向けた。

その後、Aの左手首をつかんでD社Eセンター敷地内の方向へ引っ張り、同センター北側路上で、Aに対し次のように脅迫・暴行を加え強いてわいせつな行為をしようとした。
・「大きな声を出したら刺すけんの。何もせんけん,言うことだけ聞いとったらええけん 」などと申し向けた。
・同女の顔面を手拳で2回殴打するなどの暴行

しかし、Aに抵抗されたためその目的を遂げずその際、上記暴行により、Aに加療約4週間を要する鼻骨骨折等の傷害を負わせたものである。

【判決】
懲役3年
(求刑 懲役3年6月)

【量刑の理由】
・被害者に対し約4週間の治療を要する傷害を負わせている
・被告人による慰謝の措置が何ら講じられていない
・被告人は,捜査・公判を通じて不合理な弁解に終始し全く反省していない

強制わいせつ事件でお困りの方は、示談に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
弊所にお任せいただいた場合、刑事事件専門弁護士が迅速に示談交渉を開始し、早期事件解決につなげていきます。
なお、強制わいせつ事件で愛知県警中警察署に勾留されている場合、初回接見費用は3万5500円です。

名古屋市の強盗事件で逮捕 即日面会の弁護士

2015-04-18

名古屋市の強盗事件で逮捕 即日面会の弁護士

名古屋市中川区在住20代男性とび職Aさんは、愛知県警中川警察署により強盗未遂の容疑で逮捕されました。
同署によると、同市同区のコンビニエンスストアに押し入り、店員に刃物を押しつけ、「金を出せ」と脅したようです。
Aさんは「金をとるつもりで入った」と容疑を認めているという。

今回の事件は、平成27年4月3日、日本テレビの記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~強盗とは~

強盗罪は、相手方が反抗できないほどの暴行・脅迫によって、反抗できなくなった相手方からお金などの金品や利益を奪い取る犯罪です。
強盗罪の法定刑は、5年以上の有期懲役です(刑法第236条)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成20年2月12日、大阪地方裁判所で開かれた強盗、強盗致傷、窃盗被告事件です。

【事実の概要(強盗の部分のみ抜粋)】
被告人は、被告人A、同B、C及びDと共謀の上、パチンコ店景品交換所の景品交換用の金員を強取しようと企てた。

Eパチンコ店南側路上において、同所に勤務するG及び上記パチンコ店店員Hに対して、
・被告人が上記Hの胸部に手にしたガス銃を突きつけ「金,金。」と脅迫する
・上記Dが上記Gに向けて手にした催涙スプレーを構えて脅迫する
などして、もって、上記H及び上記Gの反抗を抑圧した。

そして、以下の財物を強取した。
・上記H及び上記Gが所持していた財団法人F協会理事長Iが管理する現金794万3500円
・文鎮等108点在中のアラーム付き防犯バッグ1個(時価合計9万6900円相当)
・上記G所有の巾着袋(時価合計500円相当)

【判決】
懲役6年
(求刑 懲役9年)

【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人の本件各犯行における地位・役割は従属的なものといわざるをえないこと
・被告人側が,合計72万円を支払い,被害者との間でそれぞれ示談を成立させ,寛大な処分を求める書面が提出されていること
・前科がなく,現在21歳と若年であること

強盗事件でお困りの方は、刑事事件専門の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
逮捕直後には、即日対応可能な初回接見サービスをご利用ください。
刑事事件専門の弁護士がいち早く駆けつけ、逮捕・勾留されている方と面会し万全のサポートを尽くします。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合、初回接見費用は3万5000円です。

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